Audibleで言葉の力×声の力を体感! オーディオブックで味わう、村上春樹作品の世界。

PR・Audible — 2023.10.3〔PR〕
いつでもどこでも、耳で聴いて読書を楽しむことができるオーディオブックサービスのAudible。ここでは、そのバラエティ豊かなラインナップの中から、豪華俳優陣が朗読する村上春樹作品をピックアップしてご紹介します!

読書に、文字を“読む”だけでなく、朗読を“聴く”という選択肢が加わった昨今。作品の“言葉の力”と朗読者の“声の力”両方で物語の世界を深く体感できるのが、オーディオブックの大きな魅力だ。その中でも今人気を集めているのが、アプリでプロのナレーターや人気俳優の朗読を聴くことができるサービスAudible。

実用本から小説、エッセイ、児童書など幅広いタイトルが揃うAudibleだが、特に注目なのが、日本語で独占配信している村上春樹作品のラインナップの多さと、そのナレーターの豪華さ。演技力で高い評価を得ている俳優たちの朗読によって村上作品に没入できるという、なんとも贅沢な読書体験ができるのだ。今まで文字で読んだことのある本も、耳から聴くことによって、また新たな感動を引き起こされたり、気付かなかったニュアンスに思わずハッとさせられたりすることも。

通勤時間、寝る前、ランニング中、家事の時間…いつでもどこでも、Audibleで、日常のひとときが豊かな読書時間に。まずは、好きな俳優が朗読する村上春樹作品から、Audibleデビューしてみては?


豪華俳優陣の“声の力”を感じる朗読で、作品に没入。

村上春樹作品を朗読している3組の俳優のみなさんのコメントとともに、作品の魅力と聴きどころをチェック! その他のラインナップのご紹介も。


『ノルウェイの森』× 妻夫木 聡 さん

Comments from 妻夫木さん
言葉が持っている力を、
最大限に信じて届けられたら。

Q: 村上作品の印象は?
A: 一瞬で過ぎ去った青春の時期というものが凝縮して描かれている作品が多いのかなと思っています。その凝縮された世界を読んだ時に、完全に気持ちが持っていかれてしまって、自分が主人公になったような気分になる。その人生を一回経験したような気分にさせてくれる感覚があります。

Q: 朗読で意識したことは?
A: 言葉ひとつひとつが持っている力を、最大限に信じることです。この言葉の意味ってこうだよなというのを、僕自身の捉え方で表現するのではなくて、言葉の意味を信じて、きちんと届けるということ。ゴールをするのではなくアシスト側に徹しようと思いました。

Q: どのように聴いてほしい?
A: 車という小さな個室で耳が研ぎ澄まされている時に、『ノルウェイの森』を独占しているという気分で、村上さんの世界にどっぷりと浸かってもらいたいですね。

 

「暗く重たい雨雲をくぐり抜け、飛行機がハンブルク空港に着陸すると、天井のスピーカーから小さな音でビートルズの『ノルウェイの森』が流れ出した」。主人公のワタナベが「ノルウェイの森」を聴いたことから回想する過去の恋愛と喪失、そして再生を描いた、村上春樹の代表作のひとつ。上下巻。



『騎士団長殺し』× 高橋一生 さん

Comments from 高橋さん
「眠くなる声」と言われますが、
どうか眠らず、作品を味わって。

Q: 初めて読んだ時の感想は?
A: 当時「私」と年齢が同じだったこともあり、「私」という存在の空虚さや諦め、けれど自分の職業に対して愛があるという感覚が自分に近く、読めば読むほど「僕だな」と思ってしまいました。

Q: 演技と朗読の違いは?
A: 朗読は、感情的に高まる描写があっても、肉体を動かすとノイズが入ってしまう、衣擦れの音さえ許されない世界。そんな中でも、中身は内燃していなくてはならないというのは、あまり経験のないことでした。それが大変であり、面白くもありました。

Q: どのように聴いてほしい?
A: 森の中で聴いてみたらどうなるんだろうなどと、いろいろな楽しみ方があると思うので、適した場所を見つけて聴いていただけたら。昔から「眠くなる声」と言われるのですが、どうか眠らずに。僕の声は眠いと思っても、村上さんの作品は愛してください。

 

主人公の「私」は、妻と別れ、友人の父親宅であるアトリエに暮らす36歳の画家。ある日、アトリエの屋根裏部屋で「騎士団長殺し」という日本画を見つけたことから、奇妙な出来事に巻き込まれていく。第1部 顕れるイデア編(上)(下)、第2部 遷ろうメタファー編(上)(下)の全4巻。



『1Q84』× 杏さん&柄本時生さん

Comments from 杏さん
余すところなく表現できるのが、
朗読の強み。

Q: 作品を読んだ感想は?
A: 令和になって読み直して、今にすごく通じる物語だと思いました。一度読んだ方も、改めてAudibleで聴くと、新たな発見があると思います。

Q: 演技と朗読の違いは?
A: 耳だけで聴く方に、誰が何を言っているかを正確に伝えられるかが、ハードルの一つでした。ナレーションになりすぎてもいけないし、表現しすぎると色が出すぎちゃう。そして、映像だと、普通ここまで長い時間アウトプットはできないですよね。余すところなく、村上さんの書いたことを一文字もこぼさず表現できるのは朗読しかないと思うので、青豆の世に出ている部分全部を味わい尽くした感じはありました。

Comments from 柄本さん
答えを出してしまうことに
“怖さ”もあった。

Q: 印象的なシーンは? 
A: 「父」の病院に行った時に空を見上げると月が2つになって、(小説の)「空気さなぎ」の世界に入ったシーン。あれは驚きました。空想上の世界で“入っている”“入っていない”という感覚じゃなくて、“入った”っていう表現が面白かったですね。

Q: 演技と朗読の違いは? 
A: まず思ったのは、“怖い”ということ。映像は、どちらかというと言い訳が利くという部分もあって。声だけだと、答えを出しすぎるのが怖いというか、せっかく文字で書かれたものに対して、(朗読の読み方で)「答えはこうです」ってなってしまうのはどうなんだろうと思って。そこがとても難しかったです。

 

1984年に生きる主人公の青豆と天吾。空に月が2つあることを発見した青豆、そして未完の小説「空気さなぎ」の加筆に取り掛かった天吾は、それまでの世界と違う1Q84の世界へと入り込んでいく。BOOK1〈4月―6月〉前編・後編、BOOK2〈7月―9月〉前編・後編、BOOK3〈10月―12月〉前編・後編の全6巻。



その他にも、村上春樹作品を多数独占配信中!

『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』× 向井 理 さん

多崎つくるは、学生時代、4人の親友たちといつも行動を共にしていたが、自分の名前にだけ「色」が入っていないことに疎外感を覚えていた。その親友たちから突然絶縁された彼は、死を考えるが、36歳になった時、年上の恋人・沙羅に促され、絶縁の理由を知るための「巡礼の旅」に出る。


『海辺のカフカ』× 木村佳乃 さん

15歳の少年・田村カフカは、父親にかけられた「いつか自分の手で父親を殺し、母と姉と交わるだろう」という呪いの予言から逃れるために、深夜バスで四国へ向かう。一方、猫語を話せる老人・ナカタも東京を離れて旅を始める。交互に語られる二人の物語がたどり着く先とは……? 上下巻。


『ねじまき鳥クロニクル』× 藤木直人 さん

主人公の「僕」と妻のクミコの結婚生活は、飼っていた猫の失踪をきっかけにバランスが失われ、ある日クミコも姿を消してしまう。クミコを捜す僕は、失踪の裏に彼女の兄・綿谷昇の存在があることを突き止める。第1部 泥棒かささぎ編、第2部 予言する鳥編、第3部 鳥刺し男編、の全3巻。


『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』× 大森南朋 さん

高い壁に囲まれた「世界の終り」と呼ばれる街で、一角獣の頭骨から夢を読んで暮らしている「僕」。そして、「ハードボイルド・ワンダーランド」の世界で老科学者により意識に新たな思考回路を組み込まれた「私」。二つの世界、二人の物語の中で繰り広げられる冒険を綴った、壮大なファンタジー的長編。上下巻。


『猫を棄てる 父親について語るとき』× 中井貴一 さん

村上春樹が自らのルーツを初めて綴ったノンフィクション作品。中国で戦争を経験した父の記憶をたどりながら、父の体験を引き継ぎ、親子の歴史に向き合っていく。日常の何気ない出来事や思い出も語られ、村上作品の原風景や根底に流れるものに触れることのできる、貴重なエッセイ。


『螢・納屋を焼く・その他の短編』× 松山ケンイチ さん

1983年〜1984年に書かれた短編小説を集めた一冊。『ノルウェイの森』の第二&三章の下敷きとなった「螢」、韓国のイ・チャンドン監督による映画化も話題となった「納屋を焼く」のほか、「踊る小人」「めくらやなぎと眠る女」、3章から成る「三つのドイツ幻想」の全7編を収録。


『パン屋再襲撃』× 柳楽優弥 さん

深夜に突然空腹を覚えた「僕」は、昔友達と行ったパン屋襲撃の呪いではないかと考え、妻と共に武装して再び襲撃に乗り出すが……。表題作のほか「象の消滅」や「ファミリー・アフェア」、『ねじまき鳥クロニクル』の原型となった「ねじまき鳥と火曜日の女たち」など6編を収録。


『神の子どもたちはみな踊る』× 仲野太賀 さん

表題作を含む5編と書き下ろし短編1編の6つの短編で構成された小説集。元々は雑誌『新潮』に「地震のあとで」という副題付きで連載されたもので、新興宗教団体で「神の子」として育てられた主人公が、雑踏で父親と思われる男のあとを追う表題作など、全作品が阪神・淡路大震災を題材に描かれている。


『辺境・近境』× 永山瑛太 さん

1990年から1997年にかけて村上が巡った7つの旅についての紀行エッセイ。モンゴルの草原、無人の島・からす島、北米大陸横断、砂埃舞うメキシコの町、震災後の神戸など、村上独自の目線で綴られる、“遠くてなかなか行かれない辺境”と、“近くてもなかなか行かれない近境”の旅の記憶。


『東京奇譚集』× イッセー尾形 さん

2005年刊行の短編集。作曲家フランシス・プーランクを愛するピアノ調律師に訪れたささやかな出会いを描く「偶然の旅人」、ハワイ・カウアイ島のハナレイ湾を舞台に、息子を失ったシングルマザーが希望を見出していく姿を描いた「ハナレイ・ベイ」など、5つの物語を収録。


『職業としての小説家』× 小澤征悦 さん

雑誌の連載、講演録、書き下ろしから成る、自伝的エッセイ集。小説家としての自らの歩み、これまでの軌跡のエピソードを交えながら、作家の生き方や小説との向き合い方、書き方を語り尽くす。文学賞について、オリジナリティとは何か、臨床心理学者・河合隼雄との出会いなど、刺激的な言葉に満ちた一冊。



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まずは、以下のリンクからアクセスして登録。その後スマートフォンやタブレットにアプリをダウンロードしたら、好きな作品を選んで聴いてみよう。聴き放題プランは、月会費1500円(30日間の無料体験あり)。12万以上の対象作品が聴き放題で、オフライン再生も可能。今回紹介した作品は全て聴き放題プラン対象。

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