ダイエットに超いい! 【決定版】「便秘、解毒、冷え、むくみ etc…」のツボ19選

まとめ構成・小田原みみ — 2022.3.23
ダイエットから、便秘や肩こり等の不調まで、すぐにその場でセルフケアできる「ツボ押し」。超便利で、覚えておくと必ず役立つツボをまとめました。

ダイエット時に押したい解毒の足ツボ

足ツボ師のMattyさんに、ダイエット時に押したい足ツボ、押しかた、注意点を教えていただきました。

Mattyさん 足ツボで重要なのは、骨に一番近い末梢神経に届くよう、両手の指を重ねてぎゅーっと力強く押すこと。また1つのツボに対して左右の指を重ねずに押す“2点押し”もNG。ツボ以外の場所に圧をかけると脳が迷うため、必ず1点押しを心がけましょう。ツボを押した時にブチブチ・ゴリゴリと感じたら、老廃物が溜まっている証拠。これさえ取り除けば、将来の病気だって防げます。

体を整える、Matty式足ツボMAP。

足ツボ

触ってみて、ブチブチ・ゴリゴリという感覚や痛みを感じたところは要注意。思わぬところが弱っているかも…。こまめなメンテナンスを心がけて。

足ツボ
足ツボ

Mattyさん 足ツボ師。台湾で修業し、ツボ師歴は20年以上。台湾足ツボをベースに、即効性と改善率の高いMatty式足ツボを考案。近著に『Matty式解毒こぶし』(主婦の友社)が。

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※ 『anan』2018年2月21日号より。写真・中島慶子 モデル・上口香寿美 イラスト・田中麻里子(by anan編集部)
※ 2018年2月18日配信


ダイエット時に押したい耳ツボ

鍼灸師の後藤多都椰先生に、ダイエット時に押したい耳ツボを教えていただきました。

「耳介(じかい)」

耳の外側にある軟骨の部分「耳介(じかい)」を上から下に4~5か所押して圧迫。

Beauty

両耳を行うと、体がポカポカと温まり始め、新陳代謝がアップ。脂肪燃焼しやすい状態に。

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※ 『anan』2019年6月12日より。写真・青木加代子 構成、文・鈴木恵美(by anan編集部)
※ 2019年6月11日配信


便秘の時に押したいツボ

目白鍼灸院院長の柳本真弓さんに便秘時に押したいツボを教えていただきました。

「支溝(しこう)」

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柳本真弓さん 手の甲側、手首を曲げた時にできるシワから指4本分ほど肘寄りにあるのが支溝。腸は第二の脳といわれるくらい、精神状態の影響を受けやすい器官。この支溝の広い範囲を4本指で押し回すことで、気持ちが和らぎ、大腸がスムーズに働くようになります。

「神門」

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柳本真弓さん 手のひらを自分に向けて手首の小指側をさすると、小さな骨の出っ張りがあるのに気がつくはず。この内側の腱の間にあるのが神門です。精神や脳と関係が深く、旅先など、環境が変わったことで起こる便秘に効果的。心地よく感じる強さで柔らかくなでてみて。

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※ 『anan』2020年10月7日号より。イラスト・momokoharada 取材、文・菅野綾子
※ 2020年10月3日配信


下痢の時に押したいツボ

鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師の石垣英俊さんに下痢の時に押したいツボを教えていただきました。

「下痢点」

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手の甲の、薬指と中指の骨が交わる部分の少し指側のくぼみ。親指の先で強めに押し続けると便意が止まる。下痢の予防に、事前に揉んでおくのもいい。

「下痢の時に押したいツボ」の解説を詳しく読む


※ 『anan』2022年2月16日号より。イラスト・サヲリブラウン 斎藤ヨーコ 取材、文・板倉ミキコ(by anan編集部)
※ 2022年2月12日配信


消化不良の時に刺激したいツボ

引き続き、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師の石垣英俊さんに消化不良時に刺激したいツボを教えていただきました。

「中カン」と「梁門」

健康

両手でM字を作り、ツボに両手の指の先端を当て、ゆっくり押し回す。息を吸い、指を押し込みながらゆっくり吐くを繰り返す。硬くなった胃腸が緩んでいくようイメージして。

「消化不良の時に刺激したいツボ」の解説を詳しく読む


※ 『anan』2018年7月25日号より。写真・中島慶子 スタイリスト・白男川清美 ヘア&メイク・高松由佳 モデル・田中シェン 取材、文・板倉ミキコ(by anan編集部)
※ 2018年7月23日配信


バストの形を整えたい時に押したいツボ

鍼灸師で、リンドウー治療院総院長の後藤多都揶さんに、バストの形を整えたい時に教えたい美乳のツボ、美乳特攻穴を教えていただきました。 

「天宗(てんそう)」

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背筋の緊張をほぐして緩め、肩こりや痛みの改善にも効果的なツボ。肩甲骨の中央にあり、上半身の気や血が集まるツボとして知られる。刺激すると可動域が広がるので、肩が上がりにくい人にもおすすめ。

ツボの押し方:強10回

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左腋の下に右手を入れ、左肩甲骨中央を中指の先で10回プッシュ。反対側も同様に行う。

「バストの形を整えたい時に押したいツボ」の解説を詳しく読む

※ 『anan』2020年9月16日号より。写真・小笠原真紀 スタイリスト・白男川清美 ヘア&メイク・浜田あゆみ(メランジ) モデル・松木育未(ライトマネジメント) 取材、文・古屋美枝(by anan編集部)
※ 2020年9月13日配信


垂れ乳防止に押したいツボ

引き続き、鍼灸師の後藤多都揶さんに垂れ乳防止に押したいツボを教えていただきました。

「少海(しょうかい)」

肩甲骨まわりの筋肉をほぐすツボ。肘の痛みがあるときにも効果的。

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ツボの位置と押し方:強10回
肘関節の小指側にあるくぼみ。肘を軽く曲げるとわかりやすい。親指と中指で肘を挟むようにして奥に響くようにプッシュ。

「垂れ乳防止に押したいツボ」の解説を詳しく読む

※ 『anan』2020年9月16日号より。写真・小笠原真紀 スタイリスト・白男川清美 ヘア&メイク・浜田あゆみ(メランジ) モデル・松木育未(ライトマネジメント) 取材、文・古屋美枝(by anan編集部)
※ 2020年9月11日配信


歯痛、肩こり、腰痛の時に押したい手のツボ

鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師の石垣英俊さんに、歯痛、肩こり、腰痛の時に押したい万能の手のツボを教えていただきました。

「合谷(ごうこく)」

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親指と人差し指の骨が交わるところから、やや人差し指側にあるくぼみ。刺激する手の人差し指の方向に親指で押し、残りの指は下で支える。首から上の症状に効果があるとされ、肩こりやストレス解消にも効く。

石垣英俊さん 鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師。「神楽坂ホリスティック・クーラ」代表。東洋医学をベースに、痛みや不調と関わりの深い背骨に特化したヘルスケアを提唱。著書に『ココロとカラダの地図帳』(池田書店)など。

「歯痛、肩こり、腰痛の時に押したいツボ」の解説を詳しく読む

※ 『anan』2022年2月16日号より。イラスト・サヲリブラウン 斎藤ヨーコ 取材、文・板倉ミキコ(by anan編集部)
※ 2022年2月12日配信


眠れない時に押したいツボ

鍼灸あんま指圧マッサージ師の神崎貴子先生に眠れない時に押したいツボを教えていただきました。

「失眠(しつみん)」と「湧泉(ゆうせん)」

1.両手の親指を重ねて「失眠(しつみん)」(※1)におき、残りの指で足の甲を支える。やや強めの圧で、ツボを5秒間押す。

不眠

2.1と同じように親指を重ねて「湧泉(ゆうせん)」(※2)におく。手のひら全体で挟むようにして足を持ち、親指に力を入れて5秒間刺激する。

不眠

3.「失眠」に親指を重ねておき、片手ずつ交互に指を上にずらして「湧泉」まで足裏を揉んでいく。これを5回繰り返す。

不眠

4.「失眠」に親指を重ねておき、圧をかけた状態で「湧泉」まで指をスライドさせる。これを5回繰り返す。逆足も同様に行う。

不眠
不眠

※1 足の裏側、かかとの中央にあるツボ。“失った眠りを取り戻す”という名前の通り、不眠の改善に有効。下半身の冷えにも効果が。
※2 足の指をグーにした時にできる、くぼみの中央にあるツボ。“命の泉が湧くツボ”として疲労回復に効く。安眠をもたらす効果も。

「眠れない時に押したいツボ」の解説を詳しく読む

※『anan』2018年8月29日号より。写真・中島慶子 モデル・野口絵里弥(SATORU JAPAN) 取材、文・黒澤祐美(by anan編集部)
※ 2018年8月22日配信


末端が冷える時に押したいツボ

鍼灸師、国際中医専門員の田中友也さんに手足の先が冷える時に押したいツボを教えていただきました。

「八風(はっぷう)」と「八邪(はちじゃ)」

田中友也さん どちらも、指の間にあるツボ。親指と人差し指でつまんで、ほぐすように刺激します。しばらく行うと、ツボからの気の出入りが活発になって血の巡りが戻り、じんわりと温まってくるのを感じられるはず。足の指はあまり動かすことがないので、とくに八風は丁寧に刺激しましょう。足と手の指を組んで動かすのも、八邪と八風の両方を刺激できておすすめです。

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両足の指の股にある8つのツボ。自律神経を整え、リラックスに導くツボでもある。1か所ずつ、足の指を手で広げてから刺激するとよく温まる。

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両手の水かきの部分。指のこわばりやしびれ、頭痛の緩和に効くツボでもある。2本指でつまむほか、両手を組んで手首をぐるぐる回して刺激しても。

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POINT 八邪と八風をぴたりと合わせる、足と手を組んで握る方法なら一石二鳥。この時、足の指をグーパーするように動かすと、さらに血行促進に役立つ。

田中友也さん 鍼灸師、国際中医専門員。兵庫県神戸市の「CoCo美漢方」で健康相談に乗る傍ら、鍼灸の施術を行い、養生法をTwitterで発信する。著書に『こころと体がラクになるツボ押し養生』(学研プラス)など多数。

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※ 『anan』2021年12月22日号より。イラスト・松尾モノ 取材、文・新田草子(by anan編集部)
※ 2021年12月19日配信


生理痛がある時に刺激したいツボエリア

目白鍼灸院院長の柳本真弓さんに生理痛の時に押したいツボを教えていただきました。毎月訪れるブルーデーも、これさえ知っておけば安心です。

「手根のエリア」

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柳本真弓さん ここはツボではなく、下腹部に対応する反射区。この手根のエリアを揉みほぐすことで、下腹部の血流が良くなり、生理痛緩和の効果が期待できます。婦人科系の不調に冷えは大敵。普段からさすって温めたり、手をお湯につける手湯の習慣も取り入れてみて。

薬指の付け根

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柳本真弓さん 薬指の付け根の両側を、反対側の手の親指と人さし指で捻るようにグリグリと刺激することで、下半身の血流がアップしてきます。生理痛をはじめ、生理不順、更年期障害など、婦人科系のあらゆるトラブルを緩和させることに効果的です。

柳本真弓さん 目白鍼灸院院長。カルチャーセンター等で講師も務める。著書は『「手」をもむ、触る、押すだけで、たちまち健康になる!』(小社刊)。

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※ 『anan』2020年10月7日号より。イラスト・momokoharada 取材、文・菅野綾子(by anan編集部)
※ 2020年10月4日配信


ふくらはぎがむくんだ時に押したいツボ

鍼灸あんま指圧マッサージ師の神崎貴子先生にふくらはぎがむくんだ時に押したいツボを教えていただきました。

「承山(しょうざん)」

1.片足の親指と人さし指の間に、同じ側の手の親指をあてる。圧をかけながら下にスライドさせ、薬指と小指の間まで順に行う。5回。

むくみ

2.両手の親指を重ねて「承山(しょうざん)」(※1)におき、残りの指でふくらはぎを支える。自然な呼吸を続けながら5秒間押し込む。

むくみ

3.マッサージしている脚と同じ側の手でふくらはぎを包むように持ち、下から上にぎゅっぎゅっぎゅっと揉み上げる。これを5回。

むくみ

4.両手の指を広げて足首の内と外にあてる。指全体に力を入れながら、ひざ裏までスライド。下から上に5回押し流す。逆脚も同様に。

むくみ
むくみ

※1 ふくらはぎの中央ライン上。つま先立ちをした時に、アキレス腱と筋肉の境目にできるくぼみに位置する。脚の疲れに直接働きかける。

「ふくらはぎがむくんだ時に押したいツボ」の解説を詳しく読む

※ 『anan』2018年8月29日号より。写真・中島慶子 モデル・野口絵里弥(SATORU JAPAN) 取材、文・黒澤祐美(by anan編集部)
※ 2018年8月22日 配信


冷えやむくみが気になる時に押したいツボ

引き続き、鍼灸あんま指圧マッサージ師の神崎貴子先生にむくみが気になる時に押したいツボを教えていただきました。

「三陰交(さんいんこう)」と「陰陵泉(いんりょうせん)」

全身の血流を改善し、冷えやむくみなどのお悩みに働きかける万能ツボの刺激は毎日の習慣にしたいもの。下半身に溜まった血液を全身にめぐらせるように下から上にマッサージしよう。

1.片足の甲を両手で包むように持ち、両手の親指を足の人さし指の付け根におく。力を入れながら左右に親指をスライドし、骨を開く。5回。

ふくらはぎマッサージ

2.両手でチョキを作り、内くるぶしと外くるぶしそれぞれの下側におく。人さし指と中指を開きながら、くるぶしの周りを流す。これを5回。

ふくらはぎマッサージ

3.「三陰交(さんいんこう)」(※1)に両手の親指を重ねておき、ふくらはぎを包み込むように持つ。痛気持ちいいと感じる程度の強さで、5秒間ツボを押す。

ふくらはぎマッサージ

4.「陰陵泉(いんりょうせん)」(※2)に両手の親指の腹を重ねておき、ふくらはぎを包み込むように持つ。呼吸に合わせて5秒間じんわりとツボを刺激する。

ふくらはぎマッサージ

5.マッサージしている脚と同じ側の手の親指で「三陰交」を押し、指を少しずつ上にずらしながら「陰陵泉」までふくらはぎを揉む。5回。

ふくらはぎマッサージ

6.3と同様に両手の親指を重ねて「三陰交」におく。ぎゅっと圧をかけた状態で、「陰陵泉」まで押し上げる。5回。一連の流れを逆脚も行う。

ふくらはぎマッサージ
ふくらはぎのツボ

※1 内くるぶしの頂点から、指4本分上がったところに位置するツボ。子宮に働きかけて血行をよくすることから、女性に大切なツボとして知られる。生理痛や冷え、むくみに効果的。
※2 ひざの内側にあるツボ。スネにある太い骨の内側をひざに向かってたどり、指が止まるところ。水分代謝を促し、脚のむくみを軽減する。女性ホルモンを整える効果も。

神崎貴子先生 鍼灸あんま指圧マッサージ師、(特非)日本スポーツアロマトレーナー協会副理事長。「さくら治療院」の院長を務める。ツボに関する著書やメディア出演も多数。

「冷えやむくみが気になる時に押したいツボ」の解説を詳しく読む

※『anan』2018年8月29日号より。写真・中島慶子 モデル・野口絵里弥(SATORU JAPAN) 取材、文・黒澤祐美(by anan編集部)
※ 2018年8月28日配信


口まわりの運動不足を解消したい時に押したいツボ

鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師の土門奏さんに、マスク生活で緩んだ口周りの運動不足を解消したい時に押したいツボを教えていただきました。

「迎香(げいこう)」

小鼻の両脇にある、少し凹んだところ。ほうれい線上の小鼻の脇。頬や上唇を上げる筋肉にも関わる場所。

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人差し指を顴りょう、中指を迎香に当てたまま、上の前歯が出るまで口角を上げる。笑顔を意識。指の位置を変えずに、頷く要領で頭の重みを使ってツボを刺激する。1、2で押して、3、4で緩めるをリズミカルに10回繰り返す。口角を上げる筋肉がほぐれて活性化され、頬の高さが復活。

土門 奏さん 鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師。「土門治療院」院長。女性の美と健康をサポートするため、運動やセルフケアも積極的に指導。著書に『美顔鍼 美顔率と解剖機能からのアプローチ』(医道の日本社)など。

「ほうれい線の原因、口まわりの運動不足を解消したい時に押したいツボ」の解説を詳しく読む

※ 『anan』2022年2月16日号より。イラスト・サヲリブラウン 斎藤ヨーコ 取材、文・板倉ミキコ(by anan編集部)
※ 2022年2月12日配信


顔のむくみが気になる時に押したいツボ

鍼灸師で、リンドウー治療院院長の後藤多都椰さんに顔全体のむくみが気になる時に押したいツボを教えていただきました。

「気戸」と「缺盆」

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乳頭の延長線上の鎖骨下のくぼみ「気戸」と同じく鎖骨上のくぼみ「缺盆」を刺激。親指以外の指で円を描きながら鎖骨下を外側から内側になでる。鎖骨上も同様に行う。血流とリンパを促進します。左右ともに10回。

後藤多都椰さん 鍼灸師。30年以上のキャリアを持つ、日本の美容鍼のパイオニア的存在。痛みがなく即効性のある独自の鍼治療に定評があり、多くの俳優やタレントからも絶大な信頼を寄せられる。巻き肩や肉離れなど、体の治療も得意で通い詰めるスポーツ選手や格闘家も多数。

「顔全体のむくみが気になる時に押したいツボ」の解説を詳しく読む


※ 『anan』2022年1月26日号より。イラスト・岡田 丈(visiontrack) 取材、文・古屋美枝(by anan編集部)
※ 2022年1月24日配信