文・高橋あやか
蚊に刺されやすいタイプとは?
※anan Beauty+ club…美容・健康・エコ好きな女性たち約100名が集まるanan Beauty+の読者組織。
まずは、自分が蚊に刺されやすいタイプか聞いてみたところ、57%の人が「YES」、43%の人が「NO」と回答しました。
それぞれ、どんな時にそう感じるのか、理由を教えてもらいました。
YES
「他の人が刺されていないのに、刺されるから」(37歳・専門職)
「一緒にいる人より、自分のほうが多く刺されている」(35歳・会社員)
「同じ部屋にいて、夫は刺されないのに、私は絶対刺される」(40歳・主婦)
同じ空間にいるのに、特定の人だけが蚊に刺されるということありますよね。私も、家族の中で、自分ばかりが刺されていました。
NO
「隣に座っていた人が刺されているのに、自分は刺されないことが結構多いから」(37歳・専門職)
「もともと刺されやすいタイプだったけど、年々刺されなくなってきた。年齢のせい?」(39歳・契約社員)
「蚊が全部、O型の夫のほうに行くから」(29歳・会社員)
年齢を重ねて、刺されにくいタイプに変わったというケースもあれば、血液型がO型の人のように、特定の人と一緒にいる時は刺されにくいというケースもありました。私は、以前バーベキューをした時に、ビールをたくさん飲む人のところに蚊が集まっている気がすると感じました。
蚊のシーズンに欠かせない対策グッズ
続いて、蚊のシーズンに使用する対策グッズは何か、教えてもらいました。
圧倒的に多かったのが、「虫よけスプレー」と回答した人で76%でした。次いで、「アロマ」が29%、「蚊取り線香」、「電子または電池式の蚊取り」、「虫よけリング」がそれぞれ19%、「虫よけシール」が5%でした。
ほかにも、みなさんいろいろな対策グッズを活用しているようで、虫よけになる日焼け止めや、アルコールタイプのウェットティッシュを使っているという人もいました。
蚊に刺されないためのポイント
続いて、蚊に刺されないように心がけていることを教えてもらいました。
「外出時は虫よけスプレーをする」(30歳・会社員)
「蚊よけのアロマを大量に使う」(37歳・専門職)
「足裏をアルコールで拭くといいと聞いて、時々やっている」(40歳・契約社員)
やはり、対策グッズを有効に活用している人が多いです。私は、虫よけスプレーを使うのは、公園など、緑の多い場所に行く時だけなのですが、街中でも意外に刺されてしまうので、外出時は毎回スプレー使うことも大事なのかもしれません。
対策グッズを活用する以外の方法にも、コメントが集まりました。
「少しの隙間でも蚊は刺すそうなので、なるべく肌を出さないよう、隙間はつくらない」(44歳・主婦)
「長袖、長ズボンは必須。ほとんど腕は出さない」(40歳・専門職)
「外に出ない。高い階数に住む」(36歳・会社員)
蚊に刺されないようにするためには、無防備に肌を出さないことが大事ですよね。暑い季節には、なかなか難しいですが、水辺などの蚊が多そうな場所では、長袖や長ズボンを着るのもいいかもしれません。
刺されてしまった時のかゆみを鎮めるコツ
いろいろ対策をしていても、蚊に刺されてしまうことはありますよね。蚊に刺された後、どのようにかゆみを鎮めているかを聞いたところ、もっとも多かったのが、「薬を塗る」と回答した人が57%、次いで、「冷やす」が29%、「患部を洗う」が24%、「たたく」、「かゆみがおさまるまで掻く」がそれぞれ10%と続きました。
「その他」の方法についても、さまざまなコメントが集まったので、見てみましょう。
「とにかく我慢する」(32歳・会社員)
「爪を立ててギュッと押す」(40歳・会社員)
「塩をなすりつけて水で流し、そこにラベンダーのアロマを塗る」(37歳・専門職)
「熱いマグカップをつけるといいと聞いて実践したが、何よりも効いた」(36歳・会社員)
とにかくかゆみに耐えるという人もいれば、刺された場所を爪で押すという人もいました。私も、できるだけ搔かないようにはするのですが、どうしてもかゆみに耐えられない時は、爪を立ててしまいます。
また、意外だったのが、「冷やす」という方法をとる人が29%いる一方、マグカップや蒸しタオルを使って、「あたためる」という人が複数いたことです。実際に効果を感じたというコメントもあったので、一度試してみるのもいいかもしれませんね。
蚊に苦しめられた悲惨エピソード
蚊に刺されると、ひどいかゆみなどで苦しむことも多いですよね。これまで、蚊に刺されて、特にしんどい目に遭ったエピソードを教えてもらいました。
「掻きすぎて血が出てきた」(36歳・会社員)
「バリ島に行った時、顔ばかり刺されてボコボコになった」(37歳・専門職)
「山の中で、虫よけなしでいたら、20か所くらい刺されて、見るも無残な腕と脚になった。長袖、長ズボンでも刺された」(40歳・専門職)
「緑の多いところでウォーキングレッスンをした時、虫よけをしなかったら、脚をたくさん刺されて、見た目も最悪になった」(47歳・専門職)
みなさん、さまざまなしんどい経験をされていますね。特に、山や海、海外など、日常とは違う場所で大変な目に遭ったという人が多いようです。中には足首を刺された時に、立ち上がれないくらい腫れてしまったという人もいました。
私も、以前、山の中で蚊に刺されたことがありますが、見た目の腫れは大したことがないのに、かゆさが尋常ではなく、苦しんだ経験があります。自然豊かな場所に生息する蚊は、生命力や、与えるかゆみも強力ということでしょうか。
自宅でコバエが発生する場所と言えば?
夏の虫と言えば、蚊だけでなく、コバエに悩まされるという人も多いのではないでしょうか? 自宅でコバエが発生したことがあるか聞いたところ、52%の人が「YES」と回答しました。
「YES」と回答した人に、どこで発生したかも教えてもらいました。
「キッチン」(32歳・会社員)
「夏場のキッチン、ゴミ箱」(44歳・主婦)
なんと、すべての人が「キッチン」で発生したと回答。特に、夏場のキッチンでコバエが気になるという声も多かったです。
また、コバエに苦しんだ経験として、こんなエピソードを挙げる人も。
「玉ねぎが1つラックの下に落ちていて、長期間、家を空けてしまった。帰ってきたら、ものすごい数のコバエが飛んでいた」(40歳・専門職)
食材置き場にもなるキッチンは、コバエ発生に要注意な場所のようです。
コバエ対策にはキッチンリセットが大事!
夏場のキッチンで多くの人を悩ませるコバエですが、対策をしているか聞いたところ、「YES」と回答したのは37%にとどまり、「NO」という回答が63%という結果でした。
コバエ対策をしている人に、具体的な方法を教えてもらいました。
「頻繁に掃除して、生ゴミを放置しない」(29歳・会社員)
「生ゴミはこまめにまとめる。朝昼晩と使うたびに、キッチンリセットをする」(44歳・主婦)
「コバエ取りを置く。スプレーを使う」(40歳・専門職)
「めんつゆを小瓶に入れて置いておくと、コバエが取れる」(37歳・専門職)
意識しているポイントとして多く挙がったのが、生ゴミはすぐに片づけるようにしたり、キレイに掃除したりするなど、使用前の状態に戻す、「キッチンリセット」をこまめにすることです。1日の終わりにキッチンリセットをするという人も多いかと思いますが、コバエ対策には常にキレイなキッチンをキープすることが重要になりそうです。
ほかには、コバエ取りを置いている人も目立ちました。市販のものを使う人も多い中、自作のものとして、めんつゆを活用しているという人もちらほらいました。自宅にあるものでできる対策は、手軽に試せていいですね!
虫のストレスから解放されて快適な夏を!
蚊・コバエ対策リサーチ、いかがでしたか? 市販の対策グッズを使ったり、服装を工夫したり、みなさんの試行錯誤が感じられましたね。虫へのストレスを減らして、快適な夏を過ごすためにも、ぜひみなさんのアイデアを参考にしてみてください!
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