願いを叶える“1000体の招き猫”の絶景が広がる「豪徳寺」。

2014.12.16 — Page 2/3

招き猫が織りなす圧巻の光景…!

IMG_3289 ここの招き猫は、幸運を招くと言われおり、「お守り」としての役割を担っています。参拝受付所では、通常のお守りのように、この招き猫が販売中。購入後は自宅に置いて、願いが叶ったり恩恵を受けたときに、お寺に奉納します。

なので、1月の初詣・参拝シーズンを迎えると、招き猫を奉納しにくる人々が押し寄せるため、これよりもさらに多くの招き猫が並ぶそう。
この光景でさえ見応え抜群なのに…初詣時はぜひ伺いたいですね。

 

IMG_3290 ちなみにこの招き猫、小判を抱えていないことにお気づきでしょうか? それにはちゃんとワケがあります。

「招き猫は好機へと導くも、結果(金が入るかどうか)は本人次第」という理由に加え、金銭への執着を軽蔑していた井伊家の菩提寺ゆかりの招き猫だからだそうです。

また、同寺の招き猫は皆「右手」で手招いていますが、それは武士にとって左手が不浄の手とされているから。まれに左手の招き猫も紛れているようですが、それは同寺の招き猫ではないそうです。

 

IMG_3317 そのキュートな招き猫を手に入れるべく、どんどん奥へと進みます。この門構えも風情がありますね。

ここをくぐると本殿が所在するエリアが広がります。

 

お賽銭&参拝はコチラ

IMG_3322 ここが本殿。先ほどまで土と木々に囲まれたネイチャーな雰囲気から一転、玉砂利が敷き詰められた荘厳な雰囲気へ。

「同じ豪徳寺内でも、エリアによってガラリと雰囲気が変わるので、飽きないです。スピリチュアルスポットなだけあって、心の澱も一掃してくれる感じがします」(雨宮さん)

「招き猫以外にも楽しめるスポットだとは知りませんでした。境内も広々していて、いいお散歩になります」(長谷川さん)

 

IMG_3346 お賽銭箱は本殿内に設置してあり、小窓を開けて中へ静かに投げ込みます(扉は閉まっているので、中に入れません)。ほかにも何カ所かお賽銭箱が置かれていますが、どこもこのようなスタイルでお賽銭します。

鈴を鳴らした後に賽銭箱に賽銭を入れ「二拝二拍手一拝」の作法で拝礼するのが一般的な作法ですが、ここはお寺なため、拍手はせずに静かに手を合わせます。

 

IMG_3348 早速小窓からお賽銭して、願い事を唱えます。二人とも真剣に祈っている様子…。金運もさることながら、幸運も招いてくれるという豪徳寺。招き猫に助けられた井伊直孝の幸運にあやかりたいものです。

「十分なご縁がありますようにと、15円入れました。願い事は内緒です♪」(雨宮さん)

 
 

念願の招き猫は・・・