ラップの代わりになります! 繰り返し使えて経済的「エコラップの簡単な作り方」

ライフスタイル
2022.07.27

文・平野絢子 イラスト・宮本志保

女性たちが実際にやっている、身近なエコ活動をご紹介。58回目は、ecocoメンバーのなつみさん。今回は繰り返し使える、ミツロウラップの作り方や実際使ってみた感想を紹介します。

ラップの代替え品! ミツロウラップの作り方

©宮本志保
©宮本志保

【最近やってるecoなこと】vol. 58

ラップのように使えるミツロウラップ。何度も洗って繰り返し使え、プラスチックフリーなのでエコなアイテムとしても注目されています。

なつみさん ミツロウラップを知ったきっかけはインスタグラムです。フォローしている方がミツロウラップを使っている投稿をしていたので、使ってみたいと興味をもちました。ミツロウとは、ミツバチの巣を作る際に生み出すロウを精製したものです。
料理するたびにラップを使っていたので、もったいないし、もっとエコなものに変えたいと思いました。

今回、なつみさんと一緒にミツロウラップを作ってみました。

ミツロウラップの作り方

材料

  • ミツロウ(粒タイプ)
  • ココナッツオイル(ホホバオイルでもOK)
  • 布(綿100%)
  • アイロン
  • アイロン台(アイロン台が無かったため、今回は紙袋とタオルで代用。段ボールでもOK)
  • キッチンスケール
  • ハサミ(布用)
  • クッキングシート(2枚)
ミツロウ ラップ エコ SDGs サステナブル エシカル

ミツロウはAmazonや楽天など、通販で購入するのが便利です。ほか、自然食品店などで販売しているところもあります。

1. 布を適当な大きさにカットする。
2. 布の重さを量る。

ミツロウ ラップ エコ SDGs サステナブル エシカル

3. ココナッツオイルを布の重さの約1/3の重さ分用意する。

ミツロウ ラップ エコ SDGs サステナブル エシカル

4. ミツロウは、布の3倍の重さ分を用意する。

ミツロウ ラップ エコ SDGs サステナブル エシカル

5. アイロン台(今回は紙袋とタオルで代用)に布よりひと回り大きいクッキングシートを敷き、その上に布を置く。

ミツロウ ラップ エコ SDGs サステナブル エシカル

6. 布にミツロウを均一に散らす。

ミツロウ ラップ エコ SDGs サステナブル エシカル

7. 6にココナッツオイルを均一にかける。

ミツロウ ラップ エコ SDGs サステナブル エシカル

8. クッキングペーパーをかぶせ、上からアイロン(低温〜中温)をゆっくりかけ、ミツロウを溶かす。

ミツロウ ラップ エコ SDGs サステナブル エシカル

9. ミツロウを溶かしながら、アイロンで布全体に均等にのばす。

10. 熱いうちにクッキングシートを布から剥がし、2〜3分乾かしたら完成。

ミツロウ ラップ エコ SDGs サステナブル エシカル

なつみさん 初めてミツロウラップ作りをしたので、ミツロウをきれいに均等に伸ばすのに意外と時間がかかりました。でも、何回か作れば手際良くできそうです。

普段、中途半端に余った食材をラップで包んでいたのですが、ミツロウラップに変えました。そのため、ラップを使う頻度が減ったので経済的。玉ねぎやナス、キャベツなどどんな形の野菜にもミツロウラップがフィットするので使いやすいです。

玉ねぎ

ミツロウ ラップ エコ SDGs サステナブル エシカル
ミツロウ ラップ エコ SDGs サステナブル エシカル

なす

ミツロウ ラップ エコ SDGs サステナブル エシカル
ミツロウ ラップ エコ SDGs サステナブル エシカル

キャベツ

ミツロウ ラップ エコ SDGs サステナブル エシカル
ミツロウ ラップ エコ SDGs サステナブル エシカル

ひとつあれば便利なミツロウラップ

包むだけでなく、かぶせる、ふた、お皿、ラッピング、袋としても使えます。
お手入れも、水洗い&自然乾燥でOKなので気軽に使えて便利。簡単に作れるので、ぜひ作ってみてくださいね。

※ミツロウなので、熱には弱いです。電子レンジは使用しないようにしてください。

なつみ
岡山県出身27歳、現在は都内で夫と2人暮らし。
無添加で美味しい調味料やスパイスを調達し、お料理することにハマっています。

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