文・平野絢子 イラスト・宮本志保
簡単にすぐマネできる節約術! リビング編
【最近やってるecoなこと】vol. 63
リビングでの光熱費を削減する方法をご紹介します。普段おうちで生活するにあたって、大半をリビングで過ごす方が多いのではないでしょうか。リビングでも少し意識するだけで電気代を節約することができます。山口さんは次に紹介する方法で節約しているそうです。
照明
部屋の明るさを落とし、不要な照明を消す
山口さん 不要な照明は徹底して消すよう、家族で意識して生活しています。
電球形蛍光ランプから電球形LEDランプに取り替える
山口さん 引っ越しとともにすべて電球形LEDランプにしました。寿命が延びて交換頻度も減ったので助かっています。
電球形LEDランプは電球形蛍光ランプに比べ消費電力は約3/4、寿命は約4倍になるそうですよ。
ただ、和室だけはどうしてもこだわったライトを付けたかったので電球形蛍光ランプを使用しています。でも、在宅勤務のときは手元にLEDライトをつけており、これだけで仕事できるくらい明るいので、日中はこれしか使わないようにして節電を心掛けています。
エアコン
日中はカーテンなどで窓からの日差しを和らげる
山口さん カーテンやふすまを閉めたりして日差しをカットしています。ただ、家の構造上どうしても日が入ってくる場合もあるので、完全にではないです。できるだけ心がけています。
外出時はカーテンを閉めておく
山口さん 外出する時は昼夜問わずカーテンを閉めておくと、室内温度が上がり過ぎないです。エアコンをつけていた部屋のドアも閉めて出かけるようにしています。少しでも冷気が逃げないようにしておくことで、帰宅時に部屋に入ると少し涼しいような気がします。
エアコンだけでなく扇風機を併用する
山口さん エアコンの風を循環させるのに、サーキュレーターが重宝しています。風が体に当たると涼しく感じるので、我が家の設定温度は基本的に28度と、けっこう高めです。
室外機のまわりに物を置かない
山口さん 室外機のまわりに物を置くと冷房効果が下がるので物を置かないようにしています。室外機の横に水道があり子どもがよく遊んでいるので「ここにはものを置かないようにしようね〜」と教えています。
我が家では日中は太陽光で電気を自家発電していて、自家発電量より多い電気を使っているときはすぐ画面でわかるようになっています。なので、そのサインを見たらすぐに無駄に使っている電気がないか、探して消すようにしています。
ーー昔に比べてまだまだ暑い日も多く、エアコンを使わないことは難しいので、できる範囲の節電を心がけていきましょう。
【経済産業省サイトから抜粋、リビングの省エネ節約】
電球形LEDランプに取り替える・・・約2,430円の節約
冷やしすぎに注意し、無理のない範囲で室内温度を上げる・・・約820円の節約
冷房は必要なときだけつける(設定温度28度)・・・約510円の節約
山口寧乃
都内在住/34歳 人材紹介会社に勤務しながら、3歳7か月と1歳4か月の男の子を育てる2児のママ。子ども向け番組のダンスを子ども達と一緒に踊りながら、毎日仕事と育児に奮闘中です。
Instagram:@sunosuno_0117
(C)Carlina Teteris/Getty Images