“盛り塩”ってどうすればいいの? 運気の上がる置き方、替え方

ライフスタイル
2020.12.28
おうち時間が長くなった昨今。自分の部屋をキレイにして、パワースポットに! 家にいながらにして運気がぐんぐん上がり、よい気を取り入れられるTipsを伝授。塩のパワーを使った方法も紹介します。

長く過ごす時間だからこそおうちをパワースポットに!

家で過ごす時間が長くなった今は、運気として自分の部屋がどういう状態なのか、見直すのにぴったり。古神道数秘術研究家・中井耀香さんによれば、「家こそが開運の基本のキ」。

「一日の疲れを取ったり、リラックスして過ごしたり、家は開運に必要なエネルギー、よい気をチャージする大切な場所です。もし、すぐに横になりたくなるなら、その部屋はよくない状態にあります。すぐに外から入ってきた邪気や穢れを祓い、部屋を清めて、家全体を運の溜まる最強パワースポットにしましょう」

まずは塩でお清め&お祓い

日本人に馴染み深い塩による浄化方法。

お清め&お祓いに欠かせないものといえば、実際に殺菌作用があるお塩。

「日本人は、古代神道の時代から、塩が持つ浄化の力を上手に使ってきました。例えば、葬儀などに行った後、玄関先で肩に振るお清め塩は、私たちの習慣にすっかり根づいています。邪気から家を守るのにも、塩はとても役立ちます。簡単にできて、非常に強力なのが盛り塩。特にマンションなど集合住宅に住む人は、知らず知らずのうちに住人たちの因縁を受けやすいので、ぜひ試してください」

交換のタイミングや置く場所など、より塩のパワーを引き出す方法をご紹介!

盛り塩って?

Fortune

盛り塩の塩には、なるべく天然でミネラル分の高いものを用いる。「神棚のお水を替えるのと同じく、1日と15日に替えます。穢れを吸収しているので塩の再利用はNG!」

玄関の外を起点に対角線上の場所にもう一個プラス。

まず、外と部屋をつなぐ玄関ドアの外側に置くのが基本。「その対角線上にある場所にも置くと、悪い気が通れなくなり、最強の力を発揮! 外に面したベランダや、悪い情報も入ってくるPCまわりも置きたい場所です」

ブラックソルトの硫黄の匂いでカラダも浄化。

帰宅後は、湯船に塩を入れて浸かり、自分自身を清めると、外でついた穢れが部屋に溜まらずに済む。「塩風呂におすすめなのはブラックソルト。その硫黄の匂いで、外で受けた妬みや苦しみなどを一気に祓ってくれます」

日常でもこつこつと

お清め&お祓い術といっても、大変でも難しくもない。「気の流れを循環させるために床にモノを置かない、エネルギーを吸い込む鏡はキレイに磨くなど、些細なことに思えるけども、実際には見落としがちな小さなことを確実に実践するのが大切です」

掃き掃除→拭き掃除で、お祓い→お清め。

神社の参拝時に唱える祝詞には、お部屋開運術の大切なヒントがあるそう。「掃除は“祓いたまえ清めたまえ”というフレーズの通りに。つまり、汚れを祓う=掃き掃除の後、清める=水拭きをすることで、よい気を部屋に入れ込む準備が整います」

部屋の入り口の玄関はできるだけスッキリと。

家の入り口である玄関は、運気を部屋の中に招き入れる重要ポイント。「無対策では、よい気だけでなく悪い気も入ってきてしまうのが玄関。例えば、靴を出しっぱなしにせず、土間はできるだけスッキリさせておくと、金運がスムーズに入ってこられます」

中井耀香さん 古神道数秘術研究家。神道のお清めがベースの開運術をまとめた『神様があなたのそばにやってくる すごい「お清め」』(KADOKAWA)がベストセラーに。ほかに『開運! まいにちのお清め』(TJMOOK)など著書多数。

※『anan』2020年12月30日-2021年1月6日合併号より。イラスト・下窓まみ子 取材、文・小泉咲子

(by anan編集部)

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