文・比嘉桃子
口臭予防のためのおすすめケア&グッズ
口臭の原因はさまざまですが、その多くは口の中で起こることが原因だとされています。毎日歯磨きをしているから大丈夫、という方も要注意。歯磨きの仕方が悪かったり、舌がうまく磨けていなかったりすると、口臭が発生してしまう可能性があるんです。
そこで今回は、口臭予防におすすめのケアについて、おすすめグッズと併せてご紹介。歯や舌をしっかり磨く方法なども解説しますので、ぜひ毎日のケアに取り入れてみてください。
口臭ケア1. 徹底した歯磨き
歯と歯の間に食べかすなどが残っていると口臭の原因に。前歯から奥歯まで、磨き残しがないようしっかりと磨き上げましょう。
特に磨き残しが多いのが、歯と歯の間や、歯と歯茎の間。表面をごしごしするだけでなく、しっかりと歯ブラシを歯と歯の間、歯と歯茎の間に当てて動かすようにしてみてください。
歯磨きをする際は、力を入れすぎなくてOK。軽い力でも、ブラシがしっかり当たっていれば汚れは落ちていきます。
おすすめアイテム:usmile「F1」
どうしても磨き残しが出てしまう方や、つるつるに磨き上げたいというこだわりがある方におすすめなのが電動歯ブラシ。筆者はusmile(ユースマイル)の「F1」を使用しています。
1分に38,000回の音波振動で歯垢をしっかりと除去。痛みはまったく感じることなく、程よい強さの振動でしっかりと磨き上げてくれます。
またフル充電すれば、なんと最大365日充電不要(*1)なので、充電の手間はほとんどなし。オフィスなど外出先での使用もおすすめです。
さらに、スマホアプリとの連携が可能。アプリでは、ブラッシングのモードを変更したり、好みの強さや歯磨き時間を設定したりと、電動歯ブラシを自分好みにカスタマイズできます。歯ブラシに名前までつけられちゃいますよ!
初めて使った時は、歯のつるつる具合に感動。いかに普段磨けていなかったかを思い知らされました…。テクニックいらずでしっかりと歯を磨きたい方は、ぜひ電動歯ブラシの導入を検討してみてください。
*1 1日2回、強さ「弱」で、各2分使用する場合。
<商品情報>
ユースマイル F1
価格:¥29,800(編集部調べ)
口臭ケア2. フロスで隅々までピカピカに
歯と歯の間の磨き残しは、歯ブラシだけでは取り除けない場合も。そんな時に役立つのが「フロス」です。
フロスには主にF字タイプ、Y字タイプ、糸巻きタイプの3種類があります。F字は前歯、Y字は奥歯、糸巻きは全体に向いている形なのですが、初心者だと糸巻きタイプを使いこなせない可能性があるため、まずは持ち手のあるF字やY字などから始めてみるといいでしょう。
使い方は簡単で、フロスを歯と歯の間に入れ、上下左右に動かして歯垢を除去します。勢いよく挿し込むと歯茎が傷つく可能性があるため、左右に動かしながら慎重に扱ってください。
おすすめアイテム:クリニカ「アドバンテージ デンタルフロス」
筆者がおすすめしたいのは、クリニカの「アドバンテージ デンタルフロス」。Y字タイプのフロスなので、奥歯にも楽に使用できます。
こちらは18本入りですが、頻繁に使う方は30本入りのタイプもおすすめ。洗って繰り返し使えるため、コスパが良いアイテムです。
握りやすいグリップで、奥歯の歯垢も楽々除去! もちろん前歯などにも使用できます。
強度の高いフロスがしっかりと汚れを絡み取ってくれるので、使った後の爽快感は感動もの。最初は「フロスなんて面倒…」と思っていましたが、実際使ってみるとこのすっきり感が病みつきになります。
3つのカラーが入っており、気分転換になるのも嬉しいポイント。ドラッグストアで気軽に購入できるので、ぜひチェックしてみてください。
<商品情報>
クリニカ アドバンテージ デンタルフロス
容量:18本入
価格:¥336(編集部調べ)
口臭ケア3. 舌磨きで舌苔(ぜったい)を除去
舌の表面には、舌苔(ぜったい)という垢のようなものが付着しています。食べ物のカスや細菌などが溜まったもので、口臭の大きな原因の一つです。
舌苔を除去するには、ブラッシングがおすすめ。通常歯を磨く歯ブラシでも、柔らかいものであれば使用できます。鏡を見ながら、力を入れすぎないように舌表面を撫でるようにブラッシングしてください。
また、乾燥は舌苔発生の原因に。鼻呼吸を意識するなどして、口の中の乾燥をなるべく防ぎましょう。
NONIO「舌クリーナー/舌専用クリーニングジェル」
歯ブラシでも舌磨きはできるのですが、より効果的に磨きたいのであれば専用の舌クリーナーを使用するのがおすすめ。筆者が使用しているのはNONIO(ノニオ)の「舌クリーナー」と「舌専用クリーニングジェル」です。
「舌クリーナー」はコンパクトでやわらかい毛が汚れをやさしく除去してくれるというもの。上部にはゴムのスクレーパーがついていて、ブラッシングで浮いた汚れをしっかりとキャッチしてくれます。
「舌専用クリーニングジェル」をクリーナーと併用することで、より汚れの取れやすさを実感。舌の汚れがリセットされたかのような感覚になります。
このようにクリーナーにジェルをつけて、舌をやさしく擦るだけ。喉の奥に入れすぎると気分が悪くなるので、様子を見ながら使用してみてください。
特に朝は舌苔の量が増えやすいため、朝の歯磨き後に使用するのがおすすめです。
<商品情報>
ノニオ 舌クリーナー
価格:¥282(編集部調べ)
ノニオ 舌専用クリーニングジェル
容量:45g
価格:¥322(編集部調べ)
口臭ケア4. 外出時もこまめにケア
食べたものによっても口臭が生まれることがあるため、外出時、特に食事の後はケアが重要。歯磨きできる環境であれば磨くのが一番ですが、難しい時は手軽に使える口臭ケアアイテムを活用しましょう!
タブレットや液体、スプレーなど形態はさまざま。味やコンパクトさなどを加味して、続けやすいものを選んでみてくださいね。
おすすめアイテム:LUSH「クレームドマント」
今回おすすめしたいのがLUSH(ラッシュ)のタブレットタイプのマウスウォッシュ「クレームドマント」。コンパクトで持ち運びしやすいため、外出先でもサッと口臭ケアができてしまうアイテムです。
タブレットを口に含んで噛み砕いた後、粒が溶けたら口をすすいで吐き出します。小さなタブレットなので、飲み込まないように注意しましょう。
タブレットは指先に乗るほどの大きさ。キラキラと煌めくタブレットに、なんだか気分が上がってしまいます。
お味はというと、かなり強めのミント味。口に入れた瞬間に目が覚めるほどの爽快感をもたらします。最初はその強さに驚いたものの、使っていくうちに癖になり、気づけば歯磨きの後の習慣に。人と食事をする予定がある日は、持ち歩いてトイレで簡単にケアすることもあります。
お肉やにんにくを食べた後も、これでケアしておくと安心。人気で売り切れることもあるため、見かけたらぜひ一度試してみてください。
<商品情報>
ラッシュ クレームドマント
容量:45g
価格:¥1,400
爽やかな息で快適に!
口臭を予防するための4つの方法をご紹介してきました。もちろんすべて実践するに越したことはないのですが、手間になると続かなくなることも。まずは1つでもいいので、続けられそうなものを実践してみてください。
口臭は自分では気づきづらいもの。こまめなケアで、爽やかな息を手に入れましょう!
筆者情報
比嘉桃子
1992年生まれのフリーライター。化粧品検定1級を保有しており、美容ジャンルを中心に執筆中。いち消費者としてもコスメやスキンケアを愛する美容オタク。
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