あなたの階段の上り方&下り方をチェック! 平日の“ウォーキング習慣”4つのコツ

2023.4.7
忙しい平日であっても、楽しみながらウォーキング時間を増やす方法などを伝授! 駅など通勤ルートにある階段も、正しい姿勢で歩けているか、いま一度、チェックを。プロウォーキング講師として活躍する今村大祐さんに話を聞きました。

毎日がウォーキングチャンス! 気軽に歩こう。

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もっと効果的に歩く! 平日ウォークテクは…ここに意識!

・1日の歩数は最低4000歩を目指す。
・駅や会社でこまめに階段を使う。
・ひと駅、遠回りで距離を稼ぐ。
・バッグの持ち方を意識する。
・歩くモチベーションを作る。

4000歩を歩くには約40分かかるが、少し離れた場所でランチをする、遠くのコンビニに行くなど、日常の中でコツコツ歩く工夫を。

1、階段が苦にならない、正しい昇降をする。

【階段の上り方】

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着地した足の親指の上に、頭とひざ頭が一直線になるように重心を下ろす。「背中を起こすのはNGです。やや前傾で頭から背中、後ろ脚がまっすぐなるよう背面の筋肉を意識して」

【階段の下り方】

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上体を倒さず、視線もできるだけ進行方向をキープ。下ろした足の真下にすとんと重心を落とす。「猫背だと、頭が足より前に出てしまいます。腹をしっかり凹ませることを忘れずに!」

2、朝のプチ遠回り出勤で気分を上げる。

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家を早く出て、ひと駅分歩こう。「ウォーキングはいつでもできますが、太陽光は幸せホルモンのセロトニンの分泌を促し、脳を覚醒させるので朝の通勤時間が特におすすめ。集中力が増すので、仕事のパフォーマンスアップも期待できます」

3、バッグを持つ時はひじを後ろに引いて疲れを防止。

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バッグも、持ち方ひとつで疲れ度合が変わる。「前に抱えて歩くと、どうしても猫背や巻き肩になり、正しい歩行姿勢が取れません。後ろにひじを引いて持つクセを」。バックパックも中身が重たいと前傾になりがち。しっかり胸を開いて歩こう。

4、小さな楽しみを作って、ちょい歩きを増やす。

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ランチは歩数アップの絶好のチャンス! 在宅ワークの人も気分転換を兼ねて、なるべく外へ。「近くのコンビニや店で済ませるのはもったいない! 少し遠くのおいしいお店まで歩いていくことにすれば、歩くモチベーションも高まります」

ベスト¥39,600(ジャーナル スタンダード レサージュ/ジャーナル スタンダード レサージュ 丸の内店 TEL:03・5860・3215) トップス¥6,050(ジャーナル スタンダード レリューム/ジャーナル スタンダード レリューム ルミネ新宿店 TEL:03・5909・4675) パンツ¥15,950(シップス) バッグ¥19,800(アンドミューク)共にシップス インフォメーションセンター TEL:0120・444・099 イヤカフ¥11,000 ネックレス¥47,300(共にチェリーブラウン TEL:03・3409・9227) シューズ¥13,200(ニューバランス/ニューバランスジャパンお客様相談室 TEL:0120・85・7120)

今村大祐さん プロウォーキング講師。ミラノコレクションをはじめ、国内外でウォーキングディレクターを務める。著書に『毎日の「歩き方」を変えるだけで、みるみる痩せる! 歩トレ』(エムディエヌコーポレーション)など。

※『anan』2023年4月12日号より。写真・小笠原真紀 スタイリスト・仮屋薗寛子 ヘア&メイク・浜田あゆみ モデル・Hina Mishima(TOMORROW TOKYO) イラスト・uca U 取材、文・小泉咲子

(by anan編集部)