MEGUMI流“幸福度と自己肯定感を高める10か条” 愛用の美容アイテムも公開
1、不要なものは捨て、体を素に戻す。
意識的にしっかりと汗をかくことでよどみを流し、ゼロの状態へとリセット。「これはもう感覚的なものですが、きちんと解毒しないといいものも入っていかない。それに玉のような汗をかくと、肌の調子がぐっとよくなるのを感じます。おすすめは自宅でできる“よもぎ蒸し”。専用の電気鍋はネットで1万円くらいで購入できるし、自宅でNetflixを見て感動の涙を流しながら汗をかくと、めちゃくちゃスッキリ(笑)。サウナに行く時間がないときでも続けられます。よもぎ蒸しは、お風呂よりも効率的に汗をかける感じが好きですね」
2、継続は力なり!
美容に一発逆転は存在しない。毎日コツコツ続けることが本質的な美しさを育む、というのがMEGUMIさんの持論。「でも忙しいと、なかなか細かいケアって続けられないですよね。だから生活動線上にコスメを置くんです。トイレにボディミストを置いてその都度サッとお尻を保湿したり、まつ毛美容液は夜にTVを見ながらつけられるようにリビングに置いておいたり。やらなきゃという義務感ではなく、日々の暮らしの中で手が伸びるように組み込む。そんなふうに続けていくと、いつの間にかキレイが更新されているはず」
右・「アイラインを引くようにまつ毛の根元につけるのがコツ」。ラッシュアディクト アイラッシュ コンディショニング セラム アドバンス 5ml¥11,000(BJC TEL:092・202・7007) 左・「全身に使えて保湿力も◎」。SBCP生ミネラルミスト+ 200ml¥7,370(STEP BONE CUT TEL:03・6712・5678)
3、人に頼れるものは、頼るべし。
「サロンでは自分のできないことをやってもらえるし、可能な範囲で積極的に取り入れるのがいいと思います。私はとにかく考えすぎてしまうから頭がヒートアップして頭皮も硬くなりがちなので、RESALONのヘッドスパで髪をケアしながら鎮静してもらっています。とにかく疲れたときは、SALON DE SMILONで電気を流しながら全身筋膜リリースする施術で末端までほぐしてもらいます。トリートメント中にたわいもない話をしたり、いい香りを調合してもらったり、少し日常から離れることで頭の中が整理整頓されることも」
RESALON 表参道店
東京都港区南青山3‐3‐14‐3F TEL:03・6721・0801 自律神経調整 美髪・育毛 スカルプスパ トライアル(120分)¥12,000
SALON DE SMILON
東京都渋谷区広尾5‐2‐15 TEL:03・6820・2805 スマイロンプレミアムコース(90分)¥20,000
4、速攻でテンションを上げたいなら、肌磨き。
肌磨きの中でもとりわけボディのスクラブケアが、素早く幸福実感値を高めてくれる。「洋服を脱いだときなど、ふと肌に触れてツルツルだと、あぁ気持ちいい、うれしいなと素直に思えて気分が上がります。よく座るお尻は何もお手入れしないとザラザラしやすいし、体は顔ほどケアしていない分、すぐに結果も出やすい。私はukaのスクラブがお気に入りで、これは幸せホルモンのオキシトシンに働きかけてくれる香り。バスルーム全体が自分を愛しむような香りに包まれ、肌もスベスベに。週2回のお手入れを続けています」
なめらかなスクラブ粒子が肌を傷つけることなく不要な角質をオフ。uka Body Scrub Hug 250ml¥5,500(uka TOKYO head office TEL:03・5843・0429)
5、アップデートする勇気を持つ。
“私にはこれが似合う”と決めつけないのがMEGUMIさん流。メイクアイテムこそ、ピンときたものは直感に従って取り入れてみる。「先日プラダのリップを購入して、“めっちゃ可愛い!”と気持ちが躍りました。新しいコスメでしか生まれないハッピー感ってある。ごはんを食べに行くときに塗ってみようとか、これをつけてお出かけしようかなとか、ポジティブな行動にもつながるし、無条件にウキウキしちゃいますよね」。更新することで生まれる新たなときめきこそ、ありふれた毎日の景色が変わるひとつのきっかけに。
右・「マット質感のシックな赤」。モノクローム ウェイトレス リップカラー(マットレザー)R28¥6,930※10/2より¥7,260(プラダ ビューティ/プラダ ビューティ お客様相談室 TEL:03・6911・8440) 左・「青み系の落ち着いたピンク。秋冬の服に合わせる予定」。コンフォート リップ フルイド フォグ 09 ¥5,500(SUQQU TEL:0120・988・761)
6、メンタルをニュートラルに保つ、香りの力。
MEGUMIさんのポーチの中をのぞかせてもらうと、香りアイテムがたくさん。「一日のあらゆるシチュエーションでアロマを使い分けています。朝は車の中でネロリハーブのミストを使って気分をシャキッとさせたり、夕方疲れてきたなぁというときは肌につけられるluxe LOVEのミントの香りのブレンドオイルでリフレッシュ。SHIGETAのロールオンタイプのアロマも持ち歩いていて、そのときの気持ちにフィットするものを選びます。モヤモヤを一瞬で取り去ったり気分転換したいときに、香りは手っ取り早いんです」
右・「オンミストは仕事前、オフミストは寝る前に」。ネロリハーブ スイッチミスト ON&OFF 120ml×2¥6,160(NeRoLi herb TEL:03・5432・926) 中・「ミントの香りでスッキリ」。Luxe LOVE No.11 星光 10ml¥3,960(アルテディヴィーノ sun-info@aglaiasaly.com) 左・「どちらもロールオンなので手軽さが魅力」。SHIGETA ロールオンオイル(スウィート ドリーム リラックス、リバーオブライフ リフレッシュ)6ml各¥2,750(SHIGETA PARIS TEL:0120・945・995)
7、真のキレイを底上げするのは「粗食」。
外側からだけのケアを頑張っても、食事がおざなりだと真の美しさには辿り着けない。「ランチはなるべく粗食にしているのですが、そうすると調子がいい。現場に若玄米と味噌汁を持参しています。夜は会食もあったりするので、私にはこの方法がしっくり。便秘もしなくなり、胃腸も元気な感じがするし、ずっと感じていたお腹の張りみたいなものもなくなったので心地がいい。とはいえ、お腹がすいたら間食もします。チョコレートやアイスも食べるけれど、どちらかというと好きなのは干し芋や栗など、渋めのもの(笑)」
8、体を動かすことが心をケアする。
「運動の何がいいって、性格まで前向きになるんです。朝起きてすぐ、YouTubeを見ながらピラティスやヨガなどをやるようにしているんですが、体がほぐれて呼吸も深くなり、気持ちよくその日のスタートが切れる。それに脳科学的にも一日の最初の感情はとても大事なのだそう。ときには眠い、だるい、面倒くさいとも思うけれど、そういったモードはいったん無視して、3分でも5分でもいいからやる。いつの間にか歯を磨くくらい当たり前になったらこっちのもの。ちなみに好きなYouTubeチャンネルは『B‐Flow』です」
9、恋愛に心を持っていかれすぎないこと。
私たちはつい、幸せ=恋愛の充実という思考になりがち。「恋愛はしてもしなくてもいいと思うけれど、するなら大人はそこに持っていかれすぎないで、と思います。周りを見ていると、“あの一言はなんだったんだろう”“なんで連絡がないんだろう”とひとつひとつを重く捉えすぎている。他のことは、そんなに奥の奥まで考えないのに。かくいう私も人のこと言えないけれど(笑)。で、そんなときに自信や余裕をくれるのがOSAJIのフレグランスのNo.9。つけていると、それどこの? と聞かれる率がダントツです」
魅惑的なバルサミックローズを中心に、フランキンセンスやムスクが優しく包み込む。オードパルファム No.9 50ml¥17,600(OSAJI TEL:0120・977・948)
10、夢を口に出し続けること。
MEGUMIさんがプロデュースするスキンケアブランド『オレリー』が今年の春に誕生。“美肌は心を強くする”というコンセプトも反響を呼んだ。「前からやりたいという気持ちはあったのですが、ずっと今じゃないと思っていて。でも美容本を出したことをきっかけにたくさんの女性の悩みを聞く機会が増え、私自身の知識も増え、コンセプトもしっかり固まったのでようやくという感じです。これからラインナップも増えていく予定ですし、ブランドを大きくして、海外にもチャレンジしていきたいと思っています」
右から、「拭き取りタイプで、メイクオフだけでなく保湿もトーンアップも」。モイストオイルイン クレンジングウォーター 150ml¥3,960 「クレイを配合していて、くすんだ肌も晴れやかに」。モイストフェイス ウォッシュ 100g¥3,740(Aurelie. TEL:0120・006・996)
メグミ 1981年9月25日生まれ、岡山県出身。俳優やタレントとして活躍し、映像プロデューサーとして映画やドラマも手がける。著書『キレイはこれでつくれます』(ダイヤモンド社)、『心に効く美容』(講談社)がヒット。
ジャケット¥154,000(3.1 Phillip Lim/3.1 Phillip Lim Japan customercare@31philliplim.co.jp) ゴールドイヤーカフ¥217,800 バングル¥105,600(共にHirotaka/Hirotaka 表参道ヒルズ TEL:03・3478・1830) ネックレス¥72,600(norme TEL:06・6377・6711) シルバーイヤーカフ¥14,300 リング、右手¥41,800 左手¥26,400(以上blanciris/ブランイリス トーキョー TEL:03・6434・0210) シューズ¥192,500(Gianvito Rossi/Gianvito Rossi Japan TEL:03・3403・5564) パンツはスタイリスト私物
※『anan』2024年9月25日号より。写真・酒井貴生(aosora) スタイリスト・斉藤くみ ヘア&メイク・足立真利子 取材、文・安井千恵 撮影協力・バックグラウンズ ファクトリー
(by anan編集部)