ハダカのコクハク【Epi6-4】「たつだけで、超幸せ♥」

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ハダカのコクハク【Epi6】 「未完成なセックスばかりの人生」 ■ハダカになる人 静さん(仮名) ■データ ・年齢・32歳 ・職業・会社員 ・彼氏 有(2年) ・初体験 1...

ハダカのコクハク【Epi6】

「未完成なセックスばかりの人生」

■ハダカになる人
静さん(仮名)

■データ
・年齢・32歳
・職業・会社員
・彼氏 有(2年)
・初体験 16歳
・経験人数 8人くらい
・H回数 1回/月(その前は2年前)
・好きな体位 騎乗位
・苦手な体位 バック

「今日は、恋愛時代を終わらせようと思って、洗いざらいぶっちゃけに来ました! 話すと暑くなると思うので、先に1枚脱いでいいですか?」
と、やる気満々で現れた静さん。連載初の30代女性で、てきぱきとした口調からもルックスからもインテリな雰囲気が漂ってきます。子供の頃は成長が早く、小4で生理が来て、翌年には生理不順で初めて婦人科を訪れたとか。体だけみるみる育ってしまった静さん、長年の悩みはセックスの不全。

 

【Epi6-4】
たつだけで、超幸せ♥

1年浪人して、お嬢系の大学に入学すると、周りに合わせてお嬢キャラを作り始めました。中出しギャル時代の話なんてできるわけもなく、汚れた過去はすべて封印。罪悪感から逃れるために、男を知らない処女のようにふるまいました。

大学の友達の彼氏は、東大、早稲田、慶応といった一流大学ばかり。私も負けじと、いい大学で、背も高く、大手企業に就職が決まっていた男性とつき合うことに。

当時の私は、処女キャラを作るだけじゃなく、「私は処女だ!」と思い込もうとしました。願いが通じたのか、彼に初めて指を入れられたとき、血がドバっと出てくれたんです。「処女を演じられた!!」と心の中でガッツポーズ!

処女になりきれた私は、「セックスは結婚する人とだけ」とピュアぶったことを、しゃあしゃあと言いました。その言葉は、お坊ちゃんだった彼にプレッシャーを与えちゃったはずだと深く反省しています。「セックスをしたら責任をとらなければいけない」ということですもんね。結果、彼とは4年つき合っていたけど、1回も挿入をしていません。

最初は入れる挑戦はしました。でも、私の言葉のせいなのか、元々か分からないけれど、彼は完全に勃起できない、いわゆるEDでした。少しは硬くなるので入れようと思えば入れられたのかもしれませんが、過去のトラウマがあり、私も積極的に受け入れる気持ちにはなれませんでした。

途中から「結婚してから、入るようになればいいよね」という不気味な考え方になり、お互い「いつか入るよね」と言い聞かせていました。毎日イチャイチャはしていたけど、それは『入れないための儀式』だった気がします。スキンシップさえしていればいいだろう的な、逃げですよね。

 

セックスのない、関係・・