ツリー放置してない…? 「年末にしてはいけない」不吉行動4選
■身内が亡くなった年の旅行は避けて
年末は、さまざまなイベントごとが多く、また仕事終わりのタイミングで旅行をする人もたくさんいますよね。でも、忘れてはいけないことがあります。それは、身内の人が亡くなった年の旅行は避けなくてはならないということ。
現在では、忌中を含めた1年間を“喪中”とするとことが一般的です。仮にそう遠くない血縁だったとしても、無意識の悲しみはあなたの心の中に眠っています。
必ずしも祟られるというわけではありませんが、年末の旅行はキャンセルするか、日にちを改めるなどした方が良いでしょう。
■クリスマスツリーを出しっぱなしにすると……
12月の後半は、何かと忙しいシーズン。24日のクリスマスイブに、25日のクリスマス。そして、31日の大みそかに1日の新年の準備……。この短い一週間の中に、さまざまな行事が詰め込まれています。
ここで大切になってくることは、行事ごとの飾りの切り替え。たとえば、クリスマスツリーを、クリスマス後になっても、そのままにしている人も多いかもしれません。でも、それはご法度。
年末から年始にかけては、この一年の厄を落とすべく自分を振り返るタイミング。いつまでもツリーをしまわずにいると、厄を落とせず、運を下げてしまうことになりかねないのです。
■年末のしめ縄飾りは不敬にあたる
年末年始によく見られる“しめ縄”。このしめ縄は、その場所が神様をまつるのにふさわしい神聖な場所であることを示し、神様の領域と私たちが住んでいる領域をわけたり、厄を払ったりする役割があります。
ところが、多くの人が誤解しているところですが、このしめ縄は年始である1月1日に出すのが正しい作法であり、年末に出すのは不敬にあたるのです。
面倒くさがって、年末にしめ縄を飾ってしまうと、運に恵まれなくなってしまうかも……。
■年越しそばはゆっくりとすするように食べる
年末の年越しと言えば、何といっても“おそば”ですよね。細く長く生きるというニュアンスから、どこの家庭でも31日に年越しそばを食べることと思います。ただ、そばはのどごしが良いので、ついついツルツル~と早食いしてしまいますよね。
でも、それはNG。“細く長く”が信条の年越しそばだからこそ、ゆっくりすするのが礼儀というもの。なるべく早めにつくって、その年一年に思いを馳せながら食べることをお勧めします。
そうしないと、新年から健康運を損なってしまう恐れも……。
以上、“年末にしてはいけない不吉な行動”をご紹介しました。
昔の人が今に伝えていることの多くは、必ず何かしらの理由があるもの。避けたほうがいい忌むべき行動には、因果関係があるといっていいでしょう。
年末の忙しさに忙殺されてしまいがちですが、今回ご紹介したような行動をとらないよう、“丁寧に生きる”ことを忘れないようにしましょう。そうしないと、あなた自身の運を下げてしまうことになってしまいかねませんからね……。
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