「不倫は君の夫への仕返し…」夫に恨みを持つ男性が「35歳人妻を利用して企てた衝撃の復讐計画」【前編】
結婚5年目の栞さん(仮名・35歳)は、現在とある男性と不倫関係にあると言います。順調な結婚生活を送っているにも関わらず、なぜ他の男性に心奪われてしまったのでしょうか…?
同窓会の招待状が届いたものの…嫉妬深い夫が参加に大反対!
「パートで忙しい日々を送るなか、初めて同窓会の招待状が届きました。それは中学校の時のもので、最近疎遠になっていた友人と20年ぶりの再会を思うと胸が弾んだのですが…。
夫(一孝さん・仮名・36歳)はとにかく嫉妬深くて『同窓会に出席したい』と私が伝えると案の定嫌な顔をして…。『久々の再会が恋愛に発展することもあるだろう』『浮気のきっかけになり兼ねない』と言って私を睨みつけてきたんです。
結局『絶対に浮気はしない』と約束することを条件に、夫はしぶしぶ同窓会へ行くことを許可してくれました」
栞さんは、あらかじめ夫に釘を刺されていたこともあって「恋愛モード」をオフにして同窓会に参加したそうです。ところが、意外な人物の登場で心が揺れてしまったのだとか。
「受付を済ませると見知らぬ男性と目が合いました。私が誰かわからず困惑していると『俺のこと覚えている…? 』『ずっと同じクラスだった吉雄(仮名・35歳)だよ』と笑顔で話しかけてきたのです。
思い返すとおとなしい男子の姿が頭に浮かんで…でも、当時もほとんど接点がなく会話すらした記憶がありません。なぜなれなれしく話かけてきたんだろう…とちょっと警戒していると『君は俺の初恋の人なんだよ』『実は栞さんに会いたくて同窓会を企画したんだ』と告白されて…。
すっかりイケメンに成長した吉雄さんに私は一瞬で心惹かれました」
その後、友人との再会を喜ぶでもなく、ずっと吉雄さんと二人きりで過ごしたそう。栞さんは彼が独身だと知って「お互い好意があるのだから、夫にバレなければお付き合いしても問題ない」と考えたと言います。
「その日のうちに彼と不倫関係になりました。禁断の恋がやきもち焼きの夫にバレないよう、私は細心の注意を払うことにしたんです。
パートはシフト制で出勤する日もバラバラなので、休みの日に『仕事に行く』と夫に嘘をついて吉雄さんと密会を重ねることに…。夫からGPS機能をつけられていたので、前もって職場にスマホを置きに行って…仕事中と認識されるよう細工。吉雄さんと一緒ならスマホなんて必要ありませんからね。
ただ夫から電話があっても出られないので、隣のデスクの理恵さん(仮名・33歳)に『不倫相手と会うから、GPSがついているスマホは置いていくね』『電話が鳴っても対応しなくていいから』と伝えておきました」
それから、不倫の口留めのため理恵さんに頻繁にランチをおごったり、デート先でお土産を買ってきたり…栞さんは相当気を遣ったそうです。しかし、吉雄さんとの不倫はあっけなく終わりを告げます。
夫に不倫現場を目撃されて…その時彼が放った衝撃的な言葉とは?
「ある日、彼とホテルから出てくると『こんなところで何をしているんだ! 』という声がして…振り返るとそこには夫の姿が…。急なことに頭が真っ白になっていると、吉雄さんが『俺が君の夫を呼んだんだよ』と言うじゃないですか。
さらに『昔、俺の彼女を横取りしたよな』『だから、その仕返しにお前の妻を略奪したんだよ』と夫に声を荒らげて。私はすぐに状況が呑み込めず…しばらく話を聞いていると二人は大学の先輩後輩だとわかって。
その際、夫が吉雄さんの彼女を奪ったことがあったのだとか。吉雄さんは復讐のために夫を不倫現場にわざわざ呼び出していたのです」
彼は偶然街で一孝さんと栞さんが歩いているところを目撃。二人は結婚しており、妻が同級生であることがわかって、一孝さんへの復讐のため同窓会を計画したと言います。栞さんは彼に「私達愛し合っていたよね」と聞くも「不倫は君の夫への仕返し」「愛なんてある訳がない」と言われあっさり捨てられてしまいます。
すべて吉雄さんに仕組まれたことと知らず、不倫に陥ってしまった栞さん。しかし、夫と「浮気はしない」と約束していたにも関わらず、それを裏切ったのだから、辛くてもこの現実を受け入れるしかないでしょう。
不倫相手にフラれ悲しみに暮れる栞さんに、さらなる悲劇が襲い掛かることをこの時は誰も知る由はありませんでした。
気になる後編はコチラをどうぞ。
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