日本で本格始動、DAY6登場! 【K-POPの沼探検】#62

写真・小笠原真紀 動画・千葉 諭 文・尹秀姫 — 2018.6.6
メンバー5人中、4人がメインボーカルという脅威の5人組ボーカルバンド、DAY6。3月に日本デビューした彼らが6月にはベスト・アルバム『THE BEST DAY』、7月にはセカンド・シングル「Stop The Rain」をリリースし、日本での活動を本格的にスタートします。そして6月には待望の日本初単独ライブも! 今回はその直前の彼らにインタビューしました。

【ペンになってもいいですか!?】vol. 62

メンバー4人がボーカルを

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左から、ジェイ、ソンジン、ドウン、ウォンピル、ヨンケイ。

--まず、DAY6はどんなバンドですか?

ソンジン DAY6のメンバーはそれぞれ好きな音楽のジャンルが違うので、それらのジャンルを1曲に混ぜることもできるし、ひとつのジャンルをディープに突き詰めて表現することもできるのが強みのバンドだと思います。
ジェイ 長所は、メンバー全員が歌えること。それにいろいろなジャンルの音楽を消化してきたので、曲によって多様なカラーを見せることができるんです。
ヨンケイ みんなが歌えるっていうのは、声そのものが楽器になるっていうことだと思うので、これは他のバンドにはない特徴だと思います。
ウォンピル それに、同世代の人たちに共感してもらえるような歌詞の曲が多いのも僕たちの特徴ですね。
ドウン 個人的にいいなと思うのは、メンバーみんなが素直なところ(笑)。まるで生まれた時から家族みたいに仲良しなんですよ。

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ソンジン。リーダーで、ボーカル、ギター担当。

--6月には早くもベスト・アルバム『THE BEST DAY』をリリースします。今回のアルバムについて聴きどころを教えてください。

ジェイ 日本でデビューしたばかりなので、まずは僕たちDAY6がどんなバンドなのかを知ってもらうために、今まで僕たちがリリースしたタイトル曲を集めてみました。韓国でのファースト・アルバムに収録されている「Congratulations」と、2017年に僕たちがやったプロジェクト「EVERY DAY6」で1月と2月に発表したタイトル曲の「I Wait」と「You Were Beautiful」を、日本語と英語バージョンで収録しています。

--これまでのDAY6を一気に知ることができるのがベスト・アルバムのよさだと思いますが、1曲ずつお気に入りの曲を教えてください。

ヨンケイ 僕は「I Like You」ですね。ファンのみなさんに一番歌ってあげたい曲です。なにせこの曲のメッセージは「I Like You」ですから(笑)。
ソンジン 僕は「When you love someone」をオススメしたいです! 誰かを心から愛したことがある方には、特に共感していただけるんじゃないかと思います。
ウォンピル 僕はこのアルバムに入っている曲は全部大好きなので、どれか1曲を選ぶのはすごく忍びないんですけど、あえて1曲だけ選ぶとしたら「I Smile」です。個人的にすごく好きな曲なんですよ。曲の雰囲気が好きです。
ジェイ 僕もソンジンさんと同じで「When you love someone」ですね。ギターのリフや全体的なサウンドがきれいで、歌詞ともよく合ってると思うし、個人的にも大好きな曲です。
ドウン 僕も「I Smile」です。この曲はドラムのラインがダイナミックなので、ぜひそこにも注目してほしいです!

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ジェイ。ギター、ボーカル、ラップ担当。

--7月にはセカンド・シングル「Stop The Rain」のリリースも決定しています。こちらはプロデューサーとして生形真一さんをお迎えしていますが、レコーディングはどうでしたか?

ドウン 生形さんに最初に会った時は「この方がELLEGARDENのギタリストだ!」と夢のようでした(笑)。一緒に仕事をしていくなかで、音楽好きな身近な先輩といった感じで接してくれたので、ご一緒させてもらって本当に楽しかったですね。僕はドラムなので、ドラムのラインについて相談することが多かったんですけど、この箇所はハイハットでいこうか、それともライドでいこうか、みたいな具体的なサウンドの話をたくさんしました。

ウォンピル 生形さんと一緒に作業する日でとても緊張していましたが、レコーディングしている時に僕が他のブースでひとりキーボードのセッティングをしていたら、生形さんができあがった音を褒めてくれて、すごくうれしかったです。生形さんのほうから僕たちに気安く接してくれたから、僕たちも安心してご一緒することができましたね。

ヨンケイ そうそう、生形さんはとにかくナチュラルにカッコいい人なんですよ。だから僕たちも気負わずガンガン話しかけることができたし、レコーディングをしながらたびたび「これどうですか?」って聞くと、いつも「バッチリ!」って言ってくれて(笑)。僕たちの意見を尊重してくれて、一緒に仕事をする場を明るく楽しいものにしてくれました。

ジェイ 生形さんのギターは本当に素晴らしいので、デモを聴いても「こういうふうに弾くのか!」って勉強になることが多かったですね。みんなも言ってるように、生形さんがすごく親身に接してくれたので、僕たちもレコーディングしやすかったです。僕たちが質問を投げかけるといつでも真剣に考えて答えてくれて、いい時はいいと言ってくれるし、もっとこうしたほうがいいって思った時は正直にアドバイスしてくれて、スムーズかつ円滑にレコーディングできました。今までは自分たちのやり方しか知らなかったけど、今回のレコーディングで生形さんにたくさんのことを学んで、こういうやり方もあるんだ! ってことにたくさん気づけたのがよかったですね。

ソンジン 本当にそうだよね。生形さんには日本の音楽のいいところをたくさん学んだし、僕たちもたくさん吸収できたと思います。生形さんのサウンドにDAY6のカラーを融合させて一緒に作らさせていただきました。それに生形さんならではの、ギターの弾き方についてもいろいろ教えていただきました。

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ヨンケイ。ベース、ボーカル、ラップ担当。

--セカンド・シングルの発売に先駆けて、6月には東京と大阪でのライブも決まっています。単独ライブは初となりますが、どんなライブにしたいですか?

ジェイ 初めての単独ライブなので緊張もすると思いますけど、僕は海外に行ったら、その国のパワーを感じることが好きなんですよ。日本ではこれまでイベントに参加したことはあったけど、そんなに長く公演したわけではないので、そのパワーが湧き上がってくる前に出番が終わっちゃったんですよね。だから今回の単独ライブでは日本の観客のパワーを感じられるんじゃないかと個人的にワクワクしています。やっぱり20曲はやらないとね!

ヨンケイ そうだね。イベントで数曲やるのと、単独でライブをやるのはまったく違うものだと思うんですよ。単独ライブではきっともっとファンの方と深く共感できるんじゃないかと期待してます。特に日本での単独公演は初なので、一からスタートする気持ちで一生懸命がんばります!

ジェイ 僕たち、去年は毎月ライブしてたんですよ。でもそのライブは時間も短かったし、例えるならデパ地下でひと口だけ食べさせてもらえる試食みたいな感じで(笑)。今回は単独ライブなので、いよいよ1皿まるっと味わってもらえますよ!

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ウォンピル。キーボード、シンセサイザー、ボーカル担当。

--これからの日本活動に期待したいのですが、日本ではどんな活動をしていきたいですか?

ドウン もっと日本語を勉強して、会話に問題がなくなるくらい上達したら、日本のいろいろなところを歩いて回りたいです。
ヨンケイ 僕は秋葉原に行きたいです。ジェイさんも一緒に行く?
ジェイ いや、僕はひとりで行くよ。
ヨンケイ じゃあ僕もひとりで行きます(笑)。僕は日本のアニメが好きなので、いつかアニメのOSTとかを歌ってみたいです!
ジェイ 僕も秋葉原には行きたいけど、用事が多すぎてたぶん一緒には行けないと思う、ごめん(笑)。僕は子どもの頃から日本のアニメが大好きなので、秋葉原で部屋に飾るポスターを買いたいです!
ソンジン 僕は日本武道館で公演してみたいです。その前に、とにかく日本でライブをたくさんやりたいですね。
ウォンピル 僕も武道館でライブをするのが夢ですね。それと、日本のアーティストの方とコラボレーションしてみたいです。例えば星野源さんとか、歌声がすごく素敵ですよね。米津玄師さんも最近よく聴いてます。

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ドウン。ドラム担当。
--せっかくなので、他のメンバーも日本で一緒に仕事してみたいアーティストはいますか?

ヨンケイ 僕はMr.Childrenさん! 昔から大ファンで、仕事じゃなくてもお会いできることがあったらすごくうれしいです! Mr.Childrenさんは歌詞がすごく美しいんですよ。なので、もしお会いできたらこの素晴らしい歌詞を書いたのはどんな人で、どんな考えで歌詞を書いたのか聞いてみたいです。
ジェイ 子どもの頃によく観てた『NARUTO-ナルト-』のEDを歌っていたNo Regret Lifeというバンドの曲がすごく好きだったので、お会いしてみたいです。だいぶ昔の曲なんですけど、今聴いても新しくて、洗練されてるんですよ。
ソンジン 僕はONE OK ROCKさんですね。韓国でもライブを観たことがあるんですけど、メロディラインが洗練されていて、ロックの中にポップさもあって、そこにすごく魅力を感じます。
ドウン 僕はRADWIMPSさん。ファンだから(笑)!

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--みなさん、それぞれ音楽のジャンルの好みが違うという話がありましたが、それぞれ好きなアーティスト、影響を受けたと思うアーティストは?

ソンジン 僕はモダンロックというか、感性的なメロディラインとボーカルが際立つ曲が好きですね。最近だとエド・シーランが好きです。
ウォンピル バンドの曲を書く時に影響を受けているのはONE DIRECTIONのサウンドですね。それとBEATLESのセンスも僕たちの音楽に合うと思ってよく聴いています。最近はEDMもよく聴きます。僕たちの音楽にとって大切なのはオリジナリティとトレンドの両立だと思うので、これからもいろんな音楽を聴いて、吸収していきたいです。
ジェイ 僕は聴いた時に直感的に本物だ!って思う人が好きですね。最近はダニエル・シーザーとかカリッドをよく聴いてます。
ドウン 僕はバンドのSting。韓国ではイ・ナレさんというシンガーが好きです。歌詞が特徴的で、歌声もすごくいいんですよ。
ヨンケイ 僕はもともとヒップホップとかポップスが好きだったのに、最近は好きなジャンルというものがなくなってしまいました。今までで一番好きだったアーティストはMaroon5で、僕に大きな影響を与えてくれたバンドです。でも今はいろんな曲をジャンルにこだわりなく聴いているので、これからの僕がどんなアーティストから影響をもらうかはわかりませんが、僕自身も楽しみです。

DAY6の日本語コメント動画はこちら!

Information

日本公式サイト
http://day6japan.com/


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