【職場で嫌われる人あるある】30代女性が思わず耳を疑った「後輩の呆れたひと言」

文・菜花明芽 — 2023.10.20
仕事に向かう姿勢は人によって違いますね。そのため、こちらが良かれと思って注意しても、相手から予想外の言葉が返ってくることは珍しくないようです。今回は“30代女性が思わず耳を疑った「後輩の呆れたひと言」”をご紹介します。
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そんなこと言われなくてもわかっていますよ! 今やろうと思っていたのに

「重要な会議が押し迫っていました。そこで使う資料がまだできていなかったので、心配になり担当の後輩に『早くしないと会議に間に合わないよ』と声をかけたのですが…。

彼女は急にムッとして『そんなこと言われなくてもわかっていますよ! 今やろうと思っていたのに』と私を睨みつけてきて。まるで子どものいい訳じゃないですか…私はあまりの発言にドン引き…それなら『わかりました! すぐにやります』と言えば、素直さを感じる分まだ救いがあるのに。

この後輩はやることが遅い上に、何か言うといつも口答えばかりするんです。正直厄介なので、大切な仕事はなるべく他の後輩に頼むことにして、彼女とは一定の距離を保つことにしました」(香音・仮名/35歳/企画)

先輩に何か注意されたら、弁解をするのではなく柔軟な対応を見せたいですね。今回のように、口答えすることで反感を持たれることも…。ちゃんと仕事をしたいなら、相手の気持ちを考えた受け答えをしましょう。

すみません…! 責任を取ってすぐに仕事を辞めます

「真面目な後輩の話です。彼女は普段から一生懸命働いているので、私はそれをとても評価していました。

ある日、重要な書類に計算ミスが見つかって…その後輩に『ここ間違っているからすぐに直して』『もっと集中しないとダメよ』と少し強い口調で注意したんです。すると彼女は涙目になって『すみません…! 責任を取ってすぐに仕事を辞めます』と言い出して。私は『反省するのはいいけれど、何も仕事を辞めることはない』と必死で彼女をなだめることに。

ところが、その後も彼女は事あるごとに『仕事を辞めます』と宣言する始末。後輩が泣くたび『またか…』と周りの雰囲気も悪くなって…先輩として彼女にどう接するべきか頭を悩ませています」(文乃・仮名/32歳/経理)

時と場合によって、責任を取って自分から職を辞することもありますね。しかし、これが決まり文句になってしまうと、その信用性はすぐに失われるのではないでしょうか。その場から逃げるのではなく、きちんと仕事と向き合いたいところです。

言い忘れたんじゃなくて、あえて伝えなかったんです

「新人社員がうちの部署に配属になりました。ある日、社長に来客があったのですが、本人が席を外していて…相手を待たせるという本来あり得ない事態に。

スケジュール管理をしていた新人に『来客予定を社長に言い忘れたでしょ』と詰め寄ると、『忘れたんじゃなくて、あえて伝えなかったんです』と素知らぬ顔。続けて『それくらい社長も把握していると思って』と信じられない言葉を放ったのです。正直に間違いを認めるなら、こちらの気も収まったのですが…。

こんな風に新人がミスするたび、監督不行き届きで私が社長に叱られて…到底納得することなんてできず。どんなに指導しても態度を改めなかったので、彼女は早くも他の部署に異動になりました」(千昭・仮名/31歳/秘書)

間違いを指摘されたにもかかわらず「自分は正しい」と言い張るとなると、一気に印象が悪くなりますね。その結果、相手に匙を投げられても仕方ないのではないでしょうか。まずは「私のミスです」と認めることで、この現状を打開しましょう。

以上、“30代女性が思わず耳を疑った「後輩の呆れたひと言」”をご紹介しました。

「ごめんなさい」と言えない人が意外と多くいるようですね。仕事でミスをして慌ててしまっても、きちんと謝罪の言葉を口にするかどうかで周りの反応もだいぶ変わるはず。より良い環境で働きたいなら、素直になることも大事と言えるでしょう。


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