使いやすさも◎ デリケートゾーンのケアもできる、ハイブリッドな潤滑剤が誕生

2023.10.22
ananフェムケア連載「Femcare file」。今回のテーマは、進化するセクシュアルウェルネス。タブー視されることの多かった性に関するお悩みと前向きに向き合える、新発想のアイテムをご紹介します。

【Lingerie Cosmetics】peec Essence Lubricant Lotion

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パートナーとの時間やセルフプレジャーでオーガズム行為を促進すると同時に、デリケートゾーンのケアもできるハイブリッドな潤滑美容ローション。デリケートゾーンのケアに適した保湿成分・整肌成分をたっぷりと配合。ヒト脂肪細胞順化培養液など厳選された美容・植物由来の成分がデリケートゾーンの黒ずみ(※1)やニオイ(※2)をケアし、清潔に保ってくれる。皮膚科・美容外科医監修の上、安全性試験も行っており、安心して使える。※1 汚れ・古い角質 ※2 香りのケア

コンパクトな1回使い切りタイプで持ち運びしやすい。半分に折ると真ん中が割れて片手で簡単に中身を出せる。ほんのりと漂うローズの香りが気分を上げてくれるのもうれしい。1箱5枚入り(1枚7g)¥1,980(Lingerie Cosmetics https://peec.co.jp/

商品の魅力を深掘り!

性交渉やセルフプレジャーで用いる潤滑剤と、デリケートゾーンケア用のアイテム。その2つを合体させた画期的なアイテムが登場。「peec」は潤滑剤としてだけでなく、デリケートゾーンのケアもできるハイブリッド商品だ。誕生のきっかけを開発担当に伺った。

「私が周囲の20代の女性たちに話を聞いたところ、痛いとか、気持ち良さが感じられないなど性交渉に悩んでいる人が多かったんです。なにか、そういった悩みに応える商品を作りたいと考えたのが発端です。フェムケア意識の高まりにより、デリケートゾーンケアの重要性も広く知られるようになってきたところだったので、性交渉に関する悩みに寄り添いながら、同時にデリケートゾーンケアもできるものがあったら…とアイデアが浮かび、具体的に商品化が始まっていきました」(Lingerie Cosmetics プロジェクト責任者 CCO 原田瑞穂さん)

開発期間は1年半。成分の配合に非常に苦労したのだとか。

「一般的な潤滑剤に用いられている成分は皮膚に塗ると乾燥してしまいがちなので、使用後にこすり洗いをする必要があるものが多い。“潤滑剤としても保湿剤としても使えて、塗ったままでOK”を実現するために、さまざまな成分を試しました。peecは美容・植物由来成分も配合しており、デリケートゾーンの黒ずみやニオイのケアに効果的なので、日常的なケアに使っていただきたいです」(Lingerie Cosmetics プロダクト開発責任者 カラフチ“Sina”唐太郎さん)

使いやすさもとことん追求。ケチャップなどのミニパックのように、半分に折ると中心部分が割れてローションが出てくるので、片手で簡単に出すことができる。

「潤滑剤はボトルタイプのものが多いのですが、開発にあたってリサーチしたところ、性行為の最中に“ボトルの蓋を開けて中身を手に取り、フタを閉める”という一連の動作で興ざめするという意見が男女問わず多く聞かれたんです。そこで、ムードを壊さないよう片手でサッと扱えるパッケージを採用しました」(カラフチさん)

1回使い切りの小分けパッケージで、デザインにもこだわった。

「生活になじむアイテムを目指して、部屋に置いたり、ポーチの中に入っていても恥ずかしくないデザインを意識しました。peecは、“ランジェリーコスメブランド”を冠しているのですが、これも“美しい下着を身に着けるように、心身を慈しんでほしい”という思いからです」(原田さん)

ほんのりとローズの香りが漂い、塗ったところがじんわりと温かくなってくるのも心地よい。

「今後は香りのバリエーションを増やすなど、お客様の声も反映して商品をさらにアップデートしていきたいです」(カラフチさん)

※『anan』2023年10月25日号より。取材、文・音部美穂

(by anan編集部)