文・平野絢子 イラスト・宮本志保
おうちコーヒーでできるエコなこと
【最近やってるecoなこと】vol. 75
冷え込む季節になりました。美味しく温かいコーヒーを飲む時間も幸せのひとときです。朝の出社前やリモートワークの休憩中、休日など、おうちでコーヒーを淹れて飲む機会が増えた方も多いのではないでしょうか。
おうちでコーヒーを飲むときもごみを減らしたりとエコな取り組みができます。毎日コーヒーを飲む宮本さんは、使い捨てのフィルターではなく布のフィルター「ネルドリップコーヒー」を使っているそうです。今回はネルドリップコーヒーで淹れるコーヒーの魅力をご紹介します。
布フィルター「ネルドリップコーヒー」でごみを減らす
使い捨ての紙フィルターではなく、何度も洗って使えるのでお財布にも環境にも優しい「ネルドリップコーヒー」は衣服のネルシャツと同じ素材の布フィルターです。「ネルドリップコーヒー」の「ネル」は「フランネル」を略した言葉だそうです。
宮本さん コーヒーが好きで、毎日自宅で昼食後に飲むことが習慣になっています。また、土日は朝ごはんのときにもコーヒーを淹れて楽しんでいます。
最近紙のフィルターから布フィルターに変えて、コーヒーをドリップして入れるようになりました。布フィルターは使い終わったら水洗いで流して、軽く水気を切って冷凍庫に保管するようにしています。なので、紙フィルターと異なり、豆のカス以外ほとんどゴミが出ません。
まろやかな味わいの「ネルドリップコーヒー」
宮本さん 以前は個包装になっているペーパードリップのものを使っていたのですが、コーヒー豆をサブスクし始めたので、毎回その時に飲む分の豆をミルで挽いてコーヒーを淹れるようになりました。フレッシュな状態で楽しめるのでお気に入り。
そこからまた工夫を重ねてエコも意識したくなったので布フィルターに変えました。夫は布フィルターに変えたことで、味がまろやかになったと言っています。
紙のフィルターよりも、目が粗いのでコーヒーオイルが多く抽出され、コーヒーの旨みが引き立ち、まろやかな味わいになるそうです。
ちょっとしたことでできるエコなネルドリップコーヒー
宮本さんは、使用済みの珈琲粉はなるべく流さず雑紙で包んで捨てていて、水を汚さないよう心掛けているそうです。
おうちで飲むコーヒーもさらに美味しく、ちょっとしたことでゴミを減らすことができるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
宮本志保
イラストレーター、オシャレ大好き母さん、母親5年目、35歳。
最近は、ゴミ拾い、podcast「オーバーザ・サン」を聴くこと、下半身トレーニングにハマっています。
ecoco代表 平野絢子
エコをテーマとし全国の女性を集めた団体「ecoco」を立ち上げ、身近にできるエコ活動、エコを通した地域活性とウーマンエンパワーメントを推進している。
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ecocoのInstagramはこちら
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