文・比嘉桃子
実の親に対してモヤモヤしたこと
まずは実家にてモヤモヤしたことをご紹介。実の親だからこそ、思うところがあるようです。
「とにかくモノが多くてごちゃごちゃしたスペースばかり。賞味期限切れのサプリがキッチンカウンターに埋もれていたりするので、見つけたら勝手に捨ててる」(37歳・会社員)
部屋が散らかっている、モノが多いというコメント多数! とにかく部屋をすっきりさせたい性格だと、モヤモヤしてしまいそうです。
「お箸やカトラリーの本数がやたらと多いのに、まともに使えるものは少ない」(44歳・主婦)
今よりも「モノを大事にする」という風潮が強かった親世代。大事にするのはいいけれど、もう使えないモノを取っておいても無駄では…と思ってしまうことも。
「キッチンのシンクに、ザルに入れたうどんが放置してあった」(40歳・専門職)
親のおっちょこちょいエピソード、たくさん寄せられていました。側から見たら可愛いものですが、実の親だとイラッとしてしまうことってありますよね。
「子どもを連れて帰るようになり、父が何もしないことに気付いた。娘が泣いていたり、何か訴えたりしていると、自分が対応するのではなく他の人に声を掛けている」(39歳・契約社員)
自分が子どもだった頃のことは覚えていなくても、孫に対する態度で子育てへの参加の仕方が見えてくることも。とはいえ遠慮している可能性もあるので、接する機会を増やしてみるのも手かも!
「親戚と揉めているようで、ずっと愚痴を聞かされた」(39歳・主婦)
久しぶりに帰った実家で、愚痴を聞かされ続けるのも辛いですね。久しぶりに会えたのだから楽しい話がしたいと感じる気持ちはすごく共感できます。
「夫や義実家の愚痴を聞いてくれない点。愚痴るべきじゃないのはわかるけど、聞いてくれたらそこで消化するのに」(31歳・主婦)
一方、こちらの愚痴は聞いてくれないというコメントも。実の親とはいえ何でも聞きたいというわけではないようですね。
「通販ですごい量の服を買っていたこと。無駄遣いがひどい…」(32歳・会社員)
筆者も親の無駄遣いに口を出したことがあるのですが、その後自分の家に帰ってくると大量の段ボールが。人のことを言えた身じゃないな…と反省したことがあります。
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義実家に対してモヤモヤしたこと
続いては義実家でのモヤモヤについて。良好な関係性だとしても、言いづらいことは多いようです…。
「〇〇さん忙しいからね〜と言われると、なかなか義実家へ行けていないことの嫌味に感じモヤモヤする」(43歳・会社員)
義実家から掛けてもらう言葉に、裏があるのでは? と疑ってしまうことも。素直に受け止められたらいいのですが、なかなか難しいものですよね。
「ソファーに穴が開いているのにカバーをかけてまで使っていたこと。買い替えてもいいと思います…」(32歳・会社員)
実の親になら口出しできることが、義実家では言い出しづらいことも。適度な無関心を身につけたいところです。
「親族ひとりの誕生日を祝うために、3歳児のいる我が家に日帰りまたは1泊での帰省を当然のように要求してくる。新幹線で片道4時間もかかるのに…。勝手にやってくれと思ってしまう」(31歳・主婦)
親族仲がいいのは素敵ですが、遠方から年に何度も駆けつけるのは厳しいかも。片道4時間を日帰りするのも大変だし、とはいえ泊まるとなると日程の確保や荷物が大変になりますね。
「夫が私を絶対に義実家の2階に上がらせてくれないことです。以前、授乳していい場所を聞いたら『トイレでしたら?』と言われてドン引き。仕方なく自分の車でケープをかけて授乳しましたが、なんでそこまでして2階に上げたくないのかわかりません」(34歳・主婦)
2階に何があるのでしょうか…。頑なになられるほど、こっそり覗いてみたい気持ちになってしまいます(笑)。
「冷蔵庫にあまり食料品を入れない。溶けるもの以外ほとんど常温管理で気になります」(40歳・専門職)
家ごとに特殊なルールがあってびっくりすることってありますよね。逆に実家のルールで家事をしていたら、義実家で驚かれることもありそう。
「夕飯が回転寿司だったときは頼みづらい!」(39歳・契約社員)
頼めば頼むほど課金されてしまう回転寿司。奢ってくれることがわかっている場面でガツガツ頼むのは気が引けますね…。
友だちに対してモヤモヤしたこと
最後は、友だちにモヤモヤしたことをピックアップ。友だちとの関係性に悩むメンバーが多くいました。
「スマホで検索すればいいことを、わざわざ私にLINEで聞いてくる友人がいる」(44歳・主婦)
かなりの物知りだと思われているのかも…? 尊敬されているのだとしたら悪い気はしませんが、単に面倒で聞いてくるのであれば負担に感じてしまいますね。
「割と大事な連絡でもLINEスタンプで返信を済まされること。最近の人に多いのかもしれないけど、めっちゃ失礼だよなって思います」(31歳・主婦)
スタンプの使いどころは意外と難しいもの。適当な返信に見えてしまうこともあるので、使用するタイミングは気をつけたいですね。
「初対面にもかかわらず、プライベートなことを遠慮なく質問する人にドン引き。相手があえて濁しているのにどんどん突っ込んでいて、常識がなさすぎてゾッとしました」(29歳・クリエイティブ職)
心のパーソナルスペースは人それぞれ。仲良くなりたいからと突っ込みすぎると逆に距離が開いてしまうこともあるため、注意したいところです。
「推しのガールズグループを見せたら『全員可愛くないね』と言われたこと。推しだって言っているのにその言い方はひどすぎる…」(32歳・会社員)
推しの名誉は自分の名誉! 推しに対しての中傷はかなり応えますよね…。「嫌い」や「可愛くない」などといった言葉には要注意です。
「赤ちゃんが生まれた友だちに会いに行き、名前を聞いたら『○○○とか、ありきたりな名前は嫌で×××にしたよ』と言われたこと。うちの子の名前が○○○って知ってますよね…? それ以来その友達には会っていません」(34歳・主婦)
これはかなりのショック…。本人は子どもの名前を忘れていたのかもしれませんが、こうした発言が人に大きな傷を負わせてしまうことは少なくないはず。
人間関係っていろいろあるけど…
みなさんモヤモヤとした思いを抱えているよう。人間関係って正解がないからこそ、難しいですよね…。
こうしたモヤモヤは、実は自分が人に与えてしまっていることも。「人のふり見て我がふり直せ」なんて言葉もある通り、筆者も人をモヤモヤさせることがないよう気をつけて過ごしていきたいと思います!
筆者情報
比嘉桃子
1992年生まれのフリーライター。化粧品検定1級を保有しており、美容ジャンルを中心に執筆中。いち消費者としてもコスメやスキンケアを愛する美容オタク。
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