【画像】生々しい…! 学芸員の心がざわついた「明治初期の“夢に出そうな不思議な絵”」
1996.7.26
東京・六本木のサントリー美術館で開催中の、『ざわつく日本美術』を、写真で一挙にご紹介!
夢に出そうな生々しさ!?『ざわつく日本美術』の詳細を知りたい人は、こちらからチェックして。
どんな展覧会?
学芸員さんも驚いた…! 生々しい絵
まずプロローグで登場するのが、展覧会のメインビジュアルにも使われている《尾上菊五郎》です。明治初期につくられた石版画の役者絵ですが、なんとも言えない存在感があります。展示方法もインパクト大。夢に出てきそうな異質な雰囲気です。
同展企画者のひとり、学芸員の久保佐知恵さんは、はじめてこの作品を見たとき「うわっ、なんだこれは…!」と思い、心がざわざわしたそうです。
「役者絵は浮世絵のイメージがあると思いますが、これは江戸時代の浮世絵版画とは全然違います。写真のようだけど写真とも違う、そんなあいまいな作品です」(久保さん)
うらうらする…!
はこはこする…!
ざわざわする…!
心のざわめきに耳を傾けて!
熱量に感動…!
Information
会期 : ~8月29日(日)※会期中展示替えあり ※休館日:火曜日 ※8月24日は18時まで開館
会場 :サントリー美術館
開館時間 : 10:00~18:00(金・土は10:00~20:00)※7月21日(水)、22日(木・祝)、8月8日(日・祝)は20時まで開館 ※いずれも入館は閉館の30分前まで
観覧料 :一般¥1,500、高校・大学生¥1,000、中学生以下無料
ウェブサイト: https://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/2021_2/
※最新情報は、美術館のウェブサイトをご確認ください。