やだ泣ける…不倫された者同士の「慰め合いLINE」覗き見3選

文・塚田牧夫 — 2019.2.27
不倫されたときの気持ちというのは、経験をした者にしか分からないでしょう。怒りや屈辱といった感情がない交ぜになり、収集つかない状態になることも。そういうとき、理解してくれる人の存在はありがたいもの。今回はそんな、“不倫された者同士の慰め合いLINE”について経験者に話を聞きました。

「死んだと思おう」

「妻の不倫が発覚。しばらく呆然としていました。僕のなかでは屈辱的で、恥ずかしくてほかの人には言えない……といった精神状態でした。

でも唯一、同じような経験をしている友だちがいたので、そいつにだけはLINEで伝えたんです。向こうは、“そうか……”と驚くでもなく、すんなりと受け入れる感じでした。

“奥さんは、もう以前の奥さんじゃない”と言われました。だから理想を抱かないほうがいいし、期待もしないほうがいいと。やっぱり説得力がありましたね。

最後の、“以前の奥さんは死んだと思おう”という言葉が、心にズシッと重くのしかかりました」ノリタカ(仮名)/37歳

「あなたは何も悪くない」

「夫の帰りが遅くなったり、休日に出かけたり、怪しい行動が目立つように。嫌でも、不倫を疑いました。そして、ほぼ確実……という状況に。

夫を責める気持ちもあったけど、自分を責める思いも強かった。もともと夫は真面目なタイプだったので、不倫に走らせてしまった原因は自分にもあると思ったからです。

そういう時期に、なんと親しい友人から“離婚するかもしれない”という連絡がきたんです。聞くと私と同じような状況で、ビックリしました。

その子もすごく性格のいい子で、自分を責めていました。だから、“あなたは何も悪くない”とメッセージを送りました。そうやってお互いに慰め合いました。

なんとか気持ちを強く持てるようになり、夫と向き合う覚悟もでき、話し合いの場を設け、別れる方向で進むことができました」イクミ(仮名)/35歳

「かわりに俺がやってやるから」

「妻が、職場の人間と不倫をしていることを知りました。怒りが込み上げ、どうにもできなくなり、乗り込んで殴ってやろうと思ったんです。

友だちにひとり、同じように奥さんに浮気されて、相手を殴った奴がいました。そのとき俺は笑ってたけど、まさか同じ境遇に立たされるとは……。

で、一応そいつに連絡してみたんです。すると“やめておけ”と返事がきました。“経歴に傷が付くだけだ”と。

そいつのときは、傷害罪に問われそうになったのを、奥さんが不倫相手に頭を下げて見逃してもらったらしい。それで情けない思いをしたと……。

だから、もしやるなら“かわりに俺がやってやるから”と言ってくれた。そういうやり取りをしているうちに、少し冷静さを取り戻しました」カナメ(仮名)/35歳

“不倫された者同士の慰め合っているLINE”をご紹介しました。

気持ちを理解してくれる相手がいるというのは、ありがたいことだし心強くもあります。なのでもし、自分が相談される側になったときは、ないがしろにせず、親身になってあげるべきでしょうね。

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