岡崎体育が「人としての“粗”がない」と大絶賛のミュージシャンは?

2018.9.4
岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「彼氏にしたいミュージシャン」です。
岡崎体育

これね、めっちゃ考えたんですけど、僕のミュージシャン交友録の中では今のところ1人しか思いつきません。基本的にミュージシャンという職業は、お付き合いをするのに向いていないと思っていただいたほうがよいです。女にだらしないとか、金にだらしないとか、もう単純に全部だらしないとか、そういうタイプがどうしても多い気がします。これはすでに答えの出てしまっていることですね。みなさん、あきらめてください。

唯一この人は! と思いついたのがw-inds.の橘慶太さんです。6月にw-inds.と岡崎体育で対バンをさせていただきました。そのご縁で仲良くさせていただいています。よく一緒にオンラインのゲームをしていて、いろいろおしゃべりします。もう合計で100時間以上しゃべっていると思うんですけど、慶太さんってまったく人としての“粗”がないんです。完璧なんです。僕はこういう性格なので、ついつい人の粗探しセンサーが働いて「あ、今のひと言、性格悪いとこ出たな」とか「今の発言まったく心こもってないやん」と感じとってしまうんですが、慶太さんとトークしていてそういうことを思うことがただの一度もない。奥様と12年にわたる交際の末にご結婚されているというのも誠実な感じがして素敵ですし、実際にお話ししていても子煩悩なんやなと思う瞬間もたくさんあります。音楽的な才能も素晴らしいですし、すごく努力もされている。一緒にサッカーゲームをしていて「慶太さんのキャラ、めっちゃ足速いですね」って話をしたら、「俺、実際も足速いよ」と返ってきて、「お!? これ、自慢きたか!?」といよいよ粗が出るかと良からぬ期待をしたら「肉体改造して6年かけて100mのタイムを10秒5まで縮めた」とか、それ本気ですごいやつやん! めっちゃ努力してはるやん! と……。しかも、性格もとても穏やかで優しいんです。だからもはや彼氏にしたいというより人間としてこの人、最高傑作ちゃうか……と思います。

僕が言いたいのは、こんなできた人は滅多におらんから、ミュージシャンとは付き合わないほうがええってことです。でも、楽器持つと魔法にかかっちゃうんですよね。パートとして女子に人気あるのは意外とボーカルやギターよりベース。ベースの男はモテますし、女たらし率もなぜか高い。かくいう僕もバンド時代はベースでした。……またベースしよかな。

おかざき・たいいく JINRO presents 岡崎体育ホールワンマンツアー「エキスパート」が開催決定! 11月17日(土)埼玉・三郷市文化会館から、’19年1月25日(金)東京・NHKホールまで、全国7か所にて。

※『anan』2018年9月5日号より。写真・小笠原真紀 ヘア&メイク・村田真弓 文・梅原加奈

(by anan編集部)



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