やっぱりお前が好きだ…男がヨリを戻したくなった「元カノの切ないLINE」3つ

文・塚田牧夫 — 2019.1.15
別れてからしばらくして、相手のことをふと思い出してしまうことがあるはず。自分からフッたにも関わらず、元サヤに戻りたい……なんていう自分勝手なことを考えてしまう場合もあるでしょう。今回はそんな、“ヨリを戻したくなった元カノのLINE”というテーマで男性たちに話を聞いてみました。

「あの日の雪みたい」

「冬のある日。1年前に別れた元カノと、LINEで連絡を取る機会がありました。共通の友だちが結婚するということで、周りに連絡を回すための相談でした。

その日は雪が降っていました。“すごい雪だね”と送ると、“あの日の雪みたい”と返ってきた。その言葉で、パッと5年前の記憶が蘇りました。

5年前、友だち4人でドライブに出かけたんです。でも、途中からものすごい雪が降り始めて、引き返さなければならなくなりました。友だちを送り、2人きりになったところで、いよいよチェーンを付けなければ進めないぐらいに積もってきたんです。

なので、彼女を連れていったん僕の家に避難しました。そこでいろんな話をして、自然と惹かれ合い、後日付き合うことに。

彼女の“あの日の雪みたい”で、そのときの光景がまざまざと思い出された。あのころに戻れたらな……と一瞬思ってしまいました」ユウト(仮名)/31歳

「まだ時計持ってる?」

「あるとき、元カノから突然LINEが来ました。“まだあの時計持ってる?”と。時計というのは、3年ぐらい前、付き合っていたときにお揃いで買った腕時計のことでした。

彼女はまだその時計を使っていて、故障してしまったみたいなんです。同じ部品があればすぐに直るということで、俺に聞いてきたのでした。

まず、その時計を、元カノがまだ使っていたことに驚きでした。俺なんてもう、どこにいってしまったか分からない。

もし俺に彼女がいなければ、ヨリを戻したい……と思っていたでしょう。壊れた時計を直すように……」ヨシナリ(仮名)/33歳

「アルバム出たから」

「元カノも僕も、もとは音楽をやっている仲間でした。それがキッカケで付き合いました。ところが、僕のやっているバンドが解散し、僕が音楽の世界を離れたことで、次第に関係がギクシャクし始めて別れてしまいました。

彼女のほうは、自分のバンドを続けていました。別れて1年経ったときでした。彼女から“アルバム出たから”とLINEが来ました。付き合っていたころから制作していたアルバムが、完成したという報告でした。

アルバムの曲目を見ると、ひとつ、気になるタイトルが。僕と彼女がよく行った場所の地名が、タイトルにありました。聴いてみると、失恋の曲でした。僕との思い出を歌にしていた。

最終的には、僕の浮気が原因で別れたにもかかわらず、すごくキレイな曲に仕上がっていました。なんとも言えない気持ちになりました。感想は伝えられなかった……」マコト(仮名)/32歳

“男がヨリを戻したくなった元カノのLINE”をご紹介しました。

言葉にはできなくても、ヨリを戻したい……と思っている瞬間は結構あるようです。もし未練があるようであれば、こういった手段で揺さぶってみるといいかもしれません。

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