無駄買いが減りました! 掃除や整理整頓で「やめて大正解だったこと」

ライフスタイル
2022.03.16

文・平野絢子 イラスト・宮本志保

女性たちが実際にやっている、身近なエコ活動をご紹介。42回目は、ecocoメンバーのたなかさん。今回は普段やっているエコな掃除方法や片付け、整理の仕方などを教えていただいたのでご紹介します。

無駄使いが減り、掃除も楽になる! エコな掃除&整理方法

©宮本志保
©宮本志保

【最近やってるecoなこと】vol. 42

3月に入ってだんだんと暖かくなり、お部屋の模様替えや掃除、整理整頓などをされる方も多いのではないでしょうか。掃除をするにも掃除道具を買い込んでモノが増えたり、整理をするにも何から手をつけて良いのかわからない。そんな悩みはありませんか? 家が片付くと掃除も楽になり、無駄使いが減るなど節約につながることも。今回は掃除編と整理編に分けて、エコなアクションをご紹介します。

掃除編

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洗剤を使わない

たなかさん 1年半くらい前からお風呂掃除は化学洗剤ではなく自然由来の重曹とクエン酸&スポンジで、専用洗剤を使わず掃除をしています。洗剤は環境によくないと感じていた時に、環境にいいものを発信している仲間から教えてもらって始めました。

重曹は皮脂汚れ、クエン酸は水アカに効果があると言われているので、その時によって使い分けています。また、スポンジは、100円均一で購入できる「水だけで洗える」スポンジを使っていて、食器洗いにもお風呂掃除にも便利でおすすめです。

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お風呂用の洗剤やトイレ用の洗剤など、気づけばいろいろな洗剤が溜まってしまうという方も。重曹とクエン酸があれば、お風呂だけでなく、キッチンやトイレ、窓など家中の掃除にも使えるので持っておくと便利ですし、楽ですよ。

着なくなった洋服は掃除に使う

たなかさん 4〜5年くらい前から子どものサイズアウトしたシャツを掃除に使っています。娘が2人いるのですが、お姉ちゃんのお下がりを妹が着て、妹が着られなくなった洋服は汚れもあるし捨てるしかないのかな、と思ったのがきっかけです。

大人の服と違って子ども服はサイズがあっという間に合わなくなるので、着られるのがワンシーズンのみだったりということも多く、何かに使えないかと考えていました。シャツは鏡や窓を拭くのに良いですよ。Tシャツなどは使いやすい大きさに切って、ウエス(雑巾)として再利用できるのでおすすめです。

整理編

古紙や古着はリサイクルに持っていく

たなかさん ダンボールや雑紙、紙袋などの古紙や、まだ着られる古着は学校に持っていきリサイクルに出しています。地域の公民館では、電池などの回収もしたりしていますよ。捨てるのであれば再利用したいと思っているので、参加するようになりました。

この写真は中学校に常設されている回収倉庫です。

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小学校は定期的に回収日が決まっていますが、ラップの芯やお菓子の箱も回収しています。
サイズアウトしてまだ着られそうな子ども服は古着に出します。

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お部屋を掃除、整理し、快適に過ごせるようにして、気持ちよく春を迎えたいですね。近くのスーパーや、小中学校で回収をしていたりするところもあるそうなので調べてみてください。
ゴミ捨て一つでも、リサイクルに持っていくだけでエコなアクションができます。まずはできることから実践してみましょう。

たなかゆか
福岡県在住。
ステンドグラス作家として活動しながら、ニュージーランドのマヌカハニーを輸入販売しています。
地球環境は気になることが多く、子どもの将来が不安に感じるようになりました。昨年はSDGsがテーマのコンテストに出て、日本大会ファイナリストに選ばれました。
今後は、もっとエコな情報を発信していきたいと思っています。

Instagram
ステンドグラス @y.u.k.a_tanaka
マヌカハニー  @brilliantdays_yuka

(C)Chris Clor/Getty Images

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