「ストーカーを呼び込んでしまう」ハダカのコクハク #Epi16-3

今ドキ女子のリアルな本音を掘り下げていく人気連載『ハダカのコクハク』。第16回目の3話目は、初めて付き合った彼との思い出によって、無意識にストーカーを呼び込んでしまっていたことに気付かされてしまいます。

ハダカのコクハク【Epi16】

アンアン本誌でも活躍するロマンスライター・ピンク先生が、今ドキ女子のリアルな本音を掘り下げていく人気連載『ハダカのコクハク』。第16回目は付き合った彼の要求をなんとなく断れずに応じてしまった末にストーカーに悩まされたマリエさんのお話。ストーカー製造機の実力やいかに…

「3人のストーカー」

■ハダカになる人
マリエさん(仮名)

■データ
・年齢 27歳
・職業 会社員
・パートナーの有無 無
・初体験 18歳
・経験人数 20人
・H回数 月1
・好きな体位  正常位
・苦手な体位  立ちバック

小倉優子さん似のマリエさん。清楚でほんわかした雰囲気だけど、ジムで腹筋を鍛えることにハマっているという、ギャップ系アクティブガール。「私、ひどい恋愛経験が多いので……この際ネタにしちゃおうと思って」と告白しに来てくれました。ここで洗いざらい話すことで、ダメンズ人生から脱却できることを祈っています!

【Epi16-3】

初めてつき合った彼

 私が男性とうまくつき合えないのは、19歳のとき初めてつき合った彼氏が原因だと思う。それまでは、「彼氏を作ったら、エッチをしなくちゃいけない」のがコワくって、好きな人に告白されても「OK」が言えなかった。好きでつき合いたくても、「エッチができない」と言えないから、初めからつき合わないようにしていました。正直、他人と交わることがコワかったんです。日常生活で、他人と肌と肌が触れ合うようなことなんてないじゃないですか? だからハダカで他人と一緒にいるなんて、絶対ムリだと思っていました。

でも、初彼は、そんな私の中にいとも簡単に入ってきました。

 初彼は、道で前から歩いてきた人。目が合って「カッコいいな」と思った瞬間、いきなり話しかけてきた5歳年上の美容師くん。「モデルを探しているんです。今度雑誌の撮影に来てほしい」と言われ、あれよあれよと言う間に連絡先を交換し、すぐにデートするようになった人。

 初エッチも、美容師くんのペースにノせられて、あれよあれよという間に終わりました。「ぽかーん」って感じ。エッチが終わった後に「実は初めてだった」と伝えました。彼、すごい遊び人だったと思うから、大学生になるまで処女だった私に、逆に興味を持ったようでした。私はエッチしたときから、彼とつき合っていると思っていたんですけど、2か月くらいして「つき合おう」って言われ。「えっ!?」と驚きました、まあ、そのまま2年ほどつき合いましたけど。

 彼のお客さんに見つからないように、デートは家エッチばかり。それも、向こうが会いたいとき(やりたいとき?)だけしか会えませんでした。たまに外で会うこともあったけれど、美容師くんは基本お金がなかったから、缶ジュースを買って公園で飲むか、セルフ式のカフェで割り勘でお茶してバイバイ。2年つき合って、レストランに行ったのなんて誕生日くらいですよ。

 美容師くんとつき合って得たものは、我慢強さ。会いたくてもなかなか会えない、メールの返信はほとんどない、デートしたくてもできない……彼とつき合っているときはいろんなことを我慢していました。だから、彼と別れてからは、彼と正反対の男性が、好きなタイプになりました。ご飯をおごってくれて、私に何かあったらすぐに「大丈夫?」と連絡をくれるような、マメで優しい人のことがいい男に見えるように。

はっ!!!

初交際によって生まれた “好きなタイプ”、それがストーカーに遭いやすい原因なのかもしれません! マメで何かあったらすぐに連絡をくれる男なんてキケンですよね。ストーカーになりそう! じつは、私が自ら、ストーカー予備軍を選び、うまく育てていたのかもしれない! 私の行動がいけないのだとばかり思っていたけれど、そもそもストーカー性質の男性を選んでいたとは……。


 

ストーカー気質の男?

マリエさんのコクハクを終えて。Pink eye’s

ストーカーになってしまう心理

ストーカーになりやすい男を、自ら選んでいたことに気づいてしまったマリエさん。
 
そういえば、私もストーカーをしたことがあります。連絡がつかない彼氏に鬼のように電話をしたり、真夜中に彼の家の前でまちぶせしたり。こんなストーカー行為は、後にも先にも一度きりですが、私もストーカーになりやすい性質を持っているんだと思います。そんな私が勝手に分析する、ストーカーになりやすい性質は……。

不安になりやすい
思い込みが激しい
人の気持ちが気になる

よく言いかえると、空気を読もうとして、人からの評価を気にする人。人あたりがよく要注意人物だと気づきにくいものです。第一印象がよい人とは、すぐに距離を縮めないほうがいいと言えるかもしれません。とはいえ、人を疑いすぎると恋の予感も逃しちゃう。難しいところですね。

 

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(C) petekarici/Gettyimages