不倫相手の子どもを妊娠したい! 略奪愛に失敗した女性にくだされた「痛い制裁」【後編】
彼を奪えないものかと考えるように
「私はガールズバーに勤めつつ、橋本さんとの不倫関係も維持していました。しかし、もともと私はブランド好きで、手に入りにくいものを欲しがってしまう体質。橋本さんを自分のものにしたいという思いが膨らみ、妻から奪えないものかと考えるようになっていったんです。
彼の妻を意識するようになり、まずはSNSなどをチェックし始めました。SNSを見ると、橋本さんの妻はアパレルショップを経営していて、仕事のできる自立した女性といった感じの人でした」
妊娠の兆候が…
「橋本さん夫婦には子どもがいませんでした。一時期、妊活に取り組んだものの授からなかったそうなんですね。
そこで私は、橋本さんの子どもを妊娠すれば彼を奪えるのではないかと考えました。なるべく妊娠しやすい状態のときに、橋本さんと会うようにしたんです。
すると、しばらくして妊娠の兆候が出始めました。時期尚早ではあったんですが、それを橋本さんに伝えたんですね。どんな反応をするのかと思いきや、呆然とした表情を浮かべていました」
別れを切り出されて…
「“検査をしたのか?”と尋ねられ、ちゃんと検査をするように言われました。検査キットを購入して調べたところ、妊娠はしていませんでした。それを伝えると、橋本さんは“よかったぁ”と安堵の表情を浮かべていて…。
そして、唐突に別れを切り出されました。“今回の件でわかった。もし本当に妊娠なんてされたら大変なことになる”と言うんです。やはり、妻と別れることは考えられないとのことでした。
私の軽はずみな言動が彼を冷静にさせ、むしろ別れを考えさせてしまったんです」
LINEに残った真実
「私は取り乱し、“別れるなら慰謝料が欲しい”と訴えました。“時間を無駄にしたのだから当然だ”と。橋本さんには、“少し考えさせてほしい”と言われました。
それから私は、彼にしつこく連絡を入れました。ある日、いつものように橋本さんに電話をかけると、“もしもし”と知らない女性の声が聞こえてきたんです。
声の主は橋本さんの妻。冷静な口調で、“話は全部聞いている”と言われました。ただ、私が慰謝料の話を口にすると、妻の語気が強まりました。
妻によると、もともとお小遣いをもらっていたことも、途中から私が誘いの連絡を入れていたことなども、すべてLINEに残っていたようです。“だから慰謝料は発生しない”ときっぱり言われました。
私が食い下がろうとすると、“このハイエナが…”と吐き捨てるように言われ、電話が切られました。こうして私と橋本さんの関係は完全に終わりました。
不倫関係が終わった今も、私の浪費癖はなおっていません。当時のガールズバーは辞めましたが、男性からのお金を頼りにしてしまったことを後悔しています」
“お金がきっかけで不倫に堕ちた女性の告白”をご紹介しました。
男性としては、遊びの関係の延長だったのでしょう。冷静になり、自分の犯した過ちに気付いたのかもしれません。彼女もしっかりと反省しなければ、また同じことを繰り返してしまうでしょう。
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