文・高橋あやか
梅雨の洗濯悩みと言えば
※anan Beauty+ club…美容・健康・エコ好きな女性たち約100名が集まるanan Beauty+の読者組織。
まずは、梅雨の時期、洗濯で悩むことを聞いたところ、もっとも多く挙がったのが、「部屋干しのニオイ」、「洗濯槽のニオイ」、「シーツなどの大物」の3つでした。次いで多かったのが、「洗濯物が乾かない」でした。
洗濯物がなかなか乾かないことも困りますが、乾きが遅いことで発生するニオイのほうが、みなさんの頭をより悩ませているようです。私も、室内干し独特のニオイが、梅雨時期は特に気になります。
雨の日のおすすめ乾かし方
続いて、梅雨の時期、どのように洗濯物を乾かしていてるのか聞いたところ、もっとも多かったのが、「浴室乾燥機」と回答した人で53%、次いで、「室内干し」が42%、「衣類乾燥機」が26%と続きました。また、「コインランドリー」や「扇風機」、「サーキュレーター」を活用する人も一定数いました。
我が家では、浴室乾燥機や、ドラム式洗濯機の乾燥機を活用することも多いのですが、電気代が気になるので、ある程度まで乾燥機で乾かしたら、サーキュレーターの風を当てながら乾燥させるようにしています。
しっかり乾く室内干しのポイント
乾燥機などを活用すれば、しっかりと乾燥ができそうですが、室内干しは、乾燥に時間もかかりますし、ニオイも気になりますよね。室内干しをするという人たちに、どのような工夫をしているか、教えてもらいました。
「洗濯物同士の間隔を、通常よりも空ける」(35歳・会社員)
「下着やズボンなどは、履き口が輪になるようにして干す」(47歳・専門職)
「エアコンをドライにする」(27歳・会社員)
洗濯物の干し方を工夫している人が多くいました。洗濯物同士を密着させないようにするなど、風通しを意識していますね。ほかには、エアコンの除湿機能を活用している人もいました。
今年の夏は、すでに暑さも厳しくなってきているので、私は、エアコンの真下に、物干し竿をセットして、部屋を涼しくするついでに、洗濯物を乾かしています。
また、こんな工夫をしている人たちもいました。
「室内干し用の洗濯用洗剤を使う」(40歳・主婦)
「室内干し専用の洗剤と柔軟剤を多めに使う」(40歳・無職)
干し方を変えるのではなく、抗菌作用のある洗剤や柔軟剤などを活用して、洗い方を工夫するという方法もありますね。最近は、室内干し用につくられた洗剤を、ドラッグストアで目にする機会も増えた気がします。
貴重な晴れ間は大物洗濯のチャンス!
梅雨時期、多くの人が悩んでいる、シーツなどの大物の洗濯。みなさん、どのように対応しているのか、教えてもらいました。
「浴室乾燥機で乾かす」(40歳・契約社員)
「自宅の洗濯機で乾燥までやってしまう。終わってすぐに洗濯機から出して、ベッドメイクしてしまえば、シワも気にならならない」(32歳・専門職)
「コインランドリーで、洗濯から乾燥までする」(36歳・自営業)
浴室乾燥やコインランドリーなど、種類はさまざまですが、乾燥機に頼るという人が多い印象です。我が家も、シーツは洗濯機の乾燥機能を活用しています。
一方で、室内で干すという人も、少数派ながらいました。
また、こんなコメントも。
「晴れている日にだけ洗う」(34歳・主婦)
「晴れ間まで待つ」(32歳・会社員)
辛抱強く、晴れの日を待つという人も意外に多くいました。
私は、寝ている間に、汗をかくことも多いので、シーツだけでなく、掛け布団を定期的に洗いたくなります。夏用は薄手とはいえ、乾燥機だと完全に乾き切らない気がするので、外干しができるよう、天気予報を日々チェックして、貴重な洗濯チャンスを逃さないようにしています。
洗濯のコツを押さえて、梅雨時期も快適に過ごそう!
洗濯リサーチ、いかがでしたか? 雨の日が続くと、満足のいく洗濯は難しいと感じる人も多いかもしれませんが、工夫をすることで、洗濯物を乾かしやすくしたり、嫌なニオイを防ぐこともできそうです。ぜひみなさんのアイデアを参考に、梅雨シーズンを乗り切ってください!
©years/AdobeStock