疲れ顔やくすみが気になる…! エステティシャンが教える「老け見えする人の共通点」と簡単対策ケア

ビューティ
2024.06.27

文/寒川あゆみ

年齢を重ねるにつれて、「老け見えが気になってきた」「フェイスケアを重視するようになった」という人も多いでしょう。今回は、エステティシャンの筆者が実践している「老け見え対策に取り入れると良いこと」をお伝えしますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

老け見え対策1:肌をくすませない! うるおいを高めて

血行不良による肌のくすみ、うるおい不足による肌のくすみなどは、どんよりと疲れたように見えたり、老けて見えたりする原因になることも。

多くの人は下地やファンデーションで肌の補正やトーンアップを目指したり、ハイライトでくすみを飛ばすことにフォーカスするかもしれません。ですが、エステティシャンの筆者が何よりも大事だと考えるのは、土台となる肌のうるおいを高めることです。

うるおいを高めるスキンケア方法

©寒川あゆみ
©寒川あゆみ

1.洗顔後、手またはコットンに化粧水を取り、顔全体に優しく広げます。
2.もう一度、手またはコットンに化粧水を取り、顔全体を優しくおさえるように浸透させます。
3.美容成分が配合されたシートマスクを肌に密着させて、さらにうるおいを高めます。

適当にパパッと化粧水をつけているだけ、化粧水の量が少ない、などの誤ったケアは肌に必要な水分が行きわたらず、くすみを招きかねません。たっぷり水分を補うことで、みずみずしく明るい肌に近づくでしょう。

老け見え対策2:フェイスマッサージで引き締まった印象に

年齢を重ねると顔の筋力や弾力が低下し、皮膚がたるんで老け見えしやすくなることも。顔の筋力や肌の弾力の低下は自然な老化現象の一つと言えるでしょう。

とは言え、口角をあげて笑うなどして意識的に表情を使う、紫外線やブルーライト対策をする、日々のスキンケアやフェイスマッサージにつとめる……などの対策をすれば、日々の対策に繋がるでしょう。

老け見え対策になるフェイスマッサージ

©寒川あゆみ

©寒川あゆみ

1.あご下~フェイスラインを流し、耳の下をおさえます。これを10回繰り返しましょう。

©寒川あゆみ

©寒川あゆみ

2.口角~耳の前に向かって流します。これを10回繰り返します。

©寒川あゆみ

©寒川あゆみ

3.小鼻~こめかみに向かって流す動作を10回繰り返します。

フェイスマッサージは血液やリンパの流れを促進させたり、かたくなった筋肉をほぐすことが目的です。血液やリンパの流れが良くなるとくすみ予防になるだけでなく、顔の動きがしなやかになり、肌がキュッと引き締まった印象にもなるでしょう。5年後、10年後のたるみ予防のためにも、ぜひ今から取り入れてみてくださいね。

老け見え対策3:ハイライトでツヤ、華やかさをアップしよう

10代、20代のうちは肌にうるおいや弾力がありますが、30代頃からは徐々に変化が現われます。乾燥しやすい、冷えなどによってくすみやすい、弾力やハリが低下するなど、肌の質感や顔の印象の変化を感じやすくなるでしょう。こういった変化は日々のスキンケアに加えて、メイクでカバーすることもできますよ。

華やかさをアップさせるハイライトのコツ

©寒川あゆみ

©寒川あゆみ

化粧下地はうるおいのあるテクスチャーのもの、ピンク、パープル、パール入りのくすみを飛ばすもの、肌の彩度を高めるものがおすすめです。

また、ファンデーションはクッションやリキッドなどうるおいのあるアイテムを使用し、重くマットにならないように仕込むことがポイント。

ハイライトは頬の下に入れることで光が当たったときに反射し、ぱっちりした目元に見せたり、頬の丸みを演出することができます。目元や口元には特にくすみが出やすいので、口角、目尻にもハイライトを入れましょう。

©寒川あゆみ

©寒川あゆみ

30代以降は肌の質感、皮膚の位置、顔の造形などが10代、20代の頃とは変わってくるでしょう。そのため、メイクアイテムの質感や色味、ハイライトを入れる位置など、今の肌や顔に合うようアップデートすることが大切です。

老け見え対策に何から始めればいいかわからないと感じている人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
©maru54/Adobe Stock

筆者情報

寒川あゆみ
大阪 エステサロン private salon Laule’a代表、美容ライター、講師。自身のコンプレックスから美容、エステティックの道へ。サロン業、講師、美容ライターとして美容情報や美容法を発信中。Instagram @laulea.beauty

PICK UPおすすめの記事

MOVIEムービー