ちなみに私が担当したのは「春の北海道おさんぽ旅」のページ。小樽には初めて行ってきました! 小樽はその昔、漁業、物流、金融で栄えた街。歴史的建造物が多く残っていて、今でもその建物を活かしたお土産店、飲食店などが集まり、レトロな街並みを楽しむことができます。古き良き時代を感じながら歴史的な建物を眺めてお散歩するのもよし、小樽運河クルージングで港町を堪能するのもよし、オルゴールやガラス製品などのお土産を買うのもよし、楽しみ方がたくさんある中、個人的に最も印象的だった場所は三角市場! 小樽駅から徒歩2分ほどに位置し、入り口はこのレトロな看板が目印です。

三角市場は一本道の両サイドにずらりとお店が並んでいます。昔は地元民が夕飯の買い出しにくる魚介のスーパーマーケットのようだったこの場所が、今では観光名所に。鮮魚店が運営する食堂もあるので、新鮮な海鮮をお腹いっぱい食べることができます。
ランチの前の時間帯ならそこまで混んでいない、という情報を耳にし、10時半に行ってみると…。とにかく人・人・人! スタッフ一同「混んでるじゃん…」と、つい心の声が。インバウンドも含めた観光客で溢れていて、前に進むのも一苦労でした。そんな人だかりのスキマから見つけたのが白身魚の八角。

八角は北海道でしか出合えないレアなお魚なのだそう。正式名称はトクビレで、特徴的なヒレを持つことが名前の由来といわれています。市場の方が「ちょっと見た目が気持ち悪いけど、美味しいのよ」と教えてくれた八角さんのお顔はこんな感じ。確かに結構怖めです(笑)。

顔は怖くても、北海道にしかいないといわれる貴重な八角。食べないわけにはいきません。お刺し身にして丼にのせてみてもらうと…。

顔の怖さもすっかり忘れるザ・白身魚な見た目(丼の中央が八角です)。食べてみると他の白身魚に比べて脂がのっていて、とにかく身がプリップリ! まさにここでしか味わえない美味しさをかみしめました。八角をはじめどの魚介もとっても美味しく、ちょっと量が多いかな? と思った丼もペロリ。小樽の海の幸を大満喫したのでした。
そして翌日は、初日の経験を活かして朝7時に三角市場へ。オープンと同時なだけあって、まだ観光客は来ていない様子。市場内をスタスタと往復できました。昨日は人だかりでちゃんと見ることができなかった通りの両サイドには海鮮・海鮮・海鮮! 大行列の三角市場で小樽の海鮮を心ゆくまでに堪能するには、早起きして朝活がてら遊びに行くのがおすすめです!(YO)