風呂の湯、60度にすると節電になります! すぐできる「簡単節約術」

ライフスタイル
2023.01.18

文・平野絢子 イラスト・宮本志保

女性たちが実際にやっている、身近なエコ活動をご紹介。77回目は、ecocoメンバーのT.Kさん。今回はお風呂時間でできるエコなことをご紹介します。

お風呂時間で簡単節約術! お風呂でできるエコなこと

©宮本志保
©宮本志保

【最近やってるecoなこと】vol. 77

1月に入り、本格的に寒さが増す季節となりました。冬になると全身が温まるお風呂時間が恋しくなる方も多いのではありませんか。最近では、健康のために「温活」というワードもよく聞くようになりました。お風呂時間も温活の一つ。毎日入るお風呂時間でも、エコにつながる方法をご紹介します。

お風呂のお湯は半分くらいにする

T.Kさん 毎日お風呂に入っていますが、我が家はオール電化でエコキュートを使っていて、お湯を使いすぎるとタンクが空になっちゃうので余計に気にしています。湯船に溜めるお湯を半分ぐらいにすることで、お風呂に浸かった時にお湯が溢れ出ることがなく、溜めたお湯を無駄にすることもありません。

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ーーエコキュートとは、再生可能エネルギーを利用した給湯器のこと。ヒーターで加熱するのではなく、大気の熱を取り込みヒートポンプで圧縮して少ない電力でお湯を作ります。割安の夜間電力を使用してお湯を沸かすため、電気代削減にもつながります。

お湯の温度設定は熱くする

T.Kさん エコキュートでは、給湯器の設定を60度となるべく高くしておいて、後から水を加えることで、使うお湯の温度を調節するようにしています。そうすることでお湯にする熱量を抑えられて節電になると、工務店の方に教えてもらいました。

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ーーほかにもecocoメンバーがやっている、お風呂でできるエコ行動を紹介します。

お湯を入れたペットボトルをお風呂に入れる

お湯を入れたペットボトルを湯船に入れると、お湯の量が少なくても、かさ増しできるからエコになります。ガスストーブを使っている方は、上にやかんを置いてお湯を沸かし、そのお湯を少しさましてペットボトルに入れて2〜3本お風呂に入れている方もいます。

※ オレンジ色のキャップの、お湯を入れてもよいペットボトルを使い、お湯の温度は80度までにします。

水道やシャワーの水をこまめに止めることを意識する

髪の毛を洗っている時など水道やシャワーを流しっぱなしにすることはありませんか? たくさんのお湯を出すのでエネルギーもたくさん使います。水道代の節約にもつながるため、こまめに止めることを意識することもエコの行動の一つです。

シャワーだけの入浴時は浴槽内で浴びる

お風呂にお湯を貯めなくても、浴槽内でシャワーを浴びるとその溜まったお湯を残り湯として利用できます。

節水シャワーヘッドを使用する

節水シャワーヘッドとは、穴の数を減らしたり、穴の大きさを小さくすることで節水効果のあるシャワーヘッドのこと。水圧を高めてシャワーの勢いを強めているので、少ない水の量で勢いのあるシャワーが出せます。手元でシャワーを止めたり、水圧の調整ができたりと便利な機能も魅力的。

お風呂にお湯を貯めたらシャワーを使わない

カラダや髪の毛を洗う際は、お風呂のお湯を利用して、なるべくシャワーを使わないようにすると節約につながります。

追いだきを減らす

なるべく間隔をあけずに入浴したり、お風呂の蓋を利用して保温します。

いかがでしたか?
すぐに真似できることも多いお風呂時間の節約&エコ方法。ぜひ試してみてくださいね。

T.K
34歳、青森県在住

ecoco代表 平野絢子
エコをテーマとし全国の女性を集めた団体「ecoco」を立ち上げ、身近にできるエコ活動、エコを通した地域活性とウーマンエンパワーメントを推進している。
また岡山県の観光特使として東京を拠点に行き来するデュアルライフを行いながら、せとうちの農園や市場、工場などに自ら足を運び、創り手の‟想い”を伝えるため、商品開発、営業、PRなどを企業と一緒に行っている。

エコキュートの節約
https://enechange.jp/articles/ecocute-saving

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https://instagram.com/ecoco_eco/

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