文・平野絢子 イラスト・宮本志保
靴やカバンなどのファッションアイテムの捨て時っていつ? 長持ちさせる方法
【最近やってるecoなこと】vol. 28
靴や小物など、気づいたらどんどん増えていませんか? 靴やカバンは汚れたら捨てる、アクセサリーはメッキが剥がれてきたら捨てる、服の趣味が変わってきたら捨てる、など捨て時にはいろいろな判断基準があると思います。元アパレル店員のみやもとさんにファッションアイテムの捨て時、長持ちさせる方法について教えてもらいました。
靴の捨て時
- スニーカー 靴底のゴムがすり減って穴が開いたら捨てる。
- サンダル 形が崩れてきたら捨てる。
みやもとさん 長持ちするためにやっていることとして、革靴は購入したら『ミスターミニット』などの修理専門店に持ち込み、底を貼ってもらいます。日々のお手入れとして、履いた日は表面をブラッシング。スニーカーは履く前に防水スプレーをしています。汚れたら表面をスニーカー用消しゴムでこすり、洗えるものは洗ってお手入れしています。
洋服の捨て時
- Tシャツ 首元ゆるゆるしてきたり、黄ばんできたら手放す。
- ニット オシャレ着用洗剤で洗濯を繰り返すうちに生地が傷んでシワが目立つようになったら捨てる。
- その他 1年着なかったら手放す。
みやもとさん 基本的に捨てるよりはメルカリに出品したり、ZARAのリサイクルボックスに持っていきます。
お気に入りのお洋服は5年ほど愛用していて、なるべく捨てなくていいように物持ちのいいものを買うように心掛けています。
また、長持ちさせるために、ニットの毛玉はかみそりで取ったりブラシをかけたりメンテナンスをしています。子どもの服は友人の子どもたちにまわしたり、きれいな状態でサイズアウトした靴はきちんと洗って寄付に回しています。
カバンの捨て時
みやもとさん 買う頻度が低いので捨てるほど持っていませんが、もし手放すときはメルカリに出品しようかと考えています。
長持ちさせるために、カバンは積み上げずに縦に並べて保管を心がけています。
アクセサリーの捨て時
みやもとさん 錆びたり変色したら手放しています。
長持ちさせるために、しまう前に柔らかい布(メガネ拭き)で拭きます。ジップがついているタイプの小さなビニールの袋に一つ一つしまって保管しています。
最近、お気に入りのアクセサリーをコーティング加工のお直しに出しました。
ZOZOの買い替え割
みやもとさん ZOZOで購入したものを査定された金額で買い取りしてもらい、新たに購入する時に査定額分を割り引きして購入できるサービス「買い替え割」を利用しています。
最近はバッグを買うために、帽子を「買い替え割」で買い取りしてもらいました。
ファッションアイテムを見直そう
使わなくなったスニーカーは、災害用バックに入れて災害に備えるのも良いと思います。
私は着なくなった洋服にくるみボタンなどの可愛いボタンがあれば、ボタンだけ取って保管しています。他の服のボタンにつけたり、アクセサリーを作ったりといろいろと使えますよ。
ニットやブランケットなどに毛玉ができた場合は、100円均一で売っている電動毛玉取り機もおすすめ。
ひとつひとつ長く使うことも大切ですが、アイテムに合わせてお手入れしたり、手放したり、衣替えに合わせて見直してみてはいかがでしょう。
みやもとしほ
イラストレーター 34歳
最近はまってることはラジオ。深夜ラジオからお昼のラジオまでいろいろな番組にハマっています。
Instagram:@mymtsh
(C)Natthapon Ngamnithiporn / EyeEm/Getty Images