【職場トラブルあるある】20代女性が衝撃を受けた「新人社員の信じられないひと言」

文・菜花明芽 — 2023.6.3
働いてしばらく経つと新人に仕事を教える機会がありますね。その際に相手の思いもよらない言動に驚愕する人は少なくないようです。そこで、今回は“20代女性が衝撃を受けた「新人社員の信じられないひと言」”をご紹介します。

私なんていなくてもいいということですか?

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「最近入ってきた新人さんの話です。彼女はとても真面目で責任感もあり、私も先輩として何も言うことはありませんでした。ただその性格が故に仕事を根詰めるようになってしまって。

かなり無理をしていたので『あなたがいなくても仕事は回るから大丈夫』と声をかけたんです。すると、彼女は『私なんていなくてもいいということですか? 』と急に私を睨みつけ涙目に…。気が楽になるようにと思ってかけた言葉が、結果的に彼女の心をえぐってしまった様子。

よく使う表現なのに…と思いつつ新人さんをフォローするも時すでに遅し。彼女は人目もはばからず泣いたので、周りの目線も痛くて…正直泣きたいのは私の方だと思いました」(和佳奈・仮名/29歳/経理)

何気ない発言が人を傷つけてしまうことってありますね。よくある言い方だとしても、それが相手に通じないとなると真意が伝わりません。「あまり無理しないでね」「休憩を取ることも大切だよ」とわかりやすい言葉でアドバイスするのもひとつの手です。

謝罪の言葉を考えていました…相手への連絡はその後でも十分だと思って

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「新人社員の教育係をしています。私は『困ったことがあったらすぐに相談して』と話していました。ある日、クライアントから『〇〇さん(新人)のミスが多い。注意したのに謝りの言葉もない』とクレームが入ったのです。

本人に聞くと『確かにご指摘を受けました』と答えたので『なぜそのままにしたの…? 』と問い詰めると『謝罪の言葉を考えていました…相手への連絡はその後でも十分だと思って』と言うじゃないですか。結果的にクレームに何も対処しておらず…。

『そういう時は私に報告して』と念を押すも、クライアントから『誠意を感じない』と契約打ち切りの連絡が…。上司に『監督不行き届き』と叱られて…今後は新人に『報連相』を徹底しようと思います」(里緒・仮名/28歳/企画)

仕事を始めたばかりなら、失敗が多くても仕方ありませんね。その時「報告」「連絡」「相談」を職場の人にできれば、状況はだいぶ変わるはず。相手に「仕事は順調? 」「何か困ったことはない? 」とマメに声かけすることも大切です。

てきぱき働いても働かなくてもお給料は同じですよ…それでも一生懸命仕事をする必要ってありますか?

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「仕事ができない新人に困っています。とにかく彼女は言われないと何もせず、ただ座っていることが多いです。あまりに態度が目に余ったので『仕事でわからないことがあるなら何でも聞いて』『もっとてきぱき働こうよ』と声をかけました。

すると、彼女は『てきぱき働いても働かなくてもお給料は同じですよ…それでも一生懸命仕事をする必要ってありますか? 』とあっけらかんと答えたのです。さらに『仕事で職場に拘束されているのだから、それだけでお金をもらう価値がある』と豪語。

その考え方についていけず…彼女に何を言っても無駄な気がして。こうなったら上司に報告し、新人を厳しく叱ってもらうしかないと感じました」(澪・仮名/27歳/事務)

人によって価値観は違うので、働き方もみんな同じとは限りませんね。ただ、やる気のない人がそばにいると仕事に悪影響を及ぼすことも。もし、相手が聞く耳を持たないようなら上司からきつく言ってもらいましょう。

以上、“20代女性が衝撃を受けた「新人社員の信じられないひと言」”をご紹介しました。

職場は一日の大半を過す場所なので、心穏やかでいたいですね。しかし、仕事に不慣れな新人の言動に驚きを隠せないことが多々あるようです。もし、新人の指導に悩んだら一人で抱え込まず、上司や同僚に助けを求めましょう。


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