「肌荒れしなくなった」との声も! こだわり素材の“体にやさしい生理用ナプキン”

2023.2.3
ananフェムケア連載「Femcare File」。今回は、昨年8月にリニューアルし、可愛い見た目も話題の体にも環境にもやさしい生理用ナプキンをご紹介します。

体にやさしい生理用ナプキン。

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パノコトレーディング
SISIFILLE SANITARY PAD & PANTY LINER

トップシートにはオーガニックコットン、吸収体には植物由来のパルプを使用した体にも環境にもやさしいサニタリーパッド(生理用ナプキン)&パンティライナー。洗練されたロゴやパッケージデザインは、グラフィックデザイナー・田部井美奈さんが担当している。上から、PANTY LINER 40個入り¥847 SANITARY PAD 21cm 羽なし 24個入り¥726 同 23.5cm 羽つき 16個入り¥726(パノコトレーディング TEL:03・5577・5554)

サニタリーパッド(羽なし)の中身はコレ!

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直接肌に触れるトップシートには、100%オーガニックコットンを使用。サニタリーパッドはモレを防ぎ、ムレを軽減するエアスルーフィルムやエンボスライン、経血を素早く分散させる拡散紙が入っていて、肌にやさしいだけでなく機能性も優れている。

メーカー担当者に聞きました。商品の魅力を深掘り!

女性の体をケアしながら、環境にも配慮したブランド『シシフィーユ』から、当時珍しかったオーガニックコットンの生理用ナプキンが発売されたのは2015年。生理用品とは思えない、ピンクのおしゃれなパッケージも話題に。

「きっかけは、弊社の女性社員の産後の経験からでした。それまで使っていた一般的なナプキンだと肌荒れをするようになったものの、最適な選択肢がない。肌荒れは我慢するしかないという諦めの声が気づきに。似た悩みを抱えている人は多く、肌にやさしいナプキンのニーズがあるのではと考えました。もともと弊社はオーガニックコットンを専門に扱っていて、世界各地から直接買い付けをしているのが強み。当時は日本では珍しかった、オーガニックコットンを使用した使いきりナプキンの開発に着手することになりました」(シシフィーユ広報・道端真美さん)

革新的なナプキンには、作り手のこだわりが詰まっている。

「デリケートゾーンは二の腕に比べて42倍もの経皮吸収率といわれていて、それだけ敏感な部分に触れるものだから、徹底的に安全なものを作りたいという思いがありました。シシフィーユのサニタリーパッドは、業界で初めてエコテックス(R)スタンダード100という国際認証を取得。350を超える有害物質が対象となる厳しい試験をクリアし、世界水準の安全性が認められています。またライフスタイルになじむデザインで、ナプキンを美しく収納できるのもこだわりポイントです」

使っている素材も、社内で厳選を重ねたものだそう。

「数あるオーガニックコットンの中から選んだのはタンザニア産のもの。ふっくらとした肌触りが特徴で、繊細な肌に最適です。このコットンは、現地で暮らす人々の支援もできる、bioRe(ビオリ)プロジェクトから生まれたフェアトレードのものです。吸収体には、一般的に使用されている石油由来の高分子吸収体ではなく、セルロースパルプという植物由来のものを使っています。また、医薬部外品に分類される生理用ナプキンは、法律でナプキンの表面は白でなくてはいけないと定められているため、環境負荷が少ない酸素系漂白剤を使うことで、安全性も重視しました」

実際に購入した方からも嬉しい声が届いているそう。

「一度使ってくれた方はリピートしてくださり、肌荒れしなくなった、ムレなくなったなど、喜びのお声が多くて嬉しいですね。多くの女性は、生理のたびに多少の不快さは我慢するしかないと思ってしまっていたり、こだわりなく簡単に手に入れられるもので済ませがちだったり、あまり気にかけていないように思います。でも、女性にとって生理は、月に1回訪れる大切なもの。だからこそ、生理期間中は自分をケアする時間として、心地よいアイテムでいたわってあげてほしいなと思います」

※『anan』2023年2月8日号より。取材、文・岡井美絹子

(by anan編集部)