【秋の女子旅】美・食・感の3拍子揃い! 女っぷりが高まる伊豆旅モデルプラン
【TOKYO今ココ総研】vol.43 写真、文、構成・中村朝紗子
「今ココがアツい!」と話題の東京スポットをアンアン総研メンバーが訪れる【TOKYO今ココ総研】。今回は、能美黎子さん(No.057)と平田みくさん(No.056)が、伊豆下田へ秋の女子旅に行ってきました!
東京駅から踊り子号で出発〜!

緑とオレンジの踊り子号で、東京駅を9:00に出発。1時間を経過したころから、外の景色はビル群から自然へと徐々に変わりはじめ、出発から約2時間15分、目的地の伊豆稲取に到着しました。

いよいよ、秋の伊豆女子旅スタートです!
圧巻のひな壇17段がお出迎え!

まず訪れたのは、伊豆稲取駅からタクシーで5分ほどの『文化公園 雛の館』。建物に入るとすぐ、17段の圧巻の雛人形がお迎えしてくれます。その数なんと151体!!

ここ『雛の館』では、主にこぶしサイズの和裁細工をつるして飾る「つるし雛」と呼ばれる雛人形の一種が展示されています。

江戸時代においては、お雛様を購入できる裕福な家庭は非常にまれ。それでも、愛する子どもや孫のために、「せめて手作りのお雛様で初節句を祝いたい」という切ない親心から生まれたのが、この稲取の雛のつるし飾り。その風習は、江戸時代後期から100年以上受け継がれてきたそう。

1本の糸に吊される和裁細工の数は11個。それを10本にまとめたものが正規の数と言われています。


平田 こんなにたくさんの雛人形を見るなんて初めてかもしれない!
能美 お人形さんから野菜や動物まで、ユニークなモチーフもたくさんあったね。
平田 ふくろうは「不苦労」、さるは「厄が去る」だって。おせち料理みたいに一つずつに意味があるのもおもろい。
能美 ほんと、見ていて飽きないね。
女の子のお祭りひなまつりの歴史と文化にふれて、朝から女子力をチャージできました。
名物の金目鯛ランチ、ほっぺが落ちる〜❤︎
『雛の館』を出た2人は、その向かいにある稲取温泉味の宿『喜久多』へ。

ここ『喜久多』は、稲取港でとれた新鮮な魚介をつかったお料理と伊豆七島の島々を一望できる露天風呂で大人気の旅館。宿泊者以外も、事前予約をすれば、お昼に温泉とランチをセットで楽しむことができます。
この日は、伊豆を代表する特産高級魚「金目鯛」ランチをいただくことに。

昼すぎに港で水揚げされたばかりの新鮮な金目鯛を煮付けをいただきます!

能美 金目鯛、ふっくらしていておいしい〜!
平田 タレの甘辛具合も絶妙。見た目ほど味は濃くなくて、上品な味。
能美 「日本一おいしい稲取金目」といわれるのも、納得だね!
平田 この品数に温泉までついて税込2,000円って、超おトク!
時間に余裕があれば、ぜひ伊豆の島々を眺めながら昼から露天風呂へ。


塩泉なので、ぬるめのお湯でもすぐに体がポカポカとあたたまるのが特長。少しのあいだお湯に浸かれば、午後からの観光に向けての英気を養うことができるはず◎。