このまま一緒にいたいです…誘いたいけど誘えない終電間際の男女の本音

文・塚田牧夫 — 2022.10.2
気になる人とのデート、夜遅くまで一緒にいれば、終電ギリギリになってしまうこともありますよね。では、終電まであとわずかというとき、“男性の本音”と“女性の本音”にはどんな違いがあるのでしょう。それぞれの思惑が交錯する場面での男女の本音に迫ります。

女性の本音:「どうしたいのかハッキリして」

「男性と飲みに行ったとき。夜も遅くなってきたので、向こうが“いったん出よう”と言うのでお店を出たんですね。

しかし、“いったん”と言ったはずなのに、駅のほうに向かっていくんです。かと思いきや、途中で手を繋いできて帰りたくなさそうにしていて……。

何も言ってこないので、どうしたいのかハッキリして欲しいと内心思っていました」サチ(仮名)/28歳

終電間際での曖昧な行動が一番困るのではないでしょうか。

誘うなら誘う、帰るなら帰る、として欲しいところでしょう。

女性の本音:「なんで誘ってくれないの」

「終電近い時間まで一緒にいるということは、イヤな相手じゃないってことでしょう。なら、なぜそこで誘ってくれないのでしょうか。

女性のほうからは言いにくいですし、こういうときは相手から誘われたいです」マナカ(仮名)/26歳

この女性からすると、イヤな相手であればもっと早い時間に解散しているということですね。

それにもかかわらずまだ一緒にいるということは、女性からのサインであるということ。ならば、男性から声をかけて欲しいという意見です。

男性の本音:「ヒントが欲しい」

「女性を誘って食事をしに行ったんですね。夜になって、“そろそろ終電が”と言うので駅のほうに向かったんです。

なのに、途中で“この店行ったことある”とか言いながらゆっくり歩いているんですよ。この後も誘っていいのかなんなのか……、もうちょっとヒントが欲しいと思いました」アツシ(仮名)/27歳

男性も断られたくないですから、誘うのにも勇気が要るのでしょう。

そして誘ってもいいのなら、何かしらのサインが欲しいというわけです。

男性の本音:「誠意を見せたい」

「気になっている女性と飲みに行って、けっこういい雰囲気になったんです。あっという間に終電の時間になって、なくなくサヨナラをしたんですが、LINEを送っても返事がなくて!

友だちにこの話をしたら、“逃したな”と。こっちは誠意を見せたくて、誘わなかったのに……。悔しいったらありゃしなかったです」ハルキ(仮名)/27歳

本命の相手だからこそ、終電で解散したんですね。また、この男性は知り合って日が浅いうちに誘うのは、誠意のない対応だと思ったのでしょう。

一方で女性としては、“誘われなかったから、脈なし”と思ってしまったのでしょうか。そこに、認識の差が生まれたようです。

“終電間際での男性の本音と女性の本音の違い”をご紹介しました。

いろいろと思惑が交錯する場面ではありますが、これも恋愛の駆け引きの1つ。相手の反応を見ながら、求めているもの、求められているものを察知して、女性も男性も、自分からアクションを起こすことが大事かもしれませんね。

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※ 2020年12月28日作成