文/古賀令奈
首の左右を冷やす
歩いたあとで汗が止まらないときや、暑くてたまらないときなどには、首の左右を冷やすようにしています。
首には太い頸動脈が走っており、その付近を冷やすことで効率的に身体を冷やせるそうです。外や電車待ちのときなど、クーラーの効いた空間に入れないときでも、比較的早く暑さが和らぐでしょう。
ただし、急冷したいときには便利な方法ですが、首を冷やすと肩こりや首こりを招いたり、自律神経のバランスが乱れたりする可能性もあるとのこと。常に冷やすのは控えて、一時的な暑さ対策として取り入れたほうがいいかもしれません。
エアコン稼働時は扇風機やサーキュレーターを併用する
猛暑の毎日では、エアコンも24時間フル稼働になりがち。電気代の請求に不安を覚えている方も多いのではないでしょうか。
節電・節約の一環としてもおすすめなのが、エアコン稼働時の扇風機・サーキュレーターの併用です。エアコンで室温を下げた状態で扇風機やサーキュレーターを使うと冷えた空気が循環されるため、効率的に部屋を涼しくできます。筆者宅でも、エアコンの温度を高めに設定しても快適に過ごしやすく、日常的に併用するとローコストで快適に過ごしやすくなっています。
日傘や帽子、長袖で直射日光を避ける
日傘や帽子、長袖の衣類は日焼け対策アイテムと思われがちですが、猛暑対策にも有効。日傘や帽子を使ったり、長袖の衣類で腕を覆ったりすることで直射日光を避けられるため、屋外で過ごすときの暑さが大幅に変わるでしょう。
暑さを和らげるには素材選びも重要です。ポリエステル製の商品は物によって紫外線カット機能が付いていたり、遮光性に優れていたりするものの、熱がこもりやすく暑さを感じやすいのがネックだと感じます。暑さ対策を重視するなら、通気性がよく熱が逃げやすい綿や麻などの天然素材をおすすめします。
暑い時間帯の活動は極力避ける
掃除や洗濯、買い物などを暑い時間帯にすると、ストレスも負担も余計に増える一方です。筆者は猛暑対策の一つとして、できるだけ涼しい時間帯に活動することを心がけています。
時間が決まった仕事や予定は仕方ありませんが、個人の裁量で調整できる家事や仕事は暑い時間帯を避け、早い時間帯と遅い時間帯に振り分けるのがいいでしょう。
猛暑対策を活用してお得に涼しく過ごそう
厳しい暑さとうまく付き合うには、知恵をこらすことが大切です。効率的に部屋や身体を冷やしたり、活動時間を調整したりと、さまざまな方法を取り入れて、ローコストで夏を快適に過ごしてくださいね。
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筆者情報
古賀令奈
京都在住の美容ライター。日本化粧品検定特級 コスメコンシェルジュ。お悩みに寄り添ったメイク方法を中心に、さまざまな美容記事を執筆。メイクテクニックやスキンケア方法、コスメレビューなど、気になる美容情報をわかりやすく解説。