「au」CMで話題のyonige 恋愛が絶好調で仕事にも影響大!?

2018.10.3
au“三太郎シリーズ”「笑おう」編のTVCM曲「笑おう」で、知名度をグンと上げたyonige。待望のミニアルバムは今までのイメージを一新する仕上がりで、2人は手応えを感じているという。

夢とか青春じゃなく、やるべきことをただやっているだけ。

yonige

「過去の曲では自分の内側の感情ばかり書いてきたけど、今回は外を見た。景色や、家の中のような生活感に目を向けてみたんです」(牛丸)

「ある日、牛丸から“チャリの曲(『顔で虫が死ぬ』)できた”って連絡がきました。聴いてみたら、今までのように感情的でヘイト感の強い楽曲ではなく、日常の中からいい具合に題材を引っ張り出してきたな、と思った。これでバンドとしてうちら大人になれるじゃんって。だから、うちもベースで余計なことはせんと、潔く引き算して、ただルート弾きしようって思いました」(ごっきん)

恋愛がうまくいっていると幸せと話す牛丸さんに対し、「最近の牛丸は幸せそうだった」とごっきんさん。確かに、今回の楽曲は、力強いサウンドの向こうに優しさや女性らしさがにじんでいるようにも感じる。

「環境の変化もありました。上京したての頃は音楽を通じて知り合ったバンドマン、俳優、芸人と、とにかく人に会っていたけど、最近は好きな人たちだけと濃い付き合いをするようになったんです」(牛丸)

ふと生まれた言葉は、すぐに携帯にメモしておき、点と点をつなぐように言葉を紡ぐのが、作詞と作曲を担当する牛丸さんのスタイル。

「以前、締め切りが迫っていて、ドトールにこもって歌詞を書いた時があったんです。いい歌詞が書けたという実感があったから、今回もカフェでと思ったけど、追い込まれる感じが嫌いで、結局いつも通り、家でダラダラ書きました」(牛丸)

「作曲に関して私は一切口出ししません。バンド結成時から、私には異様な無敵感があって。おかんにも牛丸と一緒なら絶対売れるって言ってたらしいです(笑)」(ごっきん)

その予感通り、日ごとに加速する周囲の熱狂にも、本人たちは冷静だ。

「私にとっての音楽って夢とか青春じゃなくて、“これしかできない”もので、やるべきことをただやっているだけ。曲を作るのは辛いけど、出来上がってマスタリングしている時は、めっちゃ幸せです」(牛丸)

yonige

今年の夏フェス会場で先行限定発売されたシングル「リボルバー」など新曲6 曲に加え、a u“三太郎シリーズ”「笑おう」編のTVCM曲「笑おう」を収録したミニアルバム『HOUSE』¥2,000は10月3日リリース。

よにげ 2013 年、大阪府寝屋川市で結成した2人組ガールズバンド。’17年、アルバム『girlslike girls』でメジャーデビュー。牛丸ありさ(Vo&Gt)、ごっきん(Ba&Chor)。

※『anan』2018年10月10日号より。写真・土佐麻理子 インタビュー、文・若山あや

(by anan編集部)


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