TPOに合わせた“手みやげ”を見つけるコツ 横澤夏子が伝授!
素敵な手みやげは、話を盛り上げるきっかけにも。
雑誌などで「手みやげ大賞」という企画があると思うのですが、自分の中にオリジナルの手みやげ大賞を持っている人って素敵だと思うんです。“このメンバーなら、このくらいの金額でこのくらいの量のものがいいな”“新宿で会うなら、あのお店に寄っていこう”などと、持っていく集まりやTPOに合わせた、ちょうどいい手みやげを瞬時に「これだ!」と判断し、用意することができる。言葉のボキャブラリーが豊富な人のように、手みやげのバリエーションに富んだ人はカッコいいし、集まりがあるときに、すごくラクですよね。それに、自分が食べたことのあるものの場合は、「これ、すごく美味しかったんだけど…!」と、相手におすすめすることができるし、話のネタとして盛り上がりますよね。
逆に、何も考えず、相手の家の最寄り駅や近所にあるお店といった近すぎる場所で買ったものをあげるのは、ちょっと失礼な気がします。手を抜いている感じがするし、渡した商品の値段がバレてしまう可能性もあります。いつも誰かにあげることを考えながらアンテナを張って過ごすことが必要なんだと思いました。
まずは、もらって嬉しかったものをメモしたりと、ちゃんと覚えておくように心がけるのがよさそう。一回食べて美味しかったら、自分でもう一回買って食べてみると忘れないですよね。私は、雑誌の取材現場などでも食事やお菓子などを用意していただくのですが、それをきちんと網羅できれば手みやげ大賞ができあがるんです。実際、お世話になっているネイリストさんに自分がもらって嬉しかったマシュマロのお菓子を持っていったら、すごく喜んでくれました。自分で雑誌の手みやげ大賞ページを作るような気持ちで、日々、行動しましょう!
よこさわ・なつこ 芸人。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。
※『anan』2019年3月6日号より。写真・中島慶子 イラスト・別府麻衣 文・重信 綾
(by anan編集部)