「一生忘れられない絶景です…!」女性約200人調査「日本の美しさに見惚れる観光スポット」10選

文・小田原みみ — 2023.7.23
絶景を見ることは旅の目的のひとつではないでしょうか。20~30代の女性約200名が集まるanan総研メンバーに、国内で一度は見ておくべきという絶景スポットを教えてもらいました。ライター厳選のスポットも併せて紹介します。

日本にはまだ見たことがない絶景がいっぱい!

グルメ、観光、アクティビティ等旅の目的はさまざまですが、絶景を見るのが目的というかたも多いのではないでしょうか。20~30代の女性約200名が集まるanan総研メンバーに、国内で一度は見ておくべきという絶景を紹介してもらいました。

福島県・安達太良山


福島

写真は8月に行った景色で、緑がとても美しかったです。紅葉の季節も素晴らしい光景だそうです(人がかなり多いそうですが…)。標高が高いので、頂上は真夏なのに秋のように涼しく、快適な気温で、ずっと山頂で過ごしたいくらいでした。麓の温泉宿を予約して、山登りでかいた汗を洗い流すのが最高に気持ちよかったです! 登山は近年流行りのサ活と同じくらい整うといっても過言ではないと思います!(29歳・自営業)

安達太良山は標高1700mで福島県の中央部に位置し、日本百名山にも選ばれています。ロープウェイを利用すれば、約1時間半で山頂に到着するため、登山初心者のかたにもオススメだそうです。登山は本当に疲れますが、その分山頂に辿り着いた時の達成感とそこからの眺めが最高ですね。

静岡県・まかいの牧場


富士山

やっぱり富士山は何度眺めても飽きません。静岡県の朝霧高原にある「まかいの牧場」はアルプスの少女ハイジに出てくるようなブランコがあり、富士山を背景に映える写真がたくさん撮れます。富士山好きのかたにオススメです。(29歳・自営業)

山梨県と静岡県は富士山スポットがたくさんあります。記事後半で筆者のオススメの山梨の富士山スポットも紹介します。

熊野古道


熊野古道


アクセスがかなり大変なのですが、山道は空気がとても澄んでいて、他の場所とは異なる神聖さを感じました。心が落ち着き、この年齢になって初めて良さを感じるような場所です。
世界遺産に登録されている熊野古道。辿り着くまでに相当時間を要しそうですが、それでも行きたくなる絶景とそこでしか体感できない空気がありそうですね。

京都


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京都の観光地は観光客しかいませんが、鴨川は地元の人の憩いの場にもなっていて京都のゆったりとした時間の流れや山紫水明が感じられる場所なのでとてもおすすめです。(29歳・自営業)

旅行の行き先としての京都って特別ですよね。歴史的な建造物はもちろんのこと、鴨川や祇園の石畳のように地元のかたたちの生活が垣間見えるスポットも心を打たれます。

大阪・箕面の滝


箕面

日本の滝百選にも選ばれています。落差33mの大滝で迫力があり、滝しぶきがすごく気持ちよかったです! 紅葉の時期も最高なようなので、ぜひまた訪れたい。(33歳・自営業)

箕面の滝は大阪府営箕面公園内にある滝です。大阪市内中心部から最寄りの阪急箕面駅まで30分弱、さらに駅から徒歩約40分ほどのアクセスです。大都会から1時間ちょっとでこんな大自然に触れられるのがいいですね。四季折々の美しさが楽しめそうなので、この滝が毎日のお散歩コースにしているかたが羨ましくなります。

岡山県牛窓エリア


牛窓


牛窓②

日本のエーゲ海と呼ばれる美しい海や、穏やかな瀬戸内海を見渡せるオリーブ園など、海と山をどちらもとも楽しめる素敵な場所です。(35歳・専門職)

牛窓は、岡山県瀬戸内市にある古い港町。JR岡山駅から公共交通機関、または車で1時間前後なので、ローカル線やドライブを楽しむのもよさそうです。波を見ているだけで癒されそうですね。

島根県・出雲大社、稲佐の浜

島根2




島根1

出雲大社の大しめ縄はとにかく大きくてすごい迫力でした。ご朱印を集めているのですが、出雲大社のものは一番力をもらえたような気がします。稲佐の浜は出雲大社から約1キロメートルほどのところにあり、旧暦の10月10日に、全国の八百万の神々をお迎えする浜でもあるそうです。(33歳・専門職)

出雲大社の大しめ縄は日本最大級で全長約13.6メートル、重量約5.2トン。数年ごとに交換され、1年以上の歳月と延べ1000人以上の島根県飯南町の町民の手によって作られています。取り外されたしめ縄は飯南町の森へ運ばれ、やがて土に還るそうです(場所は非公開)。

岐阜県長良川の鵜飼い


鵜飼い

美しい景色という意味の絶景とは少し意味が異なってしまいますが、岐阜県の長良川の鵜飼いは迫力がすごく、一度は見ておくべきと感じました。1300年以上の歴史があり、あの喜劇王のチャップリンは2回も見に来て「鵜飼はアーティスト」と言っていたそうです。クチバシのかたちのついた鮎が鵜鮎と呼ばれ、希少なものとされているそうです。(35歳・会社員)

鵜飼いは、テレビや本で見たことはあっても実際に間近で見たことがあるという人は少ないのではないでしょうか? このような日本の伝統をすぐそばだと五感全部で感じられそうですね。

おまけ

実は筆者かなりの富士山好き。もちろん登山経験もあります。そんな筆者のオススメ富士山スポットは…。

山梨県・精進湖


精進湖

山中湖、本栖湖等と比べると知名度は低い精進湖。4月上旬に行くと、桜と富士山を一緒に撮れるスポットがあるのでおススメです。

長野県~富山県・立山黒部アルペンルート


立山

長野県の扇沢駅から黒部ダム、そして富山へ抜ける立山黒部アルペンルートはどこを切り取っても絶景です。黒部ダムの迫力や完成にいたるまでのストーリーに胸があつくなるのですが、特に筆者が感動したのは写真の室堂というエリアです。360度どこを見ても美しい景色で感動しました。

四季折々の絶景を楽しもう

四季がある日本は、その時々で見られる景色の変化も見ものです。一度行ったことがある絶景も、別の季節に行くとまた新たな発見ができそうですね。