鈴木拡樹&4月『朝ドラ』清原翔の「彼女にしたい人」がまさかの被り!?
【イケメンで観るドラマ&映画】vol. 31
旬のイケメンふたりがバディを組み、新境地に挑む
写真左から、清原翔さん、鈴木拡樹さん。
『虫籠の錠前』は、『バッカーノ!』『デュラララ!!』で知られるライトノベル作家・成田良悟氏による完全オリジナル・ストーリーです。裏社会のブローカーとして暗躍するナナミは、ある日裏取引の現場でピンチに陥った際、偶然居合わせた腕の立つ男・カゴロクに遭遇。ひょんなことからバディを組んだふたりは、カルト教団『むしかごの庭』による人体実験で生み出された異能力者たちや裏社会の人間たちによる、教団の財産と謎をめぐる抗争へと巻き込まれていきます。
カゴロク役は『刀剣乱舞』『どろろ』など、2.5次元舞台で圧倒的人気を誇り、劇団☆新感線の舞台出演や米ディズニー/ピクサー社のアニメーションの吹き替えも話題となった鈴木拡樹さん。ナナミ役は、4月から始まるNHKの連続テレビ小説(朝ドラ)『なつぞら』に出演が決まっている、モデルで俳優の清原翔さん。旬のイケメンふたりの初タッグが実現しました。
ーー脚本を初めて読んだ時、どう感じましたか?
鈴木さん テーマとして異能力バトルの要素が入っているため、当然CGをたくさん使っていくものだと考えていました。ところが、撮影に入ると、CGは最小限に抑えられていて。例えば、第1話で異能力者のカズキが火を噴くシーンは、CGで迫力が出るというよりユーモアを感じる見せ方になっていておもしろいなと思いました。
清原さん 壮大な物語をどのような映像にするんだろうとワクワクしました。登場人物の個性豊かなところにも惹かれました。濃いキャラクターばかりなので、観ていて飽きないと思います。
ーー劇中、かっこいいアクションを披露されています。
鈴木さん 精一杯頑張りました。体が堅いのであまり多くハイキックができなくて(笑)。実は2~3回ぐらいしかハイキックをやっていないんです。
清原さん アクション・シーンは何度もリハーサルを重ねるのではなく、直近で教えられたものを演じなければならなくて。すぐに形にできる拡樹くんのすごさに驚きました。
ーー役柄に共感したところは?
鈴木さん カゴロクがここまで優しい人間でいられるのは、素晴らしいことだなと。ある意味、強さだなと思いました。
清原さん 僕は口下手で器用に人を動かしたりできないんですけれど、ナナミは全部できてしまう。そこはうらやましいなと思いました。ナナミは、純粋なカゴロクに出会って心が浄化されていくんですが、僕も純粋な人と出会うと心が洗われるような気持ちになります。そういうところに共感しました。
ーーこのドラマで演じたナナミや『PRINCE OF LEGEND/プリンス・オブ・レジェンド』の美容師王子など、弁が立つ役が印象的ですが、実際の清原さんは口下手なんですね。
清原さん そうなんです。もっと言えば、僕の周りにあんなに人はいません(笑)。
ーー役作りで苦労したところは?
清原さん 周りに人が集まる方、好かれる方を参考にしました。役に反映できたかどうか、自分ではわからないのですが、そういう方のイメージを頭の片隅に置いて演じました。
鈴木さん あまり考えすぎないようにしました。カゴロクの無知なところを生かそうと思いました。
ーーお互いの第一印象を教えてください。
鈴木さん 物静かで人見知りなところは、似ているなと思いました。最初から近い空気を感じていたので、安心して演じることができました。
清原さん 僕も同じ気持ちでした。やりづらさを感じたことはなかったです。最初から波長が合ったんだと思います。ただ、残念なことに僕は人見知りなうえに口下手でもあって。心を開いた後でもあまりお話ができないんです。
ーー鈴木さんの第一印象は、いかがでしたか?
清原さん キレイな男性だなと。
鈴木さん (笑)。
清原さん 僕がキレイ寄りではないので、キレイな男性を見るとそう思ってしまうんです。
鈴木さん 実は、僕は清原くんより7歳年上なんです。
清原さん 年の差は全く感じませんでした。年齢を知るまでは、同じ年か、ちょっと上ぐらいに思っていました。
ーーここは自分と違うな、意外な一面だなと感じたところは?
鈴木さん 撮影に入って気づいたんですが、お弁当選びです。僕が魚なら清原くんが肉というふうに、ずっと真逆を選び続けていたんです。
清原さん お互い全く意識せずに(笑)。
鈴木さん 意外な一面は、前髪を意識していたところです。
清原さん ほかの作品の役作りで、ストレートパーマをかけて。そのパーマが残っていたんです。
鈴木さん 普段、そういうタイプではないと思うのですが、前髪の最終チェックをしているところがカワイイなと思いました。
清原さん 僕もひとつ思い出しました(笑)。拡樹くんがスパゲティを食べるシーンで、白い衣装にシミをつけているところがカワイイなと思いました。
鈴木さん しかも地味に、目立たないところにシミをつけてしまい(笑)。カゴロクのキャラ的には、たくさん汚しても良かったんですが、うまくいきませんでした。
ーーおふたりが何か異能力を持てるとしたら?
鈴木さん 見た目ではわかりにくい能力かもしれませんが、常に元気という能力が良いです。病気も怪我もしないような。
清原さん スーパーヒーローたちが活躍する『ファンタスティック・フォー』という映画があって。その映画を観たときは、炎を操るキャラクター、ヒューマン・トーチが良いなと思いました。
ーー最後に、『虫籠の錠前』の見どころを教えてください。
清原さん テンポが良いので、あっという間にぜんぶ観れてしまうと思います。ぜひ一度観ていただきたいです。
鈴木さん カルト教団をめぐるサスペンス要素もでてきますが、コメディ要素もあります。もし、堅そうなストーリーだと思っている方がいらしたら、肩の力を抜いて楽しんでいただきたいです。
インタビューのこぼれ話
ちなみに、鈴木さんが付き合うとしたら、優しい人。疲れているときに気遣ってくれる人に惹かれるそうです。一方、清原さんは一緒にいて楽で周りに気を遣える人が良いとか。意外な共通点を感じさせてくれたおふたりでした!
Information
『虫籠の錠前』
3月22日(金)よりWOWOWライブにて放送開始
毎週金曜日よる10時~(全8話) 第1話無料放送
出演:鈴木拡樹、清原翔ほか
主題歌:Survive Said The Prophet『Right and Left』
公式サイト:https://www.mushikago-pj.net
©「虫籠の錠前」製作委員会
鈴木拡樹さん 衣裳協力:コート¥89,000、シャツ¥32,000、パンツ¥48,000(TRANSIT UOMO/STOCKMAN TEL:03・3796・6851) 靴¥10,000(BICASH TEL:03・3871・1855)
清原 翔さん 衣裳協力:ストライプシャツ¥27,000、パジャマパンツ¥26,000(JOHN MASON SMITH/HEMT PR TEL:03・6721・0882) ベスト¥10,000(bukht/HEMT PR TEL:03・6721・0882) そのほかのアイテムは、スタイリスト私物