とんかつ、何かける? 女性約200人に聞いた「とんかつの食べ方アレンジ」
女性約200人に聞いた「とんかつの食べ方アレンジ」
まずはシンプルに次の質問からスタート。
Q. とんかつは好きですか?
「はい」が全体の3/4を占める結果となりました。続いて、どちらの部位を揚げたものが好きかを聞いてみました。
Q. ロースとヒレ、どちらのとんかつが好きですか?
一般的にとんかつと言えばロースのイメージが強いように思えますが、ヒレを好む人が約6割もいました。男女でリサーチを行ったら別の結果になっていたかもしれず、ダイエットやヘルシー志向の意識が高い20代~30代の女性ならではの結果なのかもしれません。その証拠に選んだ理由をそれぞれ見てみましょう。
ロース派
「脂、大好き!」(32歳・自営業)
「ロースの方がお肉が柔らかいイメージ」(30歳・専門職)
「脂が体に元気を与えてくれる」(24歳・会社員)
「とんかつと言えば豚のうまみが詰まった脂が最高なので」(28歳・会社役員)
「ジューシーでおいしいから」(33歳・デザイン)
ヒレ派
「脂っこすぎると胃もたれするので、ヒレがちょうどいいです!」(37歳・主婦)
「さっぱりしていて罪悪感が少なく食べられて好き」(28歳・管理職)
「ヘルシーなヒレが好き!」(29歳・自営業)
「油っぽいと気持ち悪くなるのでヒレ一択! ロースは一口で十分」(34歳・会社員)
「柔らかくて油が少なくて食べやすい」(35歳・自営業)
ロースのキーワードが脂、ジューシー、うまみ等に対して、ヒレはヘルシー、さっぱり、罪悪感がない、といったところでしょうか。アラサー女性の多くが求めているポイントとうまく合致していることから、ヒレに軍配が上がったようですね。
では、とんかつの食べ方について、お伝えしましょう。
Q. とんかつには何をかけて(つけて)食べますか?
複数回答。
次の9種類から選んでもらいました。
ソース、醤油、からし、大根おろし、ケチャップ、マヨネーズ、焼肉のタレ、レモン汁、その他
ソースが9割に迫る勢いでぶっちぎりの1位となりました。次いで大根おろし、からし、レモン汁、醤油と続きます。その他には「塩」(32歳・自営業)、「抹茶塩」(28歳・管理職)、「味噌」(29歳・会社員)、「ポン酢」(34歳・会社員)といった声が寄せられました。複数回答ですから、2種類以上を組み合わせてかけたり、つけたりしている人も多いでしょう。
最後は、食べ方のアレンジのご紹介です。先述した複数の調味料の組み合わせのほか、おいしく食べるコツや罪悪感を覚えない精神論的なものに近い(!?)食べ方を一挙に発表します。試してみてくださいね。
「ソースもいいけど、おろしポン酢、刻んだシソと一緒に食べるのがさっぱりしてて好きです!」(37歳・主婦)
「ソースとレモンを絞って食べるのを交互に!」(29歳・自営業)
「レモン汁をかけて、ソースをかける」(33歳・デザイン)
「ソースで食べつつ、あいだに大根おろし+醤油で食べる」(34歳・会社員)
「脂身の部分は塩でさっぱり、脂身がない(少ない)部分はトンカツソースで食べています」(28歳・管理職)
「ソース半分、おろし半分にして食べます」(35歳・自営業)
「ポン酢に大根おろしをすったもので食べるとあっさり楽しめる」(34歳・会社員)
「お肉の味がしっかりしている時はお塩でシンプルにいただくのが◎。味噌は愛知県に住んでいたことがあるので愛知県民は定番だと思います! おいしいですよ」(29歳・会社員)
「衣がしなしなしてしまわないように、1切れずつソースをかけて食べる!」(29歳・自営業)
「とんかつに直接のソースをかけると衣がしなしなになって嫌なので、別皿にソースを出して1切れずつ食べるタイミングでディップ式で食べます」(28歳・経営者)
「レモン汁をかけることによって罪悪感が減るので多めにかけてます(笑)」(33歳・クリエイティブ職)
まだ試したことのないものや、共感できる組み合わせがあったと思います。なかでも筆者は、脂身は塩、それ以外はソースという食べ方が参考になりました。ひと切れずつこれらのアレンジで食べてみたいですね(笑)。とんかつをどうやったら自分好みにおいしく食べられるか、正直言えばそんなたわいのないことを考えられる日常がかげがえのない幸せだったりしますよね。毎日を平穏に過ごせることに感謝しながら1切れずつ大切に味わいましょう。
以上、女性約200人に聞いた「とんかつの食べ方アレンジ」でした。
©keytone/Getty Images