夫には言えないけど…「熟年離婚を考えている女性たちの告白」4つ
離婚後の生活も計画済み
「私は長年専業主婦だったので、夫に離婚を切り出しても“お前は何もできないくせに、自分ひとりで生活できると思ってるのか!”と怒鳴られるのは目に見えています。でも離婚後の生活のためにコツコツと貯金してきたし、すでに住む場所も決めてあります。子どもたちも私の味方をしてくれているので、離婚しても関係性が変わることはありません。もう1日も早く夫と離婚したいですね」(62歳/主婦)
突然離婚を切り出されて戸惑う男性も多いですが、妻側は綿密な計画を立てているもの。夫と別れてもやっていけるよう、きちんと自分の生活を確保しているようです。
20年以上前から離婚を考えていた
「夫は家事や育児を一切せず、私に酷い言葉ばかり浴びせてきました。なのでもう20年以上前から離婚を考えていますね。今年ようやく一番下の子が成人したので、離婚を切り出そうと思っています」(51歳/パート)
熟年離婚とはいいますが、ここ数年の思いつきではなく何十年も前から離婚を考えているケースがほとんどなよう。裏を返すと、積年の恨みだからこそ、今から離婚を回避するのは困難かもしれません。
実は一緒になりたい人がいる
「夫はかなりの女好きで、相手を変えながら何十年も不倫していました。そのことをとある男性に相談したら、すごく親身に話を聞いてくれて。彼は奥さんが亡くなっていて独身なのですが、これからの人生は彼と過ごしたいと強く思うようになりました。夫は自分は何をしても許されると思っているようですが、きっちり慰謝料をもらって熟年離婚したいと思います」(58歳/パート)
夫の裏切りに耐えていたときに、ほかの男性から優しくされたら気持ちも揺らぐものです。夫とはきちんと離婚して、今度こそ幸せになりたいと思うでしょう。
定年退職した夫と一緒にいるのがしんどい
「以前は平日夜と土日に家にいる程度だったのに、夫が定年退職してからは毎日家にいるのがしんどくて。1日中“ご飯は?”と催促してくるのでイライラします。これがこの先ずっと続くのかと思うと、熟年離婚を考えてしまいます」(65歳/主婦)
今までは適度な距離があったからよかったものの、夫と四六時中一緒にいるとなると息が詰まるよう。「これなら一人のほうが気が楽」と思ってしまう気持ちもわかるでしょう。
「熟年離婚を考えている女性たちの告白」をご紹介しました。
やはり一番多いのは、何十年ものストレスが募って熟年離婚を決意するパターンのようです。子どもが自立してからの夫婦関係は、今までお互いがどれだけ思いやりを持って接してきたかの答え合わせなのかもしれませんね。
©maroke/Adobe Stock ©aijiro/Adobe Stock