夫の不倫相手は親友でした… 30代サレ妻が絶望した「衝撃の調査報告書」【前編】

夫の不倫相手は親友でした… 30代サレ妻が絶望した「衝撃の調査報告書」【前編】

文・塚田牧夫 — 2024.1.21
パートナーが不倫をしたら、許せないのは当然です。さらに不倫相手が自分の身近な人物だったとしたら、絶望感に襲われるでしょう。美佐子さん(仮名・35歳)は以前にそんな経験をして、複雑な状況に陥ったそうです。どのようなことが起こったのか、詳しく話を伺いました。

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夫の異変に気付く

「夫とは7年前に結婚し、その1年後に息子が生まれました。息子が幼稚園に入園してから私は仕事に復帰。忙しい日々を過ごすなかで、ある日夫の異変に気付きました。というのも、帰りが遅くて連絡がつかないような日が増えていったんです。職場の人たちと飲みに行っていると言うものの、どうも頻度が多いように感じました。
それに、お店の様子や飲み会での話題などを尋ねても、はぐらかされるような態度ばかりだったので、だんだん疑いが強くなりましたね。夫の行動を監視するような日々が続くなか、高校時代から仲の良い親友から連絡があり、食事をすることになりました」

既婚の親友へ相談してみると…

「雅美(仮名)と香織(仮名)は、高校時代から付き合いのある親友です。雅美は結婚していて、私と同じように子育て中。一方の香織は、未婚で仕事をバリバリこなしていました。
雅美とはたまに会う機会がありましたが、香織は仕事が忙しいらしく、しばらく会っていませんでした。その日も香織は来ることができず、雅美とふたりで会うことになったんです。
ふたりとも夫と面識があったので、最近の夫の怪しい動向を雅美に話してみることに。すると、雅美は少し考えてから、“もう少し様子を見たほうがいいのでは”と言いました。“うちも同じようなことがあった”と言ってくれたので、ひとまず雅美のアドバイスに従うことにしたんです」

夫の不倫相手は親友だった

「しかし、夫の行動に改善は見られず、怪しいと思える場面も増えてきました。このままでは埒が明かないと思い、私は探偵に調査を依頼することに。依頼から1週間ほどで連絡があり、受け取った調査報告書から夫の不倫が確定しました。
それだけでも十分ショックでしたが、驚いたのはその相手。なんと、写真に写っていたのは、親友のはずの香織だったのです。私はすぐに香織に連絡しましたが、電話に出てもらえません。そこで雅美に連絡を入れると、会って話すことになりました」

親友から聞かされた真実

「雅美と待ち合わせてカフェに入ると、いきなり“ごめんなさい”と謝られました。雅美は、夫と香織の関係を知っていたのです。私は“なんで教えてくれなかったの”と訴えましたが、雅美も随分と悩んでいたようでした。
雅美の知っている限りでは、夫と香織は2か月ほど前に偶然会う機会があり、関係を持ってしまったそう。香織からその話を聞き、すぐに関係を断つように説得を試みたようです。
それがちょうど、私が“夫の行動が怪しい”と雅美に話していた頃のことだと言います。私が勘づいていることがわかって雅美も慌てたようですが、熱心に説得を続けたものの、そのうち香織と連絡が取れなくなってしまったとのこと。
雅美から、“必ず3人で会う機会を設けるから、とりあえず冷静になって”と言われました。夫と香織の関係を知ったときは血の気が引きましたが、雅美が親身になってくれたおかげで、私は孤独感におそわれることなく、なんとか心を落ち着かせることができました」


夫と親友に裏切られた「サレ妻の結末」とは… 後編に続きます

“親友に夫を奪われた妻の告白”をご紹介しました。
ただでさえパートナーの不倫はショックであるのに、その相手が自分の友人であれば衝撃は計り知れません。夫と親友の罪は重いでしょう。
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