やめたら手荒れ改善しました!【女性約100人調査】夏に起こる「あせも・しっしん予防策」

ライフスタイル
2024.07.09

文・比嘉桃子

夏は汗やムレによる肌トラブルに悩む人が多い季節。anan Beauty+ clubのメンバーの中にも、夏の肌トラブルで悩んでいる人がいるよう。そこで、あせもやしっしん、手荒れなどに悩んだ経験や予防策について聞いてみました。

【あせも】に悩んだ経験はある?

©比嘉桃子
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「あせも」とは、汗で汗腺の出口が詰まり、炎症が起きてしまったもの。そんな「あせも」に悩んだことがある人は、約半数という結果になりました。

では、あせもができたときにみなさんはどのように対処しているのでしょうか。コメントを見てみましょう。

「こまめに汗を拭く」(37歳・会社員)

「市販の薬を使う」(44歳・主婦)

「皮膚科に薬をもらいに行く」(40歳・専門職)

汗が原因でできるものなので、まずは汗をこまめに拭いたり、帰ったらすぐにシャワーを浴びたりと、清潔な状態を保つよう心がけておくといいかも。さらに薬を活用することで、治りをサポートしてくれそうですね。

※anan Beauty+ club…美容・健康・エコ好きな女性たち約100名が集まるanan Beauty+の読者組織。

【あせも】の予防策を教えて!

あせもができてしまう前に、予防策を講じておくことも大切。女性たちはどのような予防をしてきているのでしょうか。

「とにかく衣類の通気性をよくして、汗ムレを防ぐ」(27歳・会社員)

「パジャマは通気性がいいものを選ぶ」(34歳・自営業)

「日中もシャワーを浴びる」(37歳・会社員)

「サーキュレーターをつけるなどして、涼しくて快適な環境を作る」(34歳・自営業)

日中や寝る時の衣類は、通気性をよくすることが大切。さらに汗をかきにくい住環境を作ったり、汗をかいてしまったらシャワーで洗い流したりと、とにかく汗を留めないことに注力する人が多いようでした。

【しっしん】に悩んだ経験はある?

©比嘉桃子

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次は「しっしん」について。「あせも」は汗が原因であるのに対し、「しっしん」はあらゆる外部刺激によって起こる皮膚の炎症を指します。

しっしんに悩んだことがある人は、あせもよりも少し増えて58%という結果に。しっしんが起きたときの対策についても、女性たちのコメントを見てみましょう。

「毎日入浴して、カラダの循環をよくする」(36歳・自営業)

「市販の薬を使う」(41歳・経営者)

「皮膚科で処方されたクリームを塗る」(35歳・会社員)

あせもと同じように、肌を清潔にし、荒れた部分には薬を使用している人が多いよう。ひどいときは自己判断せず、医師に相談するようにしてください。

【しっしん】の予防策を教えて!

しっしんが起こりやすい人は、日頃から何かしら予防しておくことが大切! 女性たちが行っている予防策を見てみましょう。

「ストレスや疲れをため込まない」(35歳・会社員)

「シャンプー、トリートメント後にもう一度体をしっかり流す」(47歳・専門職)

「洗剤、化粧水、ハンドソープ、衣類など、自分のお肌に合わないものは使わないようにしてます」(34歳・自営業)

「皿洗いは、肘まであるロング手袋をする」(36歳・自営業)

「夜にしっかり保湿する」(40歳・その他)

あせもと違って、しっしんの原因はさまざま。ストレスや乾燥、睡眠不足など、あらゆる要因がしっしんを引き起こすため、まずは自分がどのようなきっかけでしっしんになりやすいのかについて知っておくことが大切です。そのうえで、その要因を避けられるような生活を意識してみましょう。

【手荒れ】に悩んだ経験はある?

©比嘉桃子

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近年、手指の不調に悩まされている人が多いとのこと。そこで「手荒れ」についても経験の有無を聞いてみたところ、約40%の人が「YES」と回答していました。

では、女性たちはどのような手荒れを経験してきたのでしょうか。

「睡眠時間が少なくてストレスが溜まっているときなど、稀に手にしっしんが出ることがあります」(43歳・会社員)

「日焼けで指や手の甲にしっしんができる」(40歳・専門職)

「家事育児による手の洗いすぎで、指に水泡ができ、かゆみと痛みに悩まされた」(41歳・経営者)

「乾燥とストレスが原因で、手を洗うと乾燥を感じるように。また、寝ているときに両手の小指側がかゆくなることもあります」(36歳・自営業)

手荒れの原因や症状はさまざまあるよう。手は日常生活で使うことがとても多いパーツなので、痛みやかゆみがより気になりますよね。

【手荒れ】の予防策を教えて!

そんな女性たちが手荒れを予防するためにしている対策についても聞いてみました。

「ハンドクリームを塗る」(36歳・会社員)

「家事をするときはなるべくゴム手袋をする」(41歳・主婦)

「食器用洗剤を、環境に優しいものにするだけで手荒れをしなくなった」(37歳・専門職)

「常にハンドクリームを持ち歩き、できる限り手を清潔な状態にしています」(34歳・自営業)

「保湿を徹底することと、日焼けをなるべくしないこと」(40歳・専門職)

「スキンケアのときに、顔に塗ってあまったものを手に塗る」(43歳・会社員)

多かったのは「ハンドクリームを塗る」というもの。手軽ながらも保湿は基本のケアであるため、まずはここから始めてみるといいかも。

また、家事で手荒れしやすい人は、使用する洗剤を変えてみるのもひとつの手。刺激になりやすい成分が入っていない、手肌にやさしいものを選んでみてください。

痛みやかゆみとおさらばしたい!

手荒れ 肌荒れ

あせもやしっしん、手荒れについての女性たちの経験談をご紹介しました。暑い日に汗をかいたり、紫外線により肌が乾燥したりすると、肌トラブルの原因に。ぜひ女性たちのコメントを参考に、肌トラブルのない夏を過ごしましょう!

©kimi/Adobe Stock

筆者情報

筆者情報 (比嘉桃子)

比嘉桃子
1992年生まれのフリーライター。化粧品検定1級を保有しており、美容ジャンルを中心に執筆中。いち消費者としてもコスメやスキンケアを愛する美容オタク。

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