お直し、どこに出せばいい? バッグや服を「長く愛用する」簡単な方法

ライフスタイル
2022.05.18

文・平野絢子 イラスト・宮本志保

女性たちが実際にやっている、身近なエコ活動をご紹介。50回目は、ecocoメンバーの荒川昌子さん。今回は洋服やカバンのお直し屋さんを使って修理をしているという荒川さんにお話を伺いました。

その洋服やかばん、手放すのはちょっと待って!お直しして長く愛用する方法

©宮本志保
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【最近やってるecoなこと】vol. 50

ヴィンテージが再注目されている近年。環境配慮の取り組みにも結びつき、“新しいモノを作り出す“ではなく、“以前からあったモノを見直す“ことが、若い人を中心に再び注目されています。
ヴィンテージショップや古着屋、親などから譲り受けた洋服やカバン、小物を使い続けることも当てはまります。

革のものは傷が入ったり縁が剥げたり、黒ずみや変色などトラブルは付き物。メンテナンスをしたり大切に使うことで革のものを長く使うことができます。
荒川さんは古くなった洋服やカバンなどを、直して大切に使っているそうなので、そのやり方などを紹介します。

なぜ洋服やカバンのお直しをしようと思いましたか?

荒川さん 母や祖母からお下がりをもらったり、ヴィンテージショップで洋服やカバンを購入したとき、デザインが素敵で気に入っているものを、なるべく良い状態で大切に使いたいのでお直しするようになりました。

何をお直ししましたか?

荒川さん バッグはCHANEL(シャネル)、GUCCI(グッチ)、LANCEL(ランセル) 、KENZO(ケンゾー)のもの。洋服はNEEDLES(ニードルズ)のライダース。母、祖母からのお下がりのニットをお直ししました。全てヴィンテージです。

洋服 鞄 バッグ お直し 修理 エコ SDGs サステナブル エシカル
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あとは、ネットで海外から買ったもののサイズが合わなかったJil Sander(ジルサンダー)のスカートがあったのですが、ウエストをお直ししてもらい今ではお気に入りになりました。

どうやってお直しをするところを探しましたか?

荒川さん 鞄とライダースは、Google mapで探し、口コミなどを読み込んで選んだ個人店の修理屋さん。特にレザー関係の修理が素晴らしく、とても信頼できるお店なんです。

ニットは毎日前を通っていて気になっていた、近所のおじいさんが営んでいる紳士洋品店。Jil Sanderのスカートは、ブランド物のお直しに慣れていそうな百貨店のお直し屋さんにお願いしました。直したいアイテムによって、適してそうなお店にお直しをお願いしています。

洋服やカバンなどを長く使うことでなぜエコになると思いますか?

荒川さん ある程度クローゼットの容量を決めているので、気に入ったものを長く使うほど新しいものを買う量が減りますし、ごみを出さなくなるのはエコだと考えています。ファッション好きなのでそれでもアイテムは多いと感じていますが…。

特にヴィンテージやお下がりのアイテムは、デザインや素材的に現代では珍しいものが多いので、簡単に捨てるのではなくお手入れしながら大切に使っていきたいです。

荒川昌子
東京都在住。店舗ディスプレイや撮影プロップのスタイリング、デジタルコンテンツのディレクションなど、出身地の静岡との2拠点で活動しています。小1男の子ママ。
Instagram:@macha515

Daphllel(ダフレル)

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