無駄が減りました! 節約、エコになる「食品、生活用品の選び方」5つ

ライフスタイル
2022.03.24

文・平野絢子 イラスト・宮本志保

女性たちが実際にやっている、身近なエコ活動をご紹介。43回目は、ecocoメンバーの村上あゆ美さん。今回は村上さんが買い物する際に意識しているエコなことを教えてもらったのでご紹介します。

すぐに実践できる!買い物でできるエコなこと

©宮本志保
©宮本志保

【最近やってるecoなこと】vol. 43

スーパーなどに買い物にいく際に、意識していることってありますか? 2020年7月1日から全国のスーパーやコンビニエンスストアなどでレジ袋の有料化が義務づけられました。それから買い物をするときはエコバックを持参する方が増えましたね。
普段村上さんが買い物するうえで意識している5つのエコなことを教えてもらいました。

1 ペットボトル製品をなるべく選ばない

村上さん 考えるきっかけになったのは、レジ袋有料化、紙ストロー導入のタイミングでした。ペットボトルは土に還らない素材なので、処理することで気候変動に大きく影響します。

会社に毎日出勤していたときは無意識に毎日1本ペットボトル飲料を購入していました。ただ考えてみたらペットボトルである必要はなく、マイボトルなどでも可能で、意識次第ですぐエコにつながる行動になるところが続けやすいと思い、マイボトルに変更。

在宅勤務になり、初期はペットボトルの水を買っていたのですが、これも考え直してウォーターサーバーに切り替えました。

買い物 エコ SDGs サステナブル エシカル
買い物 エコ SDGs サステナブル エシカル

2 エコバッグを持っていく

村上さん レジ袋有料化などのタイミングで気候変動について学ぶようになりました。おしゃれなエコバッグがたくさん販売され始め、お気に入りのエコバッグを購入したのも大きなきっかけです。

3 玉子は平飼いを買う

村上さん 友人から玉子が出荷されるまでの狭いケージの養鶏場の写真を見せてもらいました。鶏がかわいそうな気持ちと衛生的に大丈夫なのか不安が募るようになり、平飼いで育てられている養鶏場の玉子を選ぶようになりました。

買い物 エコ SDGs サステナブル エシカル

平飼いされるニワトリはケージに入れられたニワトリとは違い、自由に動き回ることができてストレスもかかりにくいように育てられると言われています。アニマルウェルフェア(動物福祉)の観点からケージ飼いを禁止している国もあります。鶏や豚、牛なども健康的な生活をしている農家さんを応援するため、積極的に購入したいと考えています。

4 調味料はオーガニックを買う

村上さん 昔ながらの調味料を作る文化が廃れてきているということを知ってから、伝統的でかつオーガニックの調味料を買うようになりました。

普通の調味料は、いわゆる「~風」な事が多く添加物など余計なものが入っている可能性があるので、購入する際は裏ラベルを見てシンプルなものを選ぶようにしています。

買い物 エコ SDGs サステナブル エシカル

添加物などは石炭エネルギーを使って作られたものもあり、地球温暖化の原因ともなり得ます。用途によって調味料の使い方は変わりますが、よりシンプルなものを選びたいですね。

5 ファストファッションを買わない

村上さん ファストファッションは、トレンドの洋服を安価で買えるためによく考えずに購入して、1年も経たずに捨てることを繰り返している自分に気づきました。

ファストファッションの企業背景をエコの観点から研究するということも学びましたが、どちらかというとファストファッションだと安いので、あまり考えずにたくさん買って無駄にしてしまうという癖をやめたくて、買わないようにしています。

買い物 エコ SDGs サステナブル エシカル

いかがでしたか? まだまだ環境に配慮したエコな買い物はありますが、今回は一部をご紹介。買い物する際に、手に取ったものが本当に必要か、つくられ方など、一度考えるきっかけになれば嬉しいです。

村上あゆ美
大分出身、東京で働く会社員。
趣味はワインとサウナとホームパーティ。
instagram:@ayumi4079

(C)d3sign/Getty Images

Tags

SDGs

PICK UPおすすめの記事

MOVIEムービー