自分時間を作れています! 女性約200人の「オンオフの切り替え方」4選

文・オリ子 — 2022.3.2
「毎日、仕事が楽しい!」なんて状態で働けたらよいですが、なかなかそうもいきませんよね。仕事に追われているうちにプライベートが充実していない…なんてことありませんか? 今回は、20代~30代女性の集まる総研メンバー約200人に聞いた、仕事とプライベートを上手に両立させる方法をご紹介します!

プライベートを充実させる仕事術ってなに?

仕事 プライベート 両立 リモート 在宅 ワーク 切り替え 方法

【アンアン総研リサーチ】

あなたのプライオリティは「仕事」と「プライベート」どちらですか? 仕事は大事だけれど、プライベートも充実させていたい、という人が多いのではないでしょうか。今回は、仕事に押しつぶされず、プライベートも大事にできている女性に、そのテクニックを聞いてみました!

リモートでも、「定時で切り上げる」を習慣にする

「リモートワーク時代になってから転職した会社で、入社直後から基本定時で退社打刻するキャラを作っています(笑)。理由は、以前の会社でもリモートワークが多く、結果家で深夜まで仕事をすることが多くなっていて、プライベートがなくなりメンタル的にも疲れてしまったので。なので転職した会社ではリモートワークの落とし穴にハマらないよう“定時で切り上げるキャラ作り”をして、今は夕方から自分の時間を作れて満足しています!」(30歳・会社員)

社会の変化に合わせて急に増えたリモートワーク。最初は、通勤時間も減って「ラッキー」と思っていたけれど、いつの間にやら、プライベートと仕事の切り替えが難しくなり、以前より仕事のストレスが増えた…と感じている人も多いのでは。リモートワークだからといって際限なく仕事をしていては、心にも体にも悪いはず。無理せず、自分の時間は自分で作ることを心がけるのが大事なのかも。

「プライベートを大事にしたいです」と上司にきっぱり宣言する

「同じ部署に『私、仕事が大好きで、全力でがんばってます!』オーラをガンガン出している若い後輩が入ってきて悩みましたが、私はやっぱり仕事よりもプライベートを大事にしたいと思い、上司にはっきりと『プライベートを大事にしたいです』と伝えました。印象的に、昇進の可能性は減ったかもしれませんが、今はプライベートと仕事を切り替えられ、家庭も大事にしながら生活できていると感じています」(33歳・会社員)

アラサー世代は、結婚や出産で、仕事に自分の全てを注ぐのが難しくなることもありますよね。やる気満々な部下と自分の生活の現状とのギャップに悩む時期なのかもしれません。しかし、周りに流されプライベートを楽しめなくなると、そもそもなんのために働いているのか、生きているのか見失ってしまいそう。無理せず、自分のペースをしっかり伝えることも大事なのかも。

「仕事を増やさないで」と上司に伝える

「部署変更で仕事大好きな男性上司になってから、重たい仕事を一つ片付けてもまた一つ振られるという、休まらない状態でした。もう無理ー! と思い、思い切って『今はこの仕事に集中したいので、2週間は新しい仕事を振らないで』と伝えました。結局NGタイムでも少しは仕事がくるけれど(笑)、伝えたことで少しはマシになったし、言わないと私の苦労に全く気づいてくれることもなかったので、やっぱり言葉で伝えるのは大事だなーと改めて感じました」(29歳・会社員)

確かに、仕事も恋愛と同じで、ちゃんと言葉に出さないと相手に全く気づいてもらえなかったりすることもあるのかもしれませんね。自分は全力で頑張っているつもりでも、上司からすると「このくらいの業務量ならまだ余裕あるはず」とか思われちゃうことも。しっかり自分で伝えることも自分を守るために大事なのかもしれません。

意地悪な上司は気にしない

「性格に難ありの上司に毎回酷く非難され、ボコボコにされ続けて凹み、土日も仕事で頭がいっぱいで全然プライベートを楽しめない日々が続く時期がありましたが、ある時から、あの上司は変わらないと考え、上司からの批難も右から左に聞き流すようにしたら段々と割り切れてきて、土日は土日でプライベートを楽しめるようになってきました」(26歳・会社員)

仕事で毎回非難されると、まるで自己否定されている気持ちになり、仕事以外の時間も気持ちが滅入ってしまうことありませんか。そんな時は、「仕事で非難される=自分という人間が否定されているわけでない」と考えることで気持ちも楽になるはず。土日は仕事を引きずらないで、プライベートを楽しめるようにしておきたいですよね。

自分の意思を示すことが大事!

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なんとなく、今の仕事がしんどいかも…と悩んでいる人は、実は働き方や、仕事の状況を少し調整してもらうだけで、状況が変わることも。自分がどのようなスタイルで仕事に関わっていきたいのかをしっかりと周りに意思表示ができれば、仕事とプライベートのバランスも整いやすいのかもしれませんよ。


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