THE RAMPAGE、デビュー7周年を迎え心境を語る「絆も年々深まってます」

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2024.01.27
デビュー7周年と自身初のベストアルバムのリリースを控え、ますます勢いに乗るTHE RAMPAGE。ここでは、RIKUさん、川村壱馬さん、吉野北人さん、LIKIYAさん、陣さん、神谷健太さん、山本彰吾さん、与那嶺瑠唯さんのコメントをお届け。
Entame

【RIKU】13人のパフォーマーが踊る音はこれからも僕らスリボで奏でていたい。

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自分が成長したなと感じるのは、考えが柔軟になったこと。デビュー当時は自分がお芝居をする日がくるなんて思ってもみませんでした。でも、ミュージカルや舞台に出演させていただくうちに、そこにも歌手として進化するヒントがたくさんあることに気がついて。実際、お芝居の経験を重ねてから、歌手としても成長できてるなと思います。メンバーとの絆も年々深まってますね。今はもう表情を見ただけで、相手の考えていることが明瞭にキャッチできる。それはこの10年間、離れることなく一緒にいたからこそ。’23年のツアーでは、ある曲で円陣を組んでいたんですけど、その時のみんなの少年のような無邪気な笑顔を見ると、かなりグッとくるものがあって。13人のパフォーマーが踊る音は、これからもずっと僕らスリボ(スリーボーカル)で奏でていたいと改めて思いました。

アルバムの中の推し曲は「STARRY LOVE」。ずっと歌いたかった壮大な世界観のバラードで、かなり思い入れのあるー曲です。

リク 1994年8月10日生まれ、埼玉県出身。ボーカル。俳優としても活躍し、映画『MY(K)NIGHT マイ・ナイト』ではイチヤを演じている。1月29日から上演される戦国時代活劇『HiGH&LOW THE 戦国』にも出演。

ジャケット¥69,300 パンツ¥22,000(共にフォル) シャツ¥66,000(ガブリエラコール ガーメンツ) 以上アンフォロー トウキョウ TEL:03・5457・3380 シューズ¥60,500(ニードルズ/ネペンテス TEL:03・3400・7227)

【川村壱馬】誰かの人生を変えるくらいの唯一無二のアーティストになりたい。

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目標は大きいので、10年前に思い描いていた場所にはまだ立ててはいません。ドームツアーの夢も叶えられてないですしね。ただ、あの頃掲げていたビジョンは全然変わってなくて、アリーナツアーや『HiGH&LOW THEWORST』の主演、叶えられてきたことも多い。時間はかかっているけど、一歩一歩着実に進んでいるなと思いますね。’24年はアーティスト、ラッパーとしてのソロ活動もできたらなって。やっぱり僕は、自分の考えを自分の言葉で伝えたいんですよね。自分の曲で誰かに勇気を与えたり、その人の人生が変わるくらいの唯一無二の存在になりたいです。デビュー当時からの変化は、足を止められるようになったこと。去年は体調を崩してしまいましたけど、今までだったらそんな自分が許せなかった。でも今は、許せている。それはある意味、よかったことなのかなと思います。

アルバムの中の推し曲は「SOLDIER LOVE」。めっちゃカッコよくて、パフォーマンスするのも楽しい一曲。MVも見てほしいです。

かわむら・かずま 1997年1月7日生まれ、大阪府出身。ボーカル。俳優としても活躍し、ドラマ『日曜の夜ぐらいは…』、映画『MY(K)NIGHT マイ・ナイト』などに出演。近作『セクシー田中さん』で演じた仲原進吾に沼る人が続出。

ジャケット¥72,600 シャツ¥23,100 ベルト¥13,200 シューズ¥72,600(以上ラッド ミュージシャン/ラッドミュージシャン 原宿 TEL:03・3470・6760) パンツ¥210,000(ファクトタム/シアン PR TEL:03・6662・5525)

【吉野北人】成長は感じるけれど、理想はもっと上にある!

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デビューから7年。初のベストアルバムは、収録曲をファンの方に投票で選んでもらったので、この中には皆さんのいろんな思い出が詰まっていると思います。ラインナップを見て、こういう曲をライブでやると盛り上がるんだなっていう参考にもなりました。

なかでも「Starlight」は、上京したての頃の戸惑っていた自分とリンクするような歌詞で、思い入れの強い楽曲です。そんなデビュー当時を考えると、僕もグループも成長してきているという実感があります。ライブの会場も着実に大きくなって…。さらに上のステージへと駆け上がるために、必死でやっていきたいっていう気持ちでいます。

昨年10月からは、僕がパーソナリティを務めるラジオ番組が始まりました。でも、今まで1人で喋ることがほとんどなかったので、最初の頃はガチガチで。いかに陣さんや話が上手いメンバーに頼ってきたのかと気づきました。これを機に、いつ振られても話せるくらいのトーク力を身につけたいです(笑)。

よしの・ほくと 1997年3月6日生まれ、宮崎県出身。ボーカル。ドラマ『スタンドUPスタート』、映画『MY(K)NIGHT マイ・ナイト』などに出演。ニッポン放送『THE RAMPAGE吉野北人のほくらじ』が放送中。

ジャケット¥148,500(エー レザー/エー ブティック TEL:070・3223・7530) シャツ¥14,850(マニュアル アルファベット/エムケースクエア TEL:06・6534・1177) パンツ¥29,700(コノロジカ/HEMT PR TEL:03・6721・0882) シューズはスタイリスト私物

【LIKIYA】みんなで意見を出し合い、グループが成長している。

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今回のアルバムのために、ファンの皆さんが投票で選んでくださった収録曲は、ほとんどが予想通り! 僕らと気持ちが一致していました。ただ、少し意外だったのは、歴史を積み重ねてきた曲が多く選ばれるのかと思いきや、「BIONIC」のように割と実験的な新しい曲も入っていて。新旧、幅広く評価されていると分かって、嬉しかったですね。

THE RAMPAGEはメンバーが16人もいて、年の差もある。デビュー当初はリーダーで最年長の僕がみんなを引っ張る意識が強かったんですけど、今は例えば(武知)海青がパフォーマンスのアイデアを出してくれたり、やましょう(山本彰吾)がライブの構成を考えてくれたりしています。ほかのメンバーも、それぞれ自分の意見を持っていて、それを出し合うようになっている。意見が増えるぶん成長にもつながるので、頼もしいです。

今後挑戦したいのは、日本では前例のないようなコンセプトのライブとか。それを16人で表現できたら、面白そうだなと思います。

リキヤ 1990年11月28日生まれ、青森県出身。パフォーマー。陣と共にグループのリーダーを務める。派生ユニット「MA55IVE THE RAMPAGE」でも活動。block.fm『RMPG DOPE STATION』ではメインMCを担当。

ジャケット¥110,000(チルドレン オブ ザ ディスコーダンス/スタジオ ファブワーク TEL:03・6438・9575) スウェット¥36,300(ウィリー チャバリア/ジェットン ショールーム TEL:03・6804・1970) パンツ¥60,500(グルメジーンズ/オーバーリバー info@overriver.com) シューズはスタイリスト私物

【陣】バラエティの僕をきっかけにグループを知ってもらえれば。

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ベストアルバムの中で思いが深いのは「100degrees」。この曲の底抜けにアツい歌詞にいつも刺激をもらっていて、パフォーマンスするたびに、「もっと行ける!」という可能性を感じられる曲です。

個人の仕事としては、僕は喋るのが好きなので、バラエティの現場に立たせてもらっています。「あのコがTHE RAMPAGEの子なんやな」って認識してもらって、そこから、僕じゃなくてもグループやメンバーのファンになるきっかけになれば、僕がグループにいる意味があるのかなって思えます。

昨年は『酒のツマミになる話』に出させていただいて、本当にいろんな人に見たよって言ってもらえたのが嬉しくて。こういうことを続けていきたいなと思います。番組では、それこそ、「100degrees」じゃないけど、アクセルを全開で、後悔なく全部出し切りたいと思いました。今後の個人的な夢としては、『24時間テレビ』でランナーをやれるように頑張っていきたいです!

じん 1994年4月28日生まれ、大阪府出身。パフォーマー兼リーダー。バラエティ番組に数多く出演し爪痕を残す。『WEEKEND THE RAMPAGE』や『JUMP UP MELODIES』など、ラジオパーソナリティとしても活躍中。

ジャケット¥77,000 パンツ¥33,000(共にソフトハイフン TEL:03・6418・1460) その他はスタイリスト私物

【神谷健太】第三者的な目線をいつも持っていたい。

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ベストアルバムの中に入っている「GO ON THE RAMPAGE」は、デビュー曲より前に作られた曲で、いろんなことを思い出しますね。これまでを振り返って思うのは、無駄なことはひとつもなかったということです。メンバーとは、ライブを一緒に作り上げたりしている中で、お互いに認め合って、助け合う力ができたというのが、成長したところだと思います。僕自身は、第三者の目線を常に大事にしていて、自己満足にならないように、グループのバランサーという役割を担っていければと思っています。

これまでに絆が深まったと思うのは、ツアーで一皮剥けたと感じた時。次の段階に向かっていると思えました。

’24年は、MA55IVEとしても、1stアルバムのリリースやまだまだ音楽的に計画していることがあるので、そこに向けて、自分のレベルアップを含め準備を進めているところです。皆さんに喜んでもらえる活動を、自由な気持ちで発信していきたいですね。

かみや・けんた 1995年5月27日生まれ、沖縄県出身。パフォーマー。派生ユニット「MA55IVE THE RAMPAGE」のメンバーとしても活動。ドラマ『3Bの恋人』や『あざといタイプAtoZ』に俳優として出演している。

ジャケット¥64,900 パンツ¥31,900(共にラッド ミュージシャン/ラッド ミュージシャン 原宿) ニット¥39,600(ジョン スメドレー/リーミルズ エージェンシー TEL:03・5784・1238) シューズ¥99,000(パラブーツ/パラブーツ青山店 TEL:03・5766・6688)

【山本彰吾】ほかのグループのライブの演出も新しい夢のひとつになりました。

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デビュー当時と比べると、グループの音楽活動と並行して、各々が自分のやりたいことができているところに成長を感じます。個人の活動で刺激をもらいつつ、その経験値を還元してグループがレベルアップしていってるなって。個人としては、グループのことを客観的に見られるようになったことが大きな変化。自分がライブを作る立場になって目線が変わったせいか、自分たちがやりたいことだけでなく、どうしたらもっとファンの皆さんに届きやすくなるかというところまで考えられるようになったんですよね。そんなこともあって最近は、ほかのグループのライブの演出をすることもひとつの夢になりました。もともと絵を描いたりするのが好きなので、人間観察をしていると、この人にはこれが似合いそうとか、アイデアが溢れてくるんです。そういう部分をもっと生かしていけたらなと。

アルバムの中の推し曲は「SILVER RAIN」。研ぎ澄まされるような感覚になって、パフォーマンスに集中できる一曲です。

やまもと・しょうご 1995年10月6日生まれ、岡山県出身。パフォーマー。派生ユニット「MA55IVE THE RAMPAGE」としても活動。グループのライブでは構成を考えるなど、クリエイティブ面で活躍し、メンバーからの信頼も厚い。

ジャケット¥74,800 パンツ¥33,000(共にアー・ペー・セー/アー・ペー・セー カスタマーサービス TEL:0120・550・990) その他はスタイリスト私物

【与那嶺瑠唯】メンバーの夢は自分の夢。年々リスペクトが大きくなる。

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「HEATWAVE」は、僕が振り付けをさせていただいた曲。THE RAMPAGEの新しい一面を見せたいなと思って、ボーカルの配置をいつもと変えるなど、目まぐるしく動く構成にしてみたんです。気分が上がるラテン調の曲でもあり、ファンの方に愛される曲に育ってくれたら…と親心みたいなものを持っていましたが、投票でアルバム収録曲に選んでもらえて、願いが叶ったと実感できました!

最近よく思うのは、グループ活動を長く続けていくうえで大切なのは、メンバーに対するリスペクトだということ。若い頃は、ほかのメンバーの個人活動を見て羨ましいと思うこともありましたが、やっぱりメンバーが夢に向かって輝く姿は素敵だし、それがグループの成長の糧にもなっている。メンバーの夢は、僕の夢でもあると思うようになりました。

ライブでも、メンバーとの絆の深まりを感じます。自分のやりたいことと全員の思いが一致して、バチッと空気が震えるような瞬間がある。7年の積み重ねは、大きいですね。

よなみね・るい 1995年8月16日生まれ、沖縄県出身。パフォーマー。2020年、朗読劇BOOK ACT『もう一度君と踊りたい』で舞台初出演。自身のXからは、飼い猫の写真の投稿などほのぼのした人柄が滲み出る。韓国語を勉強中。

ジャケット¥58,300(フィル ザ ビル/フィル ザ ビル マーカンタイル TEL:03・6450・3331) シャツ¥5,940(キャスパージョン/シアン PR) パンツ¥69,300(チルドレンオブ ザ ディスコーダンス/スタジオ ファブワーク) シューズはスタイリスト私物

ザ・ランペイジ ボーカル3人とパフォーマー13人から成る、16人組のダンス&ボーカルグループ。デビューから丸7年を迎え、2月14日に初のベストアルバム『16SOUL』『16PRAY』を2作同時リリース。個人でも、映画やドラマ、舞台、バラエティ、ラジオなど幅広い分野で活躍している。

※『anan』2024年1月31日号より。写真・森山将人(TRIVAL) スタイリスト・高橋正典 プロップスタイリスト・酒井翼 ヘア&メイク・ウエノアヤコ Aki JANET(以上KIND) 取材、文・菅野綾子 重信 綾 西森路代 保手濱奈美
(by anan編集部)

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