角 佑宇子

マキシワンピはダメ…! 真夏も快適「フェスに着たい大人モテコーデ」 | デキるOLマナー&コーデ術 ♯106

2018.7.22
暑い季節にふさわしい、夏イベント! 音楽好きなら毎年は参加しているフジロックやロッキンジャパン。例年通りに参加する常連さんはもちろん、今年初参加をする予定のフェス初心者の方も今から指折り数えて、その日を心待ちにしているはず♡ そこで、今回はフェスにふさわしい失敗しない着こなしについてご紹介いたします。

間違いないのは『ショート・ハーフパンツ』

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【デキるOLマナー&コーデ術】vol. 106

インスタグラムやツイッターなどのSNSでよく見かけるフェスファッションといえば、タイダイ柄のTシャツや、ヒッピー感のあるマキシワンピースに、頭にはSuperflyのようなヘアバンドをつけている人を思い浮かべますが……あれって実際どうなのでしょう?

実は、野外が基本のフェスではああいった『インスタ映えコーデ』は向いていません。マキシワンピースは裾が踏まれやすく周りからも邪魔あつかい。紫外線を考えてスキニーやワイドパンツで挑むも、暑さや蒸れで長時間滞在できずに困る……という感想も多いので、フェス初めてさんは、ショートパンツもしくはハーフパンツのコーディネートから入りましょう。もちろん、足もとはスニーカーで。サンダルなど、足の指が露出していると誰かに踏まれたりしてケガしやすいので、足は守ってくださいね。

代わりにヘアアレンジやブレスレット、ピアスなどにオシャレさのこだわりを出したり、Tシャツの柄をいつもより派手にすることでフェスコーデを思い切り楽しめます。

通気性の良いレギンスに+ジャージーワンピ

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暑さ対策のためとはいえ、足を露出するのがどうしてもイヤ! というアラサー世代の方も多いですよね。次にオススメするのは、再流行している「レギンス」に膝丈のジャージーワンピース。レギンスもパンツどうよう、肌に密着してムレるんじゃないかと心配しますが、スポーツやアウトドア用の通気性が良いレギンスを選べば比較的、動きやすくて楽チンですよ。

ジャージーワンピースはシンプルなストレートシルエットでスポーティに。屋外で立ったり、しゃがんだり、動きが激しい場合はストレッチが効くジャージー素材のアイテムが本当に活躍できます! 窮屈さがないうえに、生地が軽いので長時間滞在にうってつけな素材。

個人的にはモノトーンのコーデで抑えて、足もとはよりスポーティなナイキやアディダスのシューズで決め込むのがモード感あふれる、かっこいいフェススタイルでおすすめです。

ヒッピースタイルはポンチョ風トップスで

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動きやすさや過ごしやすさも大切だけれど、シーンに合わせたオシャレも思い切り楽しみたい!という方は、定番中の定番ではありますがヒッピー・エスニックモードを楽しむのが良いですよね。ただし冒頭でお伝えしたように、マキシワンピースは動きづらいうえに、人混みの中では迷惑のもとになるので避けたほうがベターです。

代わりにフリンジタイプのポンチョトップスでヒッピー感を楽しみましょう。ボトムはデニムのショートパンツや、オルタナティブ柄のコットンショートパンツでもOK。ゴツメのシルバーアクセも悪くはありませんが、人が密集している場ではアクセサリーもときに凶器になってしまうことがあるので多用づかいは控えて、できれば革のアクセサリーやチョーカーで雰囲気を出すのがオススメです。

帽子・サングラス・吸水性インナーは必須!

隔離された環境で一日中音楽を楽しむ野外フェスは、それだけで楽しいもの!帰りのことを考えるとできるだけ身軽で挑みたいものではありますが、必ず持参した方が良いものは忘れずに持っていきましょう。その中でも、熱中症対策になる帽子やサングラスは必須。Tシャツの下に着るインナーは吸水性の高いアクティブ向けのインナーを取り入れるのがオススメです。

またレインポンチョや折りたたみできるレインブーツなんかもあると、天気の変わりやすい山間では便利です。ぜひ、暑い・動きづらい・邪魔……というストレスを無くした完璧コーデでフェスを思う存分に楽しんでくださいね。