暑さが本格的になっていくこの季節、体が癒しを求めている…! ということで、登山電車に乗り、箱根のオールインクルーシブ宿で癒しのおこもり旅を敢行しました。すべて宿で完結、特別な予定も立てずに楽しめた1泊2日の箱根旅を、 anan 編集部員がレポートします。

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    ロマンスカー→登山電車で楽々! 景色を楽しみつつ強羅へ

    おこもり旅ということで、特にどこに行く! など予定も決めずに出発。ビールとおつまみを片手に、新宿駅から小田急線のロマンスカーに飛び乗ります。大きな窓で景色を楽しみながら向かえるのもロマンスカーの素敵なところ。

    90分ほど揺られて箱根湯本駅に着くと、登山電車への乗り換えはとってもスムーズ! 降りるとすぐ登山電車のホームなんです。泊まりで荷物があるので、乗り換えがラクなのがありがたい…!

    登山電車からの景色もとってもキレイで癒されます。私が行ったのは6月上旬だったので、紫陽花はまだちらほらしか咲いていませんでしたが…満開の時期はきっと圧巻だろうな~と思いつつ、その時のポツリと咲いている紫陽花を探しながら外を眺めるのもそれはそれでなんだか季節を感じられました。

    車内から見つけた紫陽花をパシャリ。

    ゆったりと過ごしながら非日常感を満喫…いざ「箱根 ゆとわ」へ!

    今回泊まるのは、2019年にオープンしたリノベーションホテル「箱根 ゆとわ」。駅から5分という立地もありがたい…! 強羅駅を降りて登山電車の線路沿いを少し歩くと、すぐに見えてきます。
    まずはチェックインを済ましてお部屋へ。今回私が泊まったのはホテルタイプの客室で、広々としたベッドとソファがあるスタンダードツインルーム。

    床が畳なので、入った瞬間の足ざわりも最高!

    ロビーに浴衣が置いてあり、好きなサイズと柄を選べます。

    館内を散策! オールインクルーシブってすごい…!

    夕食まで、館内を散策。西棟と東棟に分かれていて、けっこうな広さ…! ちなみに各棟は渡り廊下で繋がっているので、お天気が悪くても安心です。

    まず館内のいたるところで目にするのが、自由に飲めるドリンクコーナー。お茶やお水はもちろん、コーヒーやカフェラテなど、種類も豊富! 休憩スペースもたくさんあるので、混みあうこともなくゆったり過ごすことができます。

    どれにするか迷う…

    休憩スペースはとにかく広い。

    憧れのハンモックも!

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    さらに散策すると、スナックコーナーも発見!

    これはテンション上がる!

    酒飲みの私は、なんとも茶色い絵面に。でもナッツと柿ピーは外せなかった…。

    並んだお菓子を選んで袋に入れて、休憩コーナーでドリンクと一緒に楽しむもよし、お部屋に持ち帰るもよし。子どもの頃に憧れていた量り売りのお菓子コーナーみたいな充実度に思わず心が躍ります…!

    15時~19時はスナックコーナー、19時~21時半まではスイーツコーナーになるという時間交代制。夕食のあと、スイーツまで選べちゃうんですか…。ありがたすぎる…。

    ほかにも足湯コーナーがあったり、ライブラリーラウンジがあったりと、充実しすぎていて館内を散策するだけで楽しめるのがすごいです。

    何も考えずにぼーっと足湯に浸かったり、コーヒーとスナックを片手にライブラリーラウンジで気になる本を探したり…ゆったりと自由に過ごす時間が最高に贅沢です。

    自家源泉を使用した「ナカニワ」の足湯

    夜になると焚火がキレイでした!

    夕食&お風呂で非日常感はマックスに!

    普段家にいると、夕食を用意するのも面倒だし、お風呂なんてもっと面倒。でも、今日は違います。ホテルに泊まった時のいちばんの至福は、やっぱり夕食&お風呂だから!

    お風呂の前にまずはごはん。チェックイン時に予約した時間にレストランへ向かいます。

    和食を中心としたハーフブッフェ形式で、好きなものを好きなだけ選べるのが最高です。これぞホテルのごはん! とワクワクが止まりません。90分制なので焦らずゆったり楽しめるのもありがたい。

    天ぷらにお寿司やお蕎麦、香のものなど、盛りだくさんでめちゃめちゃ迷いました…! ちなみに、メインディッシュはお肉とお魚から選べるので、悩んだ結果お肉をチョイス。

    牛みすじの陶板焼き。

    お肉が柔らかくてジューシー!

    お酒コーナーも充実。

    しっかりビールをいただいちゃいました。

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    お腹を満たして、次はお待ちかねのお風呂タイム。女性用大浴場はアクリルがはめ込まれた華やかな雰囲気です。

    自家源泉の温泉は箱根十七湯の一つで、美人の湯として知られる二ノ平温泉。ナトリウム-塩化物泉で、肌が滑らかになる泉質なんだそう。浸かったあとに肌に少しとろみが残るような感覚があり、肌がしっとり!

    メインの温泉だけでなく、マイクロバブルバスとサウナもあるので、大浴場でも贅沢にゆったりと時間を過ごせました。

     

    寝るまでの自由時間も充実。何も決めない贅沢なひと時

    お風呂から上がったら、「さて、寝るまで何しようかな~」状態に。ひとまず大浴場を出てすぐのスパラウンジで、アイスを食べて涼みながらのんびり。

    なんといっても私にはやっぱりお酒でしょ! ということで、お風呂上りにゆったりお酒を楽しむべく、誘われるようにアルコールコーナーへ。

    充実のアルコールコーナー。

    このアイスも、もちろん無料!

    19時~22時までアルコールコーナーが利用できて、好きなものをチョイスして飲めちゃいます! お部屋に持っていって部屋でダラダラと飲めるのも最高です。ビールはもちろん、ウイスキーやカシスなど、いろんな種類のお酒があるので、どれにしようか選ぶのも楽しい。

    お酒を飲んだあとは、ちょっとクールダウンするためにお茶に持ち替えて漫画コーナーへ。

    マンガも充実のラインナップ!

    ハンモックに揺られながらまったり。

    結局、眠くなるまでハンモックに揺られてのんびりして、お部屋に帰ってもう1杯だけお酒を楽しみ、ふかふかのベッドで就寝! 翌朝も温泉を堪能して、朝食ブッフェもしっかり味わいました。

    朝食は約30種の和洋ブッフェ。朝から大満足!

    どこに行くとも決めず、早めにチェックインしてホテルで1日をゆったりと過ごして楽しむ。オールインクルーシブで気兼ねなく過ごせるからこそできる贅沢な時間の使い方だし、忙しい日常から解放されるには、こういうおこもり旅がいちばんなのかもと実感しました。

    ちなみに、今の時期は紫陽花本番! 6月中旬から7月上旬にかけて、沿線に咲き誇る紫陽花を通常運行のすべての登山電車から見ることができます。また、6月30日まではライトアップされた紫陽花の中を走る観光列車「夜のあじさい号」も運行中とのこと(要予約)。詳しくは観光情報サイト「箱根ナビ」にてチェックを!

    information

    箱根 ゆとわ

    住所/神奈川県足柄下郡箱根町強羅1300-27

    アクセス/箱根登山鉄道強羅駅から徒歩5分

    料金/スタンダードツインルーム2名1室利用時1泊2食付¥22,300~ チェックイン15:00 チェックアウト10:00

    TEL. 0460-82-0321(10:00~18:00)

    文・編集部

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