死者の霊に足を引っ張られ…お盆にまつわる「怖い話」4つ

文・脇田尚揮 — 2018.8.13
お盆に、長期休暇が設けられている企業も多いですよね。遊ぶためではなく、先祖の霊を敬う時間として古来から大切にされてきました。なぜなら、お盆にはご先祖様の霊が家に帰ってくるとされているためです。そんなお盆には、怖い話や言い伝えも沢山ありますので、今回は、占い師の脇田尚揮さんに“お盆の怖い話”をご紹介いただきます。

■お盆は海・川だけでなく山に行ってもいけない

お盆に海や川へ行ってはいけない、というのはよく聞く話かと思います。死者の霊に足を引っ張られて溺れてしまうという言い伝えがあるからです。

しかし、実は山にも行ってはいけないのです。山は高位の霊が住み着いていることが多く、お盆に先祖の霊を敬わない人を惑わせて迷わせたり、“神隠し”に遭わせたりするのです。お盆に山に登った人は、帰ってこれなくなる恐れがあるのです……。

■お盆にお墓参りにいかないと不思議な夢をみる

お盆と言えば、お墓参りに行くものでしたが、最近では行かない人も増えていますよね。でも、ご先祖様からするとそれは寂しいもの。

お盆にお墓参りに行かないと、お盆期間のどこかで不思議な夢をみるかもしれません。例えば、亡くなった親族が枕元に立ったり、お墓の夢をみたり。もしかしたら、ご先祖様が会いたいと伝えてきているのかもしれませんね。

■お盆に白い着物を着るとこの世ではない場所に連れ去られる

お盆に着物を着るというのは、実はかなり不敬なことだとされています。

日本では昔から、家で亡くなった方は死装束を着せられ、布団に寝かされます。そのため、お盆に着物、特に白色の着物を着てしまうと、死神に死者だと思われてこの世ではないところに連れ去られてしまうと言われています。

着物を着ること自体避けたほうが良いのですが、どうしても着なくてはいけない場合は、白色だけは避けましょう。

■お盆に無益な殺生をすると来世は殺した生き物に生まれ変わる

お盆は死者の世界と生者の世界の境界線が、とても曖昧になる時期。この時期に生き物を大切にせず、無益な殺生をしてしまうと、恐ろしい目に遭うと言われています。

しかも、それは現世ではなく来世……。殺生した生き物に生まれ変わり、同じ一生を辿るのです……。どうかお盆の殺生は避けてください。

お盆にまつわる怖い話や言い伝えのほとんどは、“祟り”とまでは言いませんが、ご先祖様に対する感謝の気持ちを欠いている人をたしなめる内容のものがほとんど。あなたは大丈夫ですか?


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